1951-05-26 第10回国会 参議院 本会議 第47号
ヒロポン、プロパン、アゴチン等の覚せい剤は、本来は、中枢神経興奮作用、血圧上昇の薬理作用を有する点から、睡眠発作、麻酔剤、催眠剤の急性中毒、抑欝症、低血圧症等の治療用として用いられるものでありますが、その習慣性による過度の連用によつて、いわゆる覚せい剤中毒症状を呈して、遂には精神病へと移行する弊害を伴つておるものであります。
ヒロポン、プロパン、アゴチン等の覚せい剤は、本来は、中枢神経興奮作用、血圧上昇の薬理作用を有する点から、睡眠発作、麻酔剤、催眠剤の急性中毒、抑欝症、低血圧症等の治療用として用いられるものでありますが、その習慣性による過度の連用によつて、いわゆる覚せい剤中毒症状を呈して、遂には精神病へと移行する弊害を伴つておるものであります。
ヒロポン、プロパン、アゴチン等の商品名によつて代表されております覚醒剤は、その薬理作用として中枢神経興奮作用、血圧上昇作用を有する点から、本来は、ナルコレプシー(睡眠発作)、麻酔剤催眠剤の急性中毒、抑欝症、一部の低血圧症等の治療用として、また健康者の能率増進、疲労回復の目的に使用さるべきことを意図して製造されたものであります。
ヒロポン、プロパン、アゴチン等の商品名によつて代表されております覚せい剤は、その薬理作用として中枢神経興奮作用、血圧上昇作用を有する点から、本来はナルコレフシー(睡眠発作)、麻すい剤、催眠剤の急性中毒、抑うつ症、一部の低血圧症等の治療用として、又健康者の能率増進、疲労回復の目的に使用さるべきことを意図して製造されたものであります。