2018-06-04 第196回国会 参議院 決算委員会 第7号
さらに、日本はアジア・モンスーン地帯にあるため、欧米と異なりまして風水害、土砂災害への備えも大事ですし、東日本大震災のような海溝型の大規模地震による被害も目の前の脅威としてあることから、事前防災にも多額の費用を要します。こうしたことからすると、公共投資を欧米並みに削減してきたこと自体が問題があったというふうに言わざるを得ません。
さらに、日本はアジア・モンスーン地帯にあるため、欧米と異なりまして風水害、土砂災害への備えも大事ですし、東日本大震災のような海溝型の大規模地震による被害も目の前の脅威としてあることから、事前防災にも多額の費用を要します。こうしたことからすると、公共投資を欧米並みに削減してきたこと自体が問題があったというふうに言わざるを得ません。
我が国はアジア・モンスーン地帯に位置しています。そして、四方を海に囲まれた海洋国家でもあります。本来、農林水産業を営む上でのポテンシャルは極めて高い国であります。このポテンシャルを最大限に引き出すには、私は、略奪的な農林水産業ではなくて、資源循環型の持続可能な農林水産業を再構築することが重要だと考えるわけであります。
したがって、今申し上げましたように、アジア・モンスーン地帯に位置する我が国の気候風土、これに最も適した作物の一つであるということも踏まえて、これをやるという中で、まずは需要に即した主食用の米の生産を進める。
しかし、私たちの国の地形を見たときに、アジア・モンスーン地帯に位置して降雨量もかなり多いわけであります。そしてまた、この降雨量の多い中で、雨が降ってこれをためているダムの中で今発電を行っているわけですが、全発電量の今七%供給しているわけであります。 しかし、これはある説によりますと、今の発電の中で、ダムの中の治水が今度は、治水というか利水の方ですね、考えてみましたら人口減少になるわけですよ。
他方、成長力を秘めているというのは、アジア・モンスーン地帯にあるというこの気候ですね。もう一つは、傾斜が急峻で水がざあっと流れて、連作可能な水田があるというのが我が国の物すごいメリットですね。そして、何よりも豊かな消費者がこれだけいるというのは大変なメリットではないのかということだと思うのです。 これをどう埋めるかということは、私は委員と問題意識を共通にいたします。
そういう状況の中からどのような形で人々が生存を果たしていくかという、これはやっぱりアジア・モンスーン地帯の恵まれた環境で、四季があって、庭先に何かを植えたらば自然に何かが育っているというところとは、もうえらい違いですね。 逆に、面白いのは、そういう科学技術が発達するまでにはほとんど生存すらできない、つまり、先ほどの例でいいますと人口の四人に一人が海外に移民せざるを得なかったと。
まして世界になりますと、アフリカの農業と東南アジア、我々のアジア・モンスーン地帯、あるいはまた北欧の農業、あるいはアメリカの農業、それぞれ違うわけでありますから、それぞれを尊重し合わなきゃいけないということで、文字どおり、冒頭御指摘になりました、多様な農業を尊重していこう、それから食料に困っている国々を尊重していこうというのは、今回のラウンドの一つの大きなポイントでございます。
そして、アジア・モンスーン地帯という条件もありますし、世界一の食料純輸入国という立場もありますし、またアジア・アフリカの途上国の立場も十分配慮するという観点から、この交渉に臨んでいって日本の農業をきちっと守っていく。
日本といたしましては、世界最大の食料純輸入国という立場、それから、ずっと本日も議論をやっておりますけれども、いわゆる多面的機能、多様な農業の共存といった立場から、日本としての主張、これは何も日本だけではございません、同じ立場にあるG10、あるいはまたアジア・モンスーン地帯、あるいは、とりわけ後発途上国への十分な配慮といった立場から主張をしているところでございます。
先ほどもアジア・モンスーン地帯の気候の米づくりというお話がございましたが、そういう中で、日本は高度経済成長時代からずっと農業の人口というのは減少する傾向にあるわけですね。
○副大臣(太田豊秋君) 今、松山委員、正におっしゃるとおり、日本の食文化、あるいはこれはモンスーン地帯における米、稲作というものは、このアジア・モンスーン地帯の中では生産していく中でも一番大事なものではなかろうかなと、こんなふうに、また適地適作という考え方からも米というものは大事な位置を占めていると思っておるわけであります。
我が国は、気象変化の激しいアジア・モンスーン地帯に属し、我が国農業は、風水害、冷害等の災害にしばしば見舞われて被害を受けやすいという宿命を負っております。私は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩の中に、サムサノナツハオロオロアルキ、これは物すごい実感として感じております。
アジア・モンスーン地帯でございますので、EUなどと比べますと、雑草だとか病害虫、中国からウンカも飛んでくるような国でございますので、農薬というのは有用な農業生産資材であるという一方で、やはり消費者の安心、安全志向というのがございまして、これにマッチする形で有機農法に取り組んでおられる農家がいらっしゃる。
○副大臣(太田豊秋君) 先生御承知のように、日本はアジア・モンスーン地帯の大変に高湿度な自然条件下である中での農作業、農作物を生産しておる圏でございますから、そういった地域にあっては、やはり雑草だとかあるいはまた病害虫の発生、こういったものを防ぐためにはどうしても農薬というものがこれは使用せざるを得ないというふうな状況であります。
すなわち、ヨーロッパとかアメリカとは元々、乾燥地帯の農業とか、あるいは生活リズム、あるいはもっともっと古くいえば狩猟民族であって、そこではいかにできたものを公平に、もう何でも公平が一番だという考えに基づいてずっと長い間生活をしてきた、そういうルール、意識を持った人と、東アジア、この東アジアではアジア・モンスーン地帯で雨も大変たくさん降る、そして水田農業という三千年の歴史を持つ、そういうものを培ってきて
○国務大臣(大島理森君) 今、委員がお話しされましたように、正に東アジアの国々というのは、アジア・モンスーン地帯に属して稲作を中心に長い歴史と伝統を持つ農業形態、そのことがその国柄を形成してきた。それはもう紛れもない私は事実であろうと思うのであります。
本来取れる物を、アジアモンスーン地帯で一番取れる物を作っていないんじゃないかと。そのことによって、ほか作らないで別の物を買ったり、いろんなことを、輸入の問題も言われていますが、そういった意味では、作れるところで作って国際貢献をすればいいんでないかということも言おうとしているわけですけれども。
諸外国と比較してみますと、日本も農薬一割ぐらいは輸出しておりますので、単価自身はそう差は、私どもは一・二倍程度じゃないかと思っているわけでございますけれども、何せ日本の場合は、アジア・モンスーン地帯、高温湿潤な気候ということで、害虫は発生しやすい、雑草は生えやすいということで、農薬の使用量が外国に比べますと格段に多いと。
あるいはまた、せっかくアジア・モンスーン地帯でこんなに取れる中での米を、ちゃんと作って取って国際的貢献したらどうですか。なぜそういうことができないんですか。もっと日本国民が人間性として人類に貢献するというぐらい大きなことを考えちゃどうですか。それがないから、こういう理念がないから政策が失敗するんですよ。ちまい、政策で出さないで対策なんてやるからなお失敗する。
原則的に、こういういわばアジア・モンスーン地帯の中の日本のようなところは、大規模農業そのものがなかなか導入しにくいと見ております。つまり、多品種少量生産、家族経営、複合農業というものが本当は根本にあったんだろうと思います。 それらを踏まえながら考えますと、生産調整というのは一体何だったのか。生産調整が三割もの過酷さに耐えられたのは、やはりおっしゃるように兼業農家の存在。
そして、先生、農薬でございますとか、それを敵視されておりますけれども、やはり日本のようなアジア・モンスーン地帯にあります自然条件のもとでは害虫がいっぱい出るわけでございまして、やはり共同防除のために農薬を使うということもこれ必要やむを得ないことでございます。肥料についても、地力を増強するためにやはり使うということはそう悪いことではないわけでございます。
私どもは、まず米を自由化の対象から外す、二は、各国の生産拡大への助成措置を一律に削減、禁止する条項を削除する、それから、規制の対象外になっている環境保全のための施策にアジア・モンスーン地帯での農業生産の維持を加える、これをやはり入れて交渉をすべきだと思う。真正面から、日本の農業を守るためにはこうしなければならぬということをはっきり国際的に主張していく。