2020-06-12 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
日本は、自由で開かれたアジア太平洋構想というのを安倍総理が主唱して、今、トランプさんも言うようになりました。我々、自由で開かれたアジア太平洋をつくるんだと世界に呼びかけているわけですから、当然、香港問題は我々にとっては試金石なんですよ。これに中途半端な態度だと世界に思われたら、こんな構想、誰も信じません。
日本は、自由で開かれたアジア太平洋構想というのを安倍総理が主唱して、今、トランプさんも言うようになりました。我々、自由で開かれたアジア太平洋をつくるんだと世界に呼びかけているわけですから、当然、香港問題は我々にとっては試金石なんですよ。これに中途半端な態度だと世界に思われたら、こんな構想、誰も信じません。
アジア太平洋構想にしています。それはなぜかと申しますと、やはりアメリカというのは非常に大きな我々の経済のパートナーであるということ。実際、私自身、外務省の方とかとお話をしていますと、アメリカとのFTAの可能性はあるのかという話を前したことあるんですが、いや、アメリカと日本はもういいんですと、十分進んでいますという回答をいただきました。
○松浦孝治君 アジア太平洋構想の考え方をお聞かせいただいて非常に心強く思った次第でございます。やはり日本の国の立地条件から見て、大臣が考えられておられるそういう太平洋地域の経済浮上ということが、やはり将来における日本の発展につながるであろうということも、私も十分にはわかりませんが思うわけでございまして、どうかよろしくお願いをいたしたいと思う次第でございます。
それからまた、長期ビジョンというものは、アジア・太平洋構想というものを私が言っておるわけです。このことはなぜかと言えば、やはり南北問題というものが世界の最大の課題である。人類の三分の二がやはり腹一ぱいめしも食えないでおるというような状態で世界の平和が築かれるというほど甘く私は世界情勢を見ていない。
○三木国務大臣 アジア太平洋構想というのは、私は、日本として果たすべき役割りとして大きな方向である、これ以外に道はない、こう考えております。ただしかし、これは大構想でありますから、一朝にしてはできない。いま太平洋の先進五カ国の間で、これは自由貿易圏の問題も、この一月にエコノミスト、学者などが寄って、そして東京会議が行なわれたのであります。そのときには、いろいろな問題がそこに出たわけでございます。
アメリカとの貿易が主柱で、自由国との往来をやっておる、それに共産圏貿易、東南アジア貿易、まあ三つの大きなシェアがあるわけですけれども、私は将来の日本の経済の発展を見ますと、どうしてもアジア太平洋構想という三木さんが打ち出した構想は一つのねらいだと思うのです。
第二の、アジア太平洋構想というものが、これは一つのやっぱり構想に終わりゃしないかという御親切な御懸念でありますが、私は断じてこうは思わない。やはり将来の日本の外交というものを考えたときに、このアジア太平洋の連帯感の中にアジア問題を解決していこうという姿勢が外交として誤ってはいないということを私は確信するものであります。
近ごろ三木外務大臣は相当、アジア太平洋構想にしても、あるいはこの間の国会の施政方針の二番目の演説にしても、点数をかせいでいるのですよ、絶対二十点、三十点は。しかしやはり大事なのは第一の問題を解決することです。日本にとって第一の外交的な問題は中国の問題でしょう。けれどもこれはまだまだ先の問題。してみればベトナムの平和を一日も早く来たすということがあなたの大きな目標にならなければならぬと私は思う。
○多田省吾君 アジア・太平洋構想にからんで、今度七月五日に第二回のアジア閣僚会議がバンコックで開かれる予定ですが、第一回目のソウルで開かれた会議では、極力政治色を排するということで非常に紛争がなかったということを聞いております。
で、一番いい例は、アジア・太平洋構想のように、地域的にも非常に広いし、それから時間的にもかなり長期にわたるというものについてのプランニングから、ある程度まではその実施ということが新しい審議官の任務となっております。
○多田省吾君 私は、そのアジア・太平洋構想につきまして二つの心配があると思う。一つはやはり日本が強力にそういった東南アジア低開発諸国の援助ということを唱えている以上、早くその総生産の一%の援助を確立すべきだ。
アジア・太平洋構想というものは、東南アジアだけに限ったものではないのです、アジア開発ということが目的ですから。したがって、これはやはり日本だけの力で、たとえば農業開発基金だけで、アジアが、農業が救われるわけではないですから、いろいろな国際機関と協力したらいいと思うのです。
いずれこまかい問題はさらにお聞きするといたしまして、この問題と関連があると思うのですが、三木外務大臣がさきに発言されましたアジア太平洋構想ということですが、どうもこれまだ具体的にあまり内容を発表されておらないようですが、ああいうことを言われました以上、相当な骨格はできていると思いますが、それをお聞かせ願いたいと思います。
外務大臣にたいへん親切な解説をいただいておりますので、ちょっとこの機会に聞いておきたいのですが、そのアジア太平洋構想の中には、アジアにおける共産圏、これは含めて考えておるのか、あるいは段階的に含めるというような考え方で考えておるのか、いや、それはもう全然考えておらぬので、それを除外しての考えなのかという、まあ三通りくらい想像できるわけなんですが、あるいはこれもはっきり固まったものでないかもしれませんが
○鶴見政府委員 いわゆる太平洋経済共同体と申します場合、どの国をとるかという問題がございますが、現在、三木外務大臣が大臣に就任されまして以来、アジア太平洋構想ということで考えておられます太平洋周辺のいわゆる先進五カ国、日本、豪州、ニュージーランド、アメリカ、カナダということでございますが、これも具体的にそういう構想を、貿易面あるいは資本の移動の面その他についてどうするかということにつきましては、それぞれいろいろ
三木外務大臣は、本会議の外交施政方針の中でも、あるいは本予算委員会の議論の中でも、これからの日本の外交方針の中で一つの大きな柱のアジアの繁栄、その問題に関連をして、いわばアジア太平洋構想というふうに受け取られるお考え方が出ておったかと思うのであります。
○角屋委員 三木外務大臣の頭の中にあるアジア太平洋構想の関係国というものの中に、おそらくアメリカ、カナダ、豪州、ニュージーランド、さらにことしの四月にマニラで第二回目の会議が開かれようとする東南アジア開発閣僚会議の諸国、こういうものは当然頭の中に描かれておるのだろうと思いますが、問題は、アジア太平洋構想という場合に、不幸にしてアジアにはいわゆる分裂国家が現実に存在をしておる。