2000-05-23 第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第22号
一九九六年の滋賀のサングループ事件、水戸アカス事件、さらには福島の白河育成園事件。福祉の現場で、こういったところでまさかこんな事件が起こるのかと全国の皆さん方は本当に大きな衝撃、ショックだったと思います。 こうした状況について、まず大臣はどういうふうに感じておられるのか、お伺いをしたいと思います。
一九九六年の滋賀のサングループ事件、水戸アカス事件、さらには福島の白河育成園事件。福祉の現場で、こういったところでまさかこんな事件が起こるのかと全国の皆さん方は本当に大きな衝撃、ショックだったと思います。 こうした状況について、まず大臣はどういうふうに感じておられるのか、お伺いをしたいと思います。
先ほど来お話に出ておりますアカス事件でございますとか、白河育成園の事件等々を伺いまして、私ども胸が痛む思いでございます。 障害者の人権擁護の重要性につきましては、法務省といたしましても十分認識いたしております。
○国務大臣(伊吹文明君) ただいま先生御指摘のように、アカス事件というまことに残念な恥ずかしい事件がございまして、その御指摘を受け、労働省といたしましても、事業所内で人権が無視をされたような悪質な事件が起こるなどということはあってはならないことだと考えまして、関係各省庁、具体的には我々雇用を扱っております労働機関、障害者の関係を扱っておられる厚生省の福祉事務所、特殊学校の教育を扱っておられる文部省関係
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省としましては、このアカス事件を踏まえまして、今後労働省等関係機関とよく連携しながら、知的障害者の人権侵害事件の再発防止に鋭意努力をしていきたいと思います。
刑法のその六カ月の規定に関しましては、実は大臣も御存じだと思いますけれども、水戸で、アカス事件という、知的障害のお子さんの雇用に関して特定雇用開発給付金の詐取の問題ですとか性的な虐待の問題が起こりましたときに、六カ月を過ぎているということで、かなりのお子さんについて不起訴扱いになりました。
○中桐委員 このアカス事件についてはどうですか、人権擁護委員の方には相談はなかったのですか。 また、先ほどの目安箱のようなものをつくってもらいたいというふうに私は強く要望したいのですが、その点についてはいかがでしょうか。
○中桐委員 ということは、アカス事件のようなものについては十分できるというふうに理解していいわけですね。
○政府委員(坂本哲也君) 今般のアカス事件でございますけれども、ただいまお話ございましたように、特定求職者雇用開発助成金が不正に申請をして支給されたということでございますけれども、今回の事件を教訓といたしまして、こういった助成金の審査体制につきましては、支給申請時に記載をしていただく書類がございますけれども、その記載事項の改善について検討をいたしておりますし、また支給決定した後、事業所訪問によりまして
私も、同僚の大脇委員がお尋ねになったアカス事件につきましてお尋ねしたいと思います。 質問に入ります前に、障害者雇用促進法の改正については賛成でございます。法案改正そのものについては賛成でございますし、また、さらなる達成率の上昇等努力すべきことがありますが、当面の改正の努力は賛意を表したいと思います。
こうした事態を未然に防ぐことが大切だと思いますし、今回生じておりますアカス事件から何を教訓として酌み取り、そしてまた、障害を持つ方が当たり前の権利として安心して働ける雇用の場をどのようにつくり出すかが大変大切な課題として問われていると思います。