1975-07-02 第75回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
○宮澤国務大臣 実は、ソ連のアジア集団安全保障構想でございますか、そういう話の実態が私どもに余り具体的に伝えられたことがございませんで、何か断片的にそういう話がときどき出てくるということで、どのような構想であるのか、私ども自身が、平和条約ができなければ何を言っても無意味なことであるという気持ちであるせいもございますと思いますけれども、それにすりかえた構想であってはならぬという態度で終始参っておりますので
○宮澤国務大臣 実は、ソ連のアジア集団安全保障構想でございますか、そういう話の実態が私どもに余り具体的に伝えられたことがございませんで、何か断片的にそういう話がときどき出てくるということで、どのような構想であるのか、私ども自身が、平和条約ができなければ何を言っても無意味なことであるという気持ちであるせいもございますと思いますけれども、それにすりかえた構想であってはならぬという態度で終始参っておりますので
○河上委員 その際、アジア集団安全保障構想ということになりますと、当然朝鮮半島の平和的統一について考えがなければおかしいわけでございますけれども、ソ連側から朝鮮半島の統一問題について、特に言及されたことはございませんですか。
○岡田(春)委員 もう一点、外務大臣に伺いますが、ソ連におけるアジア集団安全保障構想なるものがありますが、この前提としても、領土の画定なしにはこの問題は解決できないと思いますが、この点はいかがですか。
それに対して外務大臣ははっきりした御返事はございませんでしたが、しかし先般のニクソン・ブレジネフ会談、そして今度また田中・ニクソン会談というものが行なわれるにあたって、ソ連がかねてから提起しておるこのアジア集団安全保障構想というものは、やはり当然日米間の間にも討議、問題とされなければならない課題であろう、私はこのように思います。
この際、安保条約の問題に触れませんけれども、そういう意味では、このアジア集団安全保障構想というふうなもののイニシアチブを日本がとるべきではないのか。ソビエトにおいでになっても、このことは十分話してくるべきではないのか。
○大和田政府委員 いわゆるヨーロッパ安全保障会議、それとブレジネフ書記長によって唱えられたアジア集団安全保障構想、その関係及びそれに対する日本の考え方という御設問でございますが、ヨーロッパの安全保障の会議というものは、先ほど申し上げましたように、三十五カ国がほかの国を入れないという前提でやっておりまして、日本がこれにオブザーバーとして参加する、あるいはメンバーとして参加するという可能性はいまないわけでございます
次に、石原君は、一九六九年夏、ソ連が発表したアジア集団安全保障構想についてのわが国の見解を問われたものと思います。ソ連は米国と相並ぶ超大国として、アジアに対してもますます大きな関心を寄せており、右構想もそのあらわれと見ることができます。
次に、いま中曽根防衛庁長官からもありましたが、やはりソ連の考えておりますアジア集団安保構想というのがありますが、これの一つのあらわれではないか、このような見方もあるということを新聞で伺いましたけれども、このソ連のアジア集団安全保障構想に対して現在の日本のとっておるこの安保体制というものははたしてどうなるのか、今後の方向としてどうなるのか、こういう点、ソ連が出てくるのは、ソ連がこういうふうな態度に出てきた
本日から開かれております日米貿易経済合同会議の中心議題の一つは、現在アジア諸国を訪問中のニクソン米大統領が強調しているように、アジア集団安全保障構想の中での日本の果たすべき役割りについてであります。