1986-04-10 第104回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
六十年産を見ますと、ササニシキ、農林二十一号、コシヒカリ三銘柄のほかにトヨニシキであるとかハツニシキ、日本晴、キヨニシキ、アキヒカリ、ハマアサヒ、初星、中部四十一号など主食用ウルチ米の種類が実に十一種類です。それだけにこの採種計画というものには大変な苦労と緻密な計画が必要なんですね。
六十年産を見ますと、ササニシキ、農林二十一号、コシヒカリ三銘柄のほかにトヨニシキであるとかハツニシキ、日本晴、キヨニシキ、アキヒカリ、ハマアサヒ、初星、中部四十一号など主食用ウルチ米の種類が実に十一種類です。それだけにこの採種計画というものには大変な苦労と緻密な計画が必要なんですね。
それからまた、品種の実例といたしましては、コシヒカリとかササニシキとか、最近のものでございますとアキヒカリとか、そういった食味のいい、いろいろな地域にそれぞれ適合するような品種を育成いたしまして農業の現場におろしております。 それから畜産の面で見ますと、人工受精の技術は大変大きな開発の成果でございまして、これもすでに牛においては非常に広範に用いられておるわけでございます。
に申し上げますと、たとえばいま御指摘になりました宮城県のササニシキのようなものでございますが、宮城県は御承知のように五十五年には七月下旬以降稲作にとりましては大変大事な減数分裂期という時期に異常低温が襲来いたしまして、それが不稔の原因になったわけでございますが、その中でもやや作期の遅いササニシキはその一番低温の時期を免れておる、こういう現象がございまして、逆に耐冷性の非常に強いと言われておりますアキヒカリ
この例を申し上げますと、表作にアキヒカリという在来種を植える。裏作に青刈りのライ麦を植える。こうしてまいりますと、数量的に自家飼料としては千二百八十三・二キロ一反歩からとれる。これはみんな酪農グループですので、酪農家が市販されておる配合飼料を買うとして一キロ六十二円で換算しますと、反収が十一万七千円になります。十一万七千円、これは研究結果、実験結果です。
しかしながら、いま御指摘ございました例としてアキヒカリ等を見てみますと、確かにレイメイ、フジミノリ等よりはすぐれておるということはございますけれども、現在自主流通の比率は〇・七ということで大変低いわけでございますので、市場の評価が他の地域に比べて非常によくなったというところまではまだ至っておらないのではないか。また、四十七年に指定銘柄となったムツニシキというのがございます。
ムツニシキ、ムツホナミ、アキヒカリ、さらには青系の八十五号といってさらにいい品種をつくるために懸命に努力して、それが実りつつあるわけです。 こうなってくると、たとえば、いままで減額Iとあるところのお米が、今度皆さんで言う三類に引き上がるところがある。そういう御検討をなさる、こういう結果がいまの大臣の数字が違うという言葉になったのでしょうか。
○津川委員 これで終わりますが、最後に、アキヒカリは本当に皆さんも援助してくれて、農民も本当に苦労して、試験場も苦労して、耕作面積は文句ありません。非常においしい米で、いま秋田、岩手から種もみの注文が非常に来ておりますので、ぜひ検討して、自主流通米どころか銘柄米に指定して、減額はもちろん、そういう取り扱いをするように速やかな処置を要求して、私の質問を終わります。 ————◇—————
できるならば、農林省でいままでいろいろ努力いたしまして、たとえばササニシキにかわるトヨニシキとかアキヒカリとか、その他のいろいろのものをつくりまして、常に努力はいたしております。しかしやはり限度があります、現在の人間の能力とそれから自然の力には大きな差がございます。