2021-06-04 第204回国会 衆議院 環境委員会 第14号
ヒシを湖中で枯死させたままにしておきますと、堆積汚泥として水質悪化の一因となっており、また水質浄化に役立つアサザの生息地帯を脅かす存在でもあると言われております。また、ヒシの実は大小様々で、ゆがんだ形で、先がとんがっておりまして、砂浜を歩いていると足に刺さり、けがをする危険もあります。 そこで、地元のボランティア団体等が定期的に、多くの関係者の方々が参加され、ヒシの除去作業が行われています。
ヒシを湖中で枯死させたままにしておきますと、堆積汚泥として水質悪化の一因となっており、また水質浄化に役立つアサザの生息地帯を脅かす存在でもあると言われております。また、ヒシの実は大小様々で、ゆがんだ形で、先がとんがっておりまして、砂浜を歩いていると足に刺さり、けがをする危険もあります。 そこで、地元のボランティア団体等が定期的に、多くの関係者の方々が参加され、ヒシの除去作業が行われています。
そうしたことで、豊かさということについて御質問をさせていただきたいと思いますけれども、こうした鉱毒事件、実はその鉱毒事件の毒液が、例えばアサザ基金で有名な霞ケ浦だとか、それから大谷川の水を南摩ダムに取り込む思川開発だとか、それから一兆円の巨大なむだ遣いと言われている群馬県の八ツ場ダムですとか、さらには道路問題で大変苦しい思いを市民にかけている千葉の三番瀬の問題だとか、ついきのういただいた廃棄物・リサイクル
生態系という点では、湖岸に自生するアサザなどの希少な水草や広大なヨシ群落等により特徴付けられる植生が見られますほか、希少鳥類でありますオオヒシクイの越冬地となっているなど、良好な湖沼生態系を有している場所であると承知しております。
私も、環境教育の必要性をつくづく思いましたのは、先日この環境委員会で霞ケ浦に視察に行かせていただいたときに、実に楽しそうに子供たちが霞ケ浦のあの水の中に入って、そしてアサザなどを植えている。体全体で、ああ楽しいと、本当にその楽しさというのが学習、学ぶ、そして身についていくものだということを痛感いたしました。子供たちの笑顔が、やはり教育が生きているということを実感いたしました。
○中川(智)委員 そのモニタリングも、昨年まではアサザ基金の方に委託していたそうなんですが、ことしはまだ委託をしておりません。コンサル会社に委託をして植物のことしかモニタリングをしていない、それは先ほど確かめました。 この検討会なり協議会の立ち上げは早急に必要だと思いますので、ぜひともお願いしたいと思います。
これは国土交通省が、先ほども環境委員会の勉強会で河川局に来てもらって話を伺ったんですが、これも社会問題になっておりまして、今週のアエラも「霞ケ浦再び「死の湖」へ」という見出しで、「アサザ基金がピンチ」と書いております。これは全国的に関心を集めておりますが、昨年の七月二十三日に開かれて、その後、検討会が開かれておりません。
私はつくづく百聞は一見にしかずだと思ったんですが、これはさきの国会での自然再生推進法のモデル事業として、アサザ基金がNPOとして参加して、行政とともに自然再生を試みるすばらしい事業で、やはり行ってみて、こんなふうに自然というのを人間の英知で守っていく、そのためにさまざまな人がそれに参加している、すばらしい事業だと思ったんです。
御指摘の検討会は、霞ケ浦のアサザ群落を含む湖岸植生の減退の原因を究明し、保全対策を検討するため、平成十二年十一月に設置された霞ケ浦の湖岸植生帯の保全に係る検討会のことと存じます。
○中川(智)委員 その最後の日とおっしゃる日は、NPOのアサザ基金がどうしてもその日は出席できない、だからほかの日にしてくれというのを強引に、出席しない、欠席裁判のような形で一方的に国土交通がそれを終了した、解散したということはおかしいし、これに対して、国土交通はそのような認識なんですが、再開をぜひとも検討していただきたい。それは省内に持ち帰って、きっちり返事を下さい。
その上で、霞ケ浦の環境保全に関しては、数多くの団体が今までもさまざまな活動を行っておりますけれども、特にアサザプロジェクトについても、これらの活動の一つとして、NPO法人アサザ基金を初めとする多様な主体の参加と総意により行われてきた、このように考えております。
○高橋(嘉)委員 環境省においてもモデルケース、そして実施者たるところである、これは国交省さんもそういうお話をきのういただいたんですが、国交省さんに確認したいんですけれども、今まで一緒になってやってこられたわけでありますから、国交省の理解の中で、アサザ基金はああいう再生事業を七万人と言われる人たちと一緒に取り組んでこられたわけであります。
○鈴木国務大臣 アサザプロジェクトを中心として、今までお取り組みをいただいております霞ケ浦におけます自然再生でございますが、本年の二月十七日に、アサザ基金の呼びかけによりまして、霞ケ浦における自然再生法に基づく自然再生協議会設置に向けた勉強会が開催されたということを承知いたしております。そして、その会議には環境省も出席をさせていただきました。
○鈴木国務大臣 アサザプロジェクトについて、アサザ基金の呼びかけによって、二月の十七日に、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設置に向けた勉強会が開催されたということを承知いたしておりまして、環境省も国土交通省とともに参加をいたしました。
この吉野川のグループと、もう一つは、最近新聞にもいろいろと出ておりますけれども、霞ケ浦のアサザ基金によるアサザプロジェクト。これは、一九九五年に茨城県の牛久市でスタートしたNPOでありますけれども、単なる公共事業の反対ですとか、あるいは公共事業に対していろいろと疑問を呈するということではなくて、市民型の公共事業を提起するという点では、私は、非常に注目すべき団体だろうと思っております。
ですから、今佐藤議員がおっしゃったように、このアサザの問題に関しては、霞ケ浦のアサザ、流域内の百二十一の学校が参加して、少なくとも約四万人の生徒がこれで自然回帰というものと自然というものの実態を実感しているという御報告がございましたけれども、私も、昨年初めてこのアサザという言葉を知ったものですから、それまで、アサザというのは何だろうな、普通のササの一種かなと思って、こういう水の中でということを知らなかったものですから
私も去年、そのアサザという言葉を初めて聞いて、調べましたら、少なくとも霞ケ浦のNPOというのはすごくたくさんいらっしゃるんですね。少なくとも霞ケ浦の関係だけでも、細かいものを入れると約二百ぐらいのNPOの皆さん方が参加して、いろいろな意見をいただいているということで、これはありがたいのですけれども、私は、ですから、なるべく役所に言うのですけれども、NPOといっても一つではないと。
この意見交換会は、アサザ基金からの申入れの趣旨も踏まえまして、先月、十月十六日でございますが、先ほど委員からもお話ございましたように、参議院の決算委員会で扇国土交通大臣からも答弁しましたように、広く関係者が懇談し、議論をいただくこととともに、広い視点からの提案もいただく場ということでございます。
市民参加の協議について、先ほどから出されているアサザの例で大変問題があります。自然再生のモデルとされている霞ケ浦のアサザプロジェクトは、NPO法人アサザ基金が核となって国土交通省や市町村、森林組合などをつないでネットワークを作って、自然再生型の湖岸植生再生事業や流入河川の水質浄化事業などを大規模に展開しています。
○加藤修一君 今、アサザ基金の話が出ましたけれども、これ、不参加というのはどういう背景があるんでしょうか。お聞きしているでしょうか。
具体的にはアサザ基金の直面している問題だろうというふうに私は思っているのですけれども、そのことで、先ほどの議論の中で、例えば環境保全とその利用、開発ということが議論になっていますけれども、まず今問題になっているのは、二十世紀型のそれこそ公共事業、環境破壊の公共事業が問題になっているのであって、二十一世紀型の私たちが考えている図というのは、まずは環境を保全しましょうと、それでもやっぱり環境をこういうふうに
○岩佐恵美君 時間になりましたけれども、今アサザのことを言われましたけれども、円卓会議がなかなかうまくいかないということで、現地では大変大きな問題になっていますよね。その点について、関口参考人、聞いておられますか。
○参考人(関口佳織君) この自然再生推進法案に基づいて、まだ法として成立しないですけれども、その趣旨を受けてアサザ基金の方が協議会、まだ法ができていないので円卓会議という名前にしたというふうに聞いておりますけれども、それの実施を呼び掛けていたところ、霞ケ浦工事事務所の方で、他のNPOですとか他の市民の方々からも意見が出ている、だから一つのNPOとは組めないんだ、そういうような回答であったというふうに
事実、霞ケ浦の自然再生に努力してきたアサザ基金が、環境省が作成した協議会の全体構想どおりに円卓会議を呼びかけたところ、茨城県と国土交通省の現地事務所はこれを拒否するという事態が起きています。そればかりか、県の第四期霞ケ浦水質保全計画においては、自然再生には全く実績のない、国土交通省の事業を請け負っていた建設業が主体の市民団体を育成、支援していくことが方針として掲げられているのであります。
今回の植生復元事業は、一九九六年秋から二〇〇〇年までに国土交通省が行った、冬の間、湖の水位を上げる管理、これは水資源開発事業に伴って行われるものですけれども、それによって損なわれたアサザなどの植生帯、アサザの群落の場合は、この管理が行われてから十分の一に減少しました。そうやって損なわれたものをもとに戻すという目的で実施されています。それに伴い、この事業の期間中、冬期の水位上昇は凍結されております。
しかしながら、私の後、アサザ基金の飯島参考人から意見が出されると思いますが、いわゆる自然再生事業に対する市民団体の懸念を拡大する事態が発生しております。
本案審査のため、本日、参考人として、財団法人日本生態系協会会長池谷奉文さん、江戸川大学社会学部環境デザイン学科教授・特定非営利活動法人荒川流域ネットワーク代表惠小百合さん、財団法人世界自然保護基金ジャパン自然保護室次長草刈秀紀さん、特定非営利活動法人アサザ基金代表理事飯島博さん、千葉の干潟を守る会代表大浜清さん、以上五名の方に御出席いただいております。
○岩尾政府参考人 環境省としては、地元のアサザ基金を中心に自主的な活動ができるような補助をこの数年ずっと行ってきております。つまり、私どもとして、霞ケ浦の自然を戻すということで、そのアサザを植える運動その他に対して補助をしてきたという経緯がございます。
あの参議院、大臣今席を外されましたけれども、大臣はあそこの答弁の中でも、アサザ基金こそ、アサザプロジェクトこそこの自然再生推進法のモデル事業で、私は高く評価しております、こういう話をされているところで問題が起き、それで私は実施者ということを聞いたわけですよ。
○岩尾政府参考人 アサザプロジェクト自体は、私の理解では、アサザ基金その他の、NPO法人アサザ基金などを中心とする多様な集合体という理解をしております。
それから、次の問題でございますけれども、霞ヶ浦と沖縄の泡瀬干潟の問題についてでございますが、特に霞ヶ浦の問題につきましては、これは簡単に申し上げますと、今月の七日の日に、国土交通省の霞ヶ浦工事事務所、そして水資源公団の霞ヶ浦工事事務所の所長が、現地のNGO団体、アサザ基金に霞ヶ浦の水位上昇管理の再開を申入れをいたしました。
○国務大臣(扇千景君) 今、谷委員がおっしゃいましたように、霞ヶ浦のこの水位の問題でございますけれども、既に国土交通省担当者等と事務所等ともお話合いが既にあるということも伺っておりますし、御存じのとおり、今、谷議員がおっしゃいましたように、少なくとも流域内の小学校の約九割に相当します百二十一校、約四万人の生徒がアサザの里親としてこの事業に参加してくだすっているということで、私は将来の日本人がこの環境
周りの小学生たちも協力して、ハスの小さいようなのが、アサザというのがありますが、それを子供たちが今の時期みんな苗をつくっていて、六月の梅雨の時期に子供たちが一斉に霞ケ浦の周辺に植える。それが育つとだんだん砂が寄ってきて、全部今はコンクリート防岸で完全に固めて、水質が悪化して波が荒くてというのが、だんだん周りからおさまっていって生物相も豊かになっていく。
○政府参考人(塩島高雄君) アサザ・プロジェクトに関する委託につきましては、協定を締結して委託するという方法を取っておりますため、現在、関東地方整備局となっておりますが、そことアサザ基金との契約という形を取っているわけでございますけれども、事務手続につきましては、現地の霞ケ浦工事事務所を窓口として行っているところであります。
○政府参考人(塩島高雄君) アサザ・プロジェクトにつきましては、特定非営利活動法人アサザ基金と協定を交わしまして、アサザの植付けなどの活動を委託しているところであります。今年度は活動内容の調整などに時間を要したために十二月の委託となりましたが、今後はできるだけ早く委託できるよう連携を密にして取り組んでいきたいというふうに考えております。
環境ホルモン問題に関係していると思われる関係で、いわゆる霞ケ浦の生物異変の問題についてちょっとお尋ねしたいわけでありますけれども、その前に、霞ケ浦の関係では、アサザですか、それが五年間で実に九〇%も消滅いたしまして絶滅の危機にございます。あるいは、漁獲量が最大漁獲量の三分の一に激減している。