2007-10-19 第168回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
福田さんは、かねてアジア重視、お父さんの時代の話に対して新福田ドクトリン、形はなしていないんですが、漠たる感じとしては、アジアを重視する、こういうふうな意味合いが伝わってくるんですが、これはどの方も、アジアを重視しないなんという人は、安倍さんだってだれだっていないはずで、そういう観点からしますと、まずここで何を聞きたいかというと、高村外務大臣のアジア観を聞きたいわけです。
福田さんは、かねてアジア重視、お父さんの時代の話に対して新福田ドクトリン、形はなしていないんですが、漠たる感じとしては、アジアを重視する、こういうふうな意味合いが伝わってくるんですが、これはどの方も、アジアを重視しないなんという人は、安倍さんだってだれだっていないはずで、そういう観点からしますと、まずここで何を聞きたいかというと、高村外務大臣のアジア観を聞きたいわけです。
つまり、西洋のゆがんだイスラム観、アジア観という、これをオリエンタリズムというふうに称しておりますが、このイスラム文明に対する非常に強烈なコンプレックスというものを持っている。それが敵意にまでなって、そこで自分たちとイスラム、自分たちとアジア、こういうふうな対抗関係で世界を二つに分けて考えるという、こういう見方になっている。
他方、同盟関係についても、アメリカのアジア観といいますか、アジアに対するアメリカの見方というものはやはりクリントン政権時代とは少し感じの違う見方があるという感じを持ったということも、これもまた大事なことだろうと思っています。
まず一つ伺いたいのは、総理の九〇年代アジア観であります。これからの政治を考えますと、九〇年代の社会観、世界観、そういうものを持って、やはりどう構築をしていくのかということが必要ではないだろうかと思うわけであります。
かつて、田中首相がASEAN諸国訪問のときに、大変手ひどい歓迎といいますか攻撃を受けたこともありますし、また今度のマルコス疑惑も、そういう我々のこれまでの対アジア観の誤りの一つのあらわれだと私は思うので、外交ルートでやるべきことはちゃんとやるということは大事なことでございますが、それは二元外交にならぬようにするために絶対必要でありますけれども、これからアジアの諸国との関係を考えるときには、同時にその
じくアメリカの公聴会におきます国防省の役人の証言でありますけれども、そういう場合にはアジア諸国が非常に困った立場に立つだろう、アメリカの軍の存在が太平洋から失われる危険性があるし、日本が余りにも軍事優位に立つことに対するアジアの不安があるし、それからアメリカが中国に傾斜し過ぎることを安保条約は食いとめている力があるんだから、そういうものがなくなることはアジア諸国にとって困るというような防衛当局のアジア観
あるいは総裁から運営の方針その他を聞きたいのですけれども、これ以上局長に聞くことはどうもふさわしくないのでやめておきますけれども、少なくとも局長から、あるいは銀行総裁あるいは大蔵大臣に、アジア開発銀行の運営についてわれわれはしっかりしたアジア観がなければいかぬのだ、イデオロギーによって差別をすべきでない、アジア地域全体の総合開発、これがまた世界恒久平和の条件なんだ、貧困をなくし、無知をなくし、統治力
○山中(吾)委員 日本のアジア観というものが確立していないと、アジア開発銀行というものがまた旧ヨーロッパの植民地政策の温床になるのではないかということで私がお聞きしたのですが、局長に聞くのは少し無理かもしれないけれども、ベトナムの侵略をしているアメリカと同一発言権のアジア開発銀行では面目が立たぬ、私はそういう感想をこの法案を見たときに持った。
そうして、先ほど来お話しになりました中国問題、これは何といいましても、戸叶君が長い間の体験から出てきた中国観またアジア観、そういうものに基づいての御意見だと思っております。
それで、「日本の近代化とアジア観」という中でこういうふうな説明もありますね「「吾れも日本人なり、何れの時か一度は日本の国威をかがやかして……日章の国旗以て東洋の全面を掩うて、其旗風は遠く西洋諸国にまでも吹き及ぼす如きは、また愉快ならずや」(東洋の政略果して如何せん。)」
だから、このロッキードの問題にしても、ロッキードを今、国内で生産をする、あるいはこれから論じられるであろう業務計画にしても、海上自衛隊の艦船の近代化をはかるとかなんとか、こういう計画というものは全部それはキッシンジャー博士の見解等とは相当のズレがあるし、それからアメリカの今度勝利を博するであろうといわれているケネディ派の主張している意見、対日政策、日本観、それからアジア観とは相当に私はずれていると思