1997-05-27 第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第2号
○高村政府委員 ずうっと一位であるから幾ら説明されてもわからぬと最初に言われちゃいましたので、説明する意欲がなえるわけでございすけれども、フィリピンに対する無償資金協力については、八六年二月のアキノ政権誕生を機に、フィリピンの民主化に対する支援の観点から、多国間支援構想のもと援助を強化しているわけでありまして、さらにその後、ルソン島大地震、ピナツボ火山噴火、レイテ島台風災害といった自然災害からの復旧
○高村政府委員 ずうっと一位であるから幾ら説明されてもわからぬと最初に言われちゃいましたので、説明する意欲がなえるわけでございすけれども、フィリピンに対する無償資金協力については、八六年二月のアキノ政権誕生を機に、フィリピンの民主化に対する支援の観点から、多国間支援構想のもと援助を強化しているわけでありまして、さらにその後、ルソン島大地震、ピナツボ火山噴火、レイテ島台風災害といった自然災害からの復旧
新人民軍の参加している民族民主戦線、NDFと言いますが、そのアントニオ・ズメル議長、この人はアキノ政権との停戦交渉のNDF側の代表として登場した人ですが、かつて三年前マルコス時代、そして昨年の春アキノ政権誕生直後、二度この人と、地下にいる状態でしたが、会談をする機会がありました。そのときに聞いた話と印象として、このNDF議長であるズメル氏は共産主義者ではないということであります。
あるいはフィリピンの政情もアキノ政権誕生によって一段落されたと見ることができると思うのですが、巷間ではフィリピンのクラーク、スビック米軍基地の沖縄移駐等の問題もしばしば取りざたされている。 そこで、大多数の県民が基地の整理縮小あるいは撤去を望んでおると私たちは信じております。
今回のアキノ政権誕生に向けて、かの二月七日の選挙以前あるいは以後見ておりますと、アキノ氏暗殺後のフィリピンの民衆の気持ち、そして日本に対する気持ち、それはやはりこの経済援助のあり方をめぐって、不透明な経済援助、特に向こうの民生安定とか民衆の生活をおもんぱかってというのは名目であって、事実はそうなってきてないといういろいろな民衆の直の声、そういうものを受けた形で、私たちは経済援助に対して、フィリピンのただいまの