1972-05-09 第68回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
○国務大臣(赤城宗徳君) 先ほどから申し上げましたように、やはり問題は日本の農業というものは、アジア的農業と昔からいわれておりますように、いわゆる零細農業でございます。零細農業でございまするから、アメリカのような大農的な農業と、農業自体競争力がないわけであります。
○国務大臣(赤城宗徳君) 先ほどから申し上げましたように、やはり問題は日本の農業というものは、アジア的農業と昔からいわれておりますように、いわゆる零細農業でございます。零細農業でございまするから、アメリカのような大農的な農業と、農業自体競争力がないわけであります。
○塚田大願君 その基本的な問題について、最後にもう一つあれしたいのですけれども、大体日本の農業は、作業技術的には先ほど大臣がアジア的農業だとおっしゃったけれども、作業技術的には昭和二十五、六年ぐらいまでは、ほとんど明治時代とたいした変わりないですね、御存じのとおり。だから、本来体質を急速に変えるような技術的基盤というものは、あまり育っていないのです。
日本においては、特に遅れた且つアジア的農業の性格からいたしまして、日本においては更に更に農業への財政が支出が必要であるということは、どなたでもわかりきつていることであります。
組合員の畜力、機械力の導入面など相当水準に達しながら、一面この組合地区では未だに水田用水は天水に依存し、海田残存率二八%、耕地整理事業さえ未着手という驚くべきアジア的農業技術停滞の事実が残存している。