2013-11-14 第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
去る八月二十八日にカタールのタミム首相との会談において安倍総理は、アサド政権は道を譲るべきだと、アサド大統領の退陣を求めました。
去る八月二十八日にカタールのタミム首相との会談において安倍総理は、アサド政権は道を譲るべきだと、アサド大統領の退陣を求めました。
こういった事態を受けまして、我が国におきましては既に二〇一一年の八月の段階で、アサド大統領は既に国際社会の信頼を失っており、もはや正当に国を統治することはできず、道を譲るべき、こうした旨の大臣談話を二〇一一年八月の段階で発出をしております。 そして先日、国連総会の際に行われましたシリア・フレンズ閣僚会合ですが、八十か国以上が参加をしました。
昨年、これは大臣まだ就任される前かもしれませんが、八月、外務大臣談話を日本政府として出されておりまして、今のバッシャール・アサド大統領に対して、道を譲るべきと、退陣すべきということを欧米諸国と横並びの形で発出をされました。しかし、その後の様々なメッセージ等を読ませていただくと、このアサド政権に対して道を譲るべきという表現はそれ以降使うのを控えていらっしゃいます。
今、アサド大統領、これはかつてのアサド大統領の息子さんでありますけれども、あれはシーア派の流れをくむアラウィーという派だったと思います。そういった宗派の対立、そして長年のいわゆる圧制、そして先ほどおっしゃっていただいたようなアラブの春、そういったものを背景にして今の事態が起きている、そういうふうに分析をしています。
そしてもう一つは、アサド大統領に対して我々はステップアサイドということも言っております。つまりは、道を譲るべきであるということを言っている中で、反体制派というのが実はまとまっていないんですね。ですから、その反体制派を統合していかなければならないといったことがございます。ですから、私も、反体制派のいわゆる要人と言われる人と会談をし、それを促すなど、そういったことをこの間、行ってきています。
シリアにつきましては、二〇〇一年、当時の杉浦副大臣だったと思いますが、バッシャール・アサド大統領に訪問招請がなされました。しかしながら、結局、アサド大統領の訪日は我が方の理由もあり実現をせず、二〇〇三年の両国の国交樹立五十周年も、至っても見送られ、その間、イギリス、フランス、スペインにアサド大統領は出かけられました。この時点ではEUよりも我が国のシリアに対する立場は強いものでございました。
シリアのアサド大統領との会見で、外相は、包括的核実験禁止条約、CTBTに入ってほしいと発言され、そしてシリアはそれに対して、考えていない、考えられないというようなお答えをしたというふうに報道で聞いているんですけれども、どのようなことで外相はそのような提案をなさったのか。そして、受け止められた感触というのはどういうものであったのか。
そのときに、バッシャール・アサド大統領とも一時間ほど協議をさせていただきましたし、また、ゴラン高原も、シリア側の方から入りまして、UNDOFの部隊も見てきたといいますか、会ってきたところであります。 私はこう申し上げたのです。
向こうの外務次官が会見して、日本側からアサド大統領の訪日の招請を受けている、それで、今年十一月から年末ごろの間で検討している、シリア大統領として初の訪日を検討しているという記事なのでございます。日本側からバッシャール・アサドさんの招請をなされたのは、シリアをその当時訪問された杉浦外務副大臣でございました。
○杉浦主査 主査としてはいささか不規則発言ではございますが、アサド大統領初めシリアへの思いについては大変共感をいたしております。 御答弁を川口外務大臣お願いいたします。
シリアのアサド大統領が、十月三十一日のブレア首相との会談で、この軍事行動で市民に大きな被害が出ているということで非難をしておりますし、サウジアラビアも米国の攻撃には支持しないよということを表明してきている。さっき言いましたのと同じような続きでこうなってくるわけですね。
○藤田(幸)委員 一月に高村外務大臣御自身が中東を歴訪されました際に、四項目でしょうか、包括的な解決策の提案をされておられるわけですが、その中にはシリアとイスラエルの和平交渉推進を含めた包括的解決というようなものも入っておりまして、この間アサド大統領が来られたということ、それからイスラエルも数名の首脳がいらっしゃったということも、そういう流れの中にあってほしいというふうに思った次第でございます。
また、アサド・シリア大統領との簡単な会話の中では、総理から、中東和平をともに進展させていこう、こう述べましたのに対して、アサド大統領は、シリアはいつでもその用意がある、日本はいつも正しい立場を示しており、ともに協力していくということも申されております。
○藤田(幸)委員 今回見ておりまして、シリアのアサド大統領も出席をされ、それから、いわゆる今まで敵対していた国との会話もされた。
今、レバノンに平林外政審議室長を派遣されておりますが、私も数年前に、日本人がほとんど行っていないときにレバノンに参りまして、空港にシリアのアサド大統領の肖像画がかかっておるという、何か独立国であるのかなと思ったことがございます。
○山下栄一君 このイスラエル、ヨルダンの平和条約の締結がさらに長年懸案となっておりましたイスラエル、シリアの和平交渉の進展にも大変よい影響を与えると、こういうふうに期待されておるわけでございますし、本日、クリントン大統領もシリアを訪問されましてアサド大統領と会談される予定である、こういうふうにお聞きしておるわけでございます。
ちょっとあと三十秒だけお願いしたいんですが、私、湾岸戦争の最中にエジプトのムバラク大統領、それからヨルダンのフセイン国王、ハッサン皇太子、シリアのアサド大統領とお会いをしてまいりました。
そのほか、エジプトのムバラク大統領、そしてイスラエルのラビン首相、ジョルダンのフセイン国王、またシリアのアサド大統領とも長い時間にわたって会談をいたしまして、それぞれの国々から日本への大きな期待が示されました。これは経済的な援助だけではありません。我が国がより積極的に中東の和平の政治対話に加わってもらうよう要望を受けたところでございます。
時間がありませんからしり切れトンボになってしまいましたが、三国を回ってムバラク大統領そしてフセイン国王並びにアサド大統領が異口同音におっしゃったことが一つだけあります。
○鳩山(邦)委員 今の最後の質問の関連で申し上げれば、私ども、山口敏夫団長のもとに、私は、党の国際局長として、一月の二十六日から二月六日まで、エジプト、ヨルダン、そしてシリアと回ってまいりまして、ムバラク大統領、ハッサン皇太子、そしてフセイン国王、これはヨルダンでございまして、シリアではアサド大統領、それぞれ三時間ずつぐらい会談をいたしまして、まことに実りが大きかったわけで、そういう体験を踏まえてきょうは