1951-05-17 第10回国会 衆議院 外務委員会 第16号
今後の日米関係を考慮しまするならば、政治的、経済的、文化的に両国の関係をますます緊密にすべきことは当然中の当然でありまするが、しかしながら一方におきまして、これによつて日本と民族的、経済的に密接の関係があるアジア諸国との間に、多少なりともみぞができるようなことになりますると、これは避けなければならぬことと思うのであります。
今後の日米関係を考慮しまするならば、政治的、経済的、文化的に両国の関係をますます緊密にすべきことは当然中の当然でありまするが、しかしながら一方におきまして、これによつて日本と民族的、経済的に密接の関係があるアジア諸国との間に、多少なりともみぞができるようなことになりますると、これは避けなければならぬことと思うのであります。
過般のアジア及び極東経済委員会におきまして、自動車の整備体制の遅れているアジア諸国においては、これが体制確立のため特段の措置を講ずべきであることを決議いたしております。 本法におきましては、整備技術の特殊性に応じまして、第七十七條で自動車分解整備事業を普通自動車分解整備事業、小型自動車分解整備事業及び電気自動車分解整備事業の三種類に分類いたし、次のような事項を法律に規定いたしております。
そういう考え方がひいては後になつていわゆる大東亜共栄圏という、いかにも白色人種に対するわれわれアジア人種の立場を擁護するような美名のもとに、事実は日本民族によつて他の民族を支配する侵略的な実際行動をやつたのであります。この点が実際には問題である。非常なりつぱな言葉も、現実にはそれと反対な行動をおおい隠すようなことに使われておる。そういうことであつては、このユネスコの理想ほ達成せられるものではない。
又アジアとヨーロッパを同じように見ようと思つても、ヨーロッパ優先主義ということがつい出て来るのは、アメリカの国内にヨーロッパ出身のアメリカ人がたくさんおり、有力だからアジアのほうをやりたくても、これはやれないというような事情がある。決してドイツの政府のやりかたがうまいとか、まずいとかいうのではなくてそういう国内的の関係が多分にあると思う。
過般のアジア及び極東経済委員会におきまして、自動車整備体制の遅れているアジア諸国においてはこれが体制確立のため特段の措置を講ずべきであることを決議いたしております。本法におきましては、整備技術の特殊性に応じまして、第七十七條で自動車分解整備事業を普通自動車分解整備事業、小型自動車分解整備事業及び電気自動車分解整備専業の三種類に分類いたし、次のような事項を法律に規定いたしております。
(「両方だ」と呼ぶ者あり)いずれにしても、日本が結ぶべき講和の内容如何は單に日本民族百年の幸不幸を決定するのみならず、アジア全体の平和の礎となるべきものであるからには、この内容は最大限に具体的に国民に知らしむべきではございませんでしようか。
北鮮の問題については、これがはたして平和的に処理されるかどうかということは、こうしたトルーマン大統領などの、中共との戦争の拡大、ソ連との全面戰争の危險を回避して、朝鮮問題を平和的に処理しようとする方針とともに、朝鮮の武力統一を企図した北鮮並びに中共やソビエトが、トルーマン大統領のこうした高邁な方針と同じように、アジアの民族の生活の安定と平和の確立のために真に朝鮮問題を平和的に解決しようとするかどうかという
最後に申上げたいことは、国際情勢は緊迫し、特にアジア情勢は朝鮮動乱を契機として、我が国の立場は誠に複雑な立場に立つているのであります。卒直に申上げますと、再び恐るべき悪魔のような戰争が我が国の頭上に蔽いかかつて来る危険性を我々は感じておるのであります。
このアジアからヨーロツパにかけた巨大なる世界的反抗力を如何なる武器がこれを鎮圧するでありましよう。それにもかかわらず第三次世界大戰を挑発することが必ず失敗するであろうことは、すでに中国における蒋介石軍の決定的な大敗北、更に又、眼前、朝鮮戰争におけるいわゆる国連軍の戰闘状態の実証しておるところではありませんか。
○藤野繁雄君 次は外国投資家の企業の接収に当りまして補償金支払手続を具体的に定めておられますが、最近アジア各国におけるところの傾向、特にイランの石油事業の国有化をどういうふうに考えておられるか、この点をお尋ねしたいと思うのであります。
特にアジア諸国における未開発地域の開発ということに対しましても、相当な力を入れているやにわれわれは聞いているのでありますが、そういう場合にアメリカの開発銀行と結びついて、業務を運営するという可能性が多分にあると思うのですが、この点はどういうぐあいに考えておりますか。
そういう意味において私は一応意見を述べるのですが、或いは固執するわけではありませんけれども、条件としては一方的な放送のみにするという結果から、本当の手許にあるところのアジアの諸外国の感情を刺戟しないようにすること、それから今予算措置が講ぜられなければ、結局決議そのものは何にもならないことになるしするので、決議するからには、国会の権威においてもやはり実現させなければならないのであつて、そうしたことの裏付
予算の討論でもしばしば指摘したところでありますが、吉田内閣は国際帝国主義者の手先となり、日本をアジア侵略戦争の作戦基地とし、(「何を言つておる」と呼ぶ者あり)再軍備と産業の軍事化を強行しようとしておるのであります。これに要する莫大な費用は言うまでもなく、労働者、農漁民、中小企業者等のふところからこれは苛酷に取立てられることになるのであります。
(拍手)ことに先般、ニューデリーにおけるアジア競技大会へ八十名の選手を派遣するに際し、サッカー、走り高跳び、自転車監督の選手名が、たまたま公職追放者であつたために旅券の交付が認められず、涙をのんでインド渡航を中止せねばならなかつた事実よりいたしましても、これら三名の選手は、特免の申請さえしておれば当然解除せられた軽微なる該当者でありまして、せつかくアジアの青年が交歓する絶好の機会に、たまたま追放解除
さらに中華人民共和国の周恩来外交部長は、昨年十二月四日の声明の中で、アメリカの七原則をまつこうから反駁し、日本とアジアの人民に対するその野望を暴露しておるのであります。中華人民共和国の参加せぬ対日講和は非合法かつ無効なものであると宣言しておるのであります。
平和産業を主とする民族資本家もまた、産業の軍需的再編成と、アジア貿易、特に中日貿易の不当なる禁止のために、立つあたわざる打撃を受けておるのであります。これが川上君除名の真の意図であり、同時にまた単独講和の正体であります。(拍手) このように、みずから進んで民族の独立を裏切り、第三次世界大戦の危機を激成する反人民的━━政策は、国民の圧倒的多数の抵抗と反撃を呼び起すに至つております。
(拍手)国会解散の要求は、平和と独立を欲する全国民の要求であり、全アジア民衆、いな、全世界人民の要求である。(拍手)日本共産党は、命をかけて、——命をかけて平和と独立を守らんとするその祖国愛に燃えて、この決議案を支持するものであります。(拍手)
だからこそ政府は、盛んに日本がアメリカの下請工場となり、兵器廠のアジア支部と化することによつて、多額の援助を受け、それによつて日本の経済は栄えるのだということを宣伝しています。だが、これはむしろ反対である。
最後は、アジア諸国に対します医薬品を供給するために、保健機関から日本の医薬品を買いたいというような申出があるということも又予期されるわけであります。この点もそうなれば我が国の保健衛生の発展のためにもすばらしいと、こういうことが言えると思います。
すでに御承知のように、国際帝国主義は日本をアジアの侵略の拠点といたしまして再建しようという考えを最も露骨に現わしております。これに対しましては、すでに国内だけではなしに国際的な非難も巻き起つておりまして、もはやこの事実はおおい隠すことはできないと思う。
日本をアジア侵略の前進基地として、日本の政治、経済、文化を挙げて外国に隷属せしめ、その結果は戰争に導き、日本民族を破滅させるところの途であります。他の一つの途はポツダム宣言の基本方針に沿いまして、ソ同盟、中華人民共和国を含むところの四大国と会議協調による全面講和を結び、日本から全占領軍の撤退を求め、日本の民主主義を非武装化を飽くまで守り抜かんとする途であります。
これこそは人間を物量化し、肉弾化したところの曾ての戰時教育の復活であり、日本をしてアジア反共軍の人的資源の供給源にしようとする政策の現れであると言わなければなりません。この点につきまして私は予算委員会で天野文相の意見を質したいのでありますが天野文相は、この欠陥は教員の精神力の高揚によつて埋めたいということを答えられているのであります。
さてその米国のわが国の国民に対する入国あるいは帰化ということについての最近の傾向は、どうかという御質問に対してでございますが、この傾向については御存じだと思いますが、現在米国の議会にはアジア人の移民入国また帰化の関係について、七つ、八つの法案が出ておるように承知しております。
また日本の独立あるいはアジアの平和というものを念願しておられるだろう政府の立場といたしましても、こういう状態を決して心から歓迎してはおられないのではないかとお察しするものでありますが、政府はどういうふうに考えておられますか。