2013-06-13 第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
その後、強制捜査、国会での参考人質疑、証人喚問を経て、AIJ、アイティーエム証券両社長が逮捕、この事件には社保庁のOBが年金コンサルタントとして深く関与していたことも含めて、国民の年金制度に対する、あるいは旧社保庁、厚労省に対する信頼は本当に失墜をしました。
その後、強制捜査、国会での参考人質疑、証人喚問を経て、AIJ、アイティーエム証券両社長が逮捕、この事件には社保庁のOBが年金コンサルタントとして深く関与していたことも含めて、国民の年金制度に対する、あるいは旧社保庁、厚労省に対する信頼は本当に失墜をしました。
また、アイティーエム証券の株主となったことは事実でありましたけれども、AIJとアイティーエム証券の資本関係や取引関係ができたのは、当時は私は全然知りませんでしたが、それから大分たってからのことではあります。 私は株主でございましたけれども、アイティーエム証券の経営には一切タッチしておりませんでしたので、本件についての詳しい事情は現在でもよくわかりません。
私は、現在、アイティーエム証券株式会社の株式を二百株保有をいたしております。これらは全て、国会議員に初当選する前の平成十二年に購入したものでございます。 大蔵省退職後、当時、マスコミでも、新しい業態の証券会社として取り上げられておりましたアイティーエム証券の株式の購入を知人らに勧められまして、資産の運用の一つとして購入したものと記憶をいたしております。
○後藤副大臣 パーティー券につきましては、私の政治資金管理団体である藤信会において、アイティーエム証券に、平成十三年六月七日に四十万円、平成十四年六月十八日に四十万円を購入していただいております。 寄附については、藤信会において、アイティーエム証券の代表取締役である西村氏から、平成十二年六月十三日に五十万円の寄附を受けております。
一方、アイティーエム証券には、二〇〇六年と二〇〇九年に定期検査に入った、このように伺っております。特に、二〇〇九年は、年金運用の情報誌に、社名こそ伏せてあったわけでありますが、AIJについて警告したと思われる記事が掲載されました。 そんなことがあっても当局はいわゆる不正に気づかなかった、結果的にはそういうふうに言えるんじゃないかなと思います。
ですが、このAIAとAIJはほぼ一体でありまして、ここで本当の価額を隠して、アイティーエム証券を通じて虚偽の価額を信託銀行に伝えていた、こういうわけであります。 この場合、信託銀行は基準価額が虚偽であることを知り得る立場にあったかどうかという点が国会でも議論になりました。
AIJのファンドは、外国の監査事務所から監査を受けており、正しい監査報告書が、先ほど名前が出ましたAIAと、ファンドの販売会社であり、名義上のファンド受益者であるアイティーエム証券のところに届いていました。AIAはAIJと一体ですから、どうしようもないということにしても、アイティーエム証券は、AIJの浅川社長の指示で、中身を確認しないでその監査報告書をAIJに届けていたということであります。
その結果、七月の九日及び七月三十日の二度にわたりまして、それぞれ異なる年金基金に対する金融商品取引法の投資一任契約の締結に係る偽計の嫌疑で、AIJ投資顧問株式会社並びに同社の浅川社長、高橋取締役及びアイティーエム証券株式会社の西村社長を東京地検に告発いたしました。これを受けまして、同日、東京地検は、浅川社長、高橋取締役、西村社長の三名を同罪で起訴しております。
その後、AIJ投資顧問及びアイティーエム証券について、監視委員会による検査の結果、虚偽告知等の法令違反が認められたとしまして、三月二十二日、行政処分を行うよう勧告が行われました。
○佐藤ゆかり君 そうしますと、アイティーエム証券としては共謀という形になりますでしょうか。
既に明らかになっておりますように、今年一月から三月にかけてAIJ投資顧問及びアイティーエム証券に対する検査におきまして、基準価額の改ざんですとか、アイティーエム証券がAIJ投資顧問から提供された基準価額が虚偽であること、あるいはその可能性が高いことを認識しながら顧客に対する販売等を行っていた、あるいは、先生御指摘のように、ファンドの監査報告書の内容を確認せずにそのままAIJ投資顧問に渡していたといったような
ただ、その報道の中で、アイティーエム証券が顧客あてに送付した手紙の中にあります、金融庁に問い合わせたところ、事実ならとっくに検査に入っているとのコメントでしたといった記述でございますが、これは金融庁、証券取引等監視委員会及び関東財務局としては、アイティーエム証券からそのような問合せを受けた事実はありません。したがって、そうしたコメントをした事実もありません。
それ以後たしか委員会は開かれていないと思いますけれども、まず、AIJ、それからアイティーエム証券、それから東京年金経済研究所、いわゆる年金コンサルタント、この三者を証人喚問したわけですが、その後金融庁としてどのような対応をとっているのか、そして現状がどうなっているのか、簡潔に御報告を願いたい。
○荒木清寛君 もうそれは、アイティーエム証券としてはまあ任せっきりだったということになるんですか。
衆議院の証人喚問において、西村証人がアイティーエム証券は浅川証人の完全な支配下にあったと証言しておられますが、これは浅川証人とアイティーエム証券のどのような関係を指しているとお考えですか。
○荒木清寛君 先ほどのこのアイティーエム証券での損失というのは、倉橋氏が仕掛けたいわゆる仕手戦の失敗でそうした損失がアイティーエム証券に生じたということではないんですか。
財政及び金融等に関する調査のうち、AIJ投資顧問による年金資産運用問題に関する件に関し、来る四月二十四日午後一時にAIJ投資顧問株式会社代表取締役浅川和彦君を、同日午後三時十分にアイティーエム証券株式会社代表取締役西村秀昭君を証人として出頭を求め、その証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○政府参考人(岳野万里夫君) 先生御指摘がございましたように、二〇〇九年の二月、アイティーエム証券に対しまして立入検査を実施しております。 このときはアイティーエム証券に対する単独の検査でございまして、これまで、証券会社の検査でございますので、通常の市場仲介者としての内部管理体制、法令等遵守体制、リスク管理体制などの検査を行っているところでございます。
○政府参考人(岳野万里夫君) アイティーエム証券につきましては、平成十年に設立されまして、その後いろいろなビジネスの変遷がございまして、前回検査に入りました時期におきましては、AIJ投資顧問の運用しております海外私募投信の販売を中心として行っているブローカーであると、こういうことは認識した上で検査には当然入っていたと思います。
○政府参考人(岳野万里夫君) まず、今回の不正事案と申しますか、AIJ投資顧問によります今回の問題につきましては、御案内のとおり、今回のAIJ投資顧問とアイティーエム証券に対する検査におきまして、AIJがファンドの基準価額の改ざんを行っていたこと、アイティーエム証券はAIJ投資顧問から渡された基準価額を受けて顧客に対する販売を行っていたこと、アイティーエム証券はファンドの監査報告の内容を確認せずに、
○網屋委員 アイティーエム証券からすると自社株買いであって、消却するかしないかは、それはアイティーエム証券の問題です。 質問をしているのは、浅川さんの株式を買い取った事実がありますか、ありませんか、それを消却するかどうかは別問題として。
まず、アイティーエム証券がAIJ投資顧問と接点を持つようになったのは、いつ、どのような経緯からですか。また、アイティーエム証券がAIMグローバルファンドの販売を手がけるようになった経緯についても教えてください。
○網屋委員 ここは私は一番実は、今回のアイティーエム証券、ほかにもいろいろありますけれども、大きなポイントだと私は思っております。 顧客から問い合わせというのはなかったんですか、監査の内容について、アイティーエム証券には。
国務大臣(自見庄三郎君) 先生の御意見も、今そういう強い意見も聞いておりますが、御存じのように、このAIJ投資顧問会社とファンド管理会社でございます英国のバージン島にあるAIAが、これ全く支配者が一緒の人でございまして、虚偽の基準評価を作成して、そういうことは普通めったにないんですけれども、そこで全く虚偽の作成を、作って、今さっき言いましたように、正確なきちっと監査法人が、来たその報告も、このアイティーエム証券
実は、ファンドのスキームは当初、二〇〇二年につくっているわけでございまして、基本的にはアイティーエム証券で、私はこんな能力はありませんから、つくって、投資事業組合もそうです。
○蓮舫君 雑誌等の報道以降解約が相次いで、平成二十二年度、アイティーエム証券のファンド販売収益が前期比からこれ七割減っていますね。収益もそれに引きずられて四割減っている。でも、AIJからの信託報酬が前期比からこれ二割増えていたので、販売の減少をカバーしていました。AIJからの信託報酬というのは、アイティーエム証券にとっては、その営業収益にとって非常に大きいですね、占めている比率が。
ただ、私どもがアイティーエム証券に払ったのが二〇〇七年の四月から二〇一一年の三月ということでございます。 ですから、私どもは信託報酬をもらっていますが、アイティーエム証券に払ったという期間がそれだけだということでございます。
今般の事案ではほとんどの顧客が厚生年金基金であると見られておりますが、三月二十三日に行政処分において、顧客資産の保全が非常に大事でございますから、保全が円滑に進むようにAIJ投資顧問会社とアイティーエム証券の両社に対して業務改善命令を出したわけでございます。
○竹本委員 証券取引等監視委員会は、二〇〇六年と二〇〇九年、AIJの営業を担当する関係会社のアイティーエム証券、本体にじゃなくてアイティーエム証券に対して定期検査に入っておりますけれども、二〇〇九年といいますと、格付投資情報センターがAIJの社名を伏せてニュースレターで警告した年であります。金融当局に対してもAIJの懸念について報告していたわけです。それでも検査で問題を把握できなかった。
○岳野政府参考人 先生御指摘いただきましたように、アイティーエム証券に対しましては、二〇〇九年の二月に検査に入っております。 なお、AIJ投資顧問の浅川社長は、アイティーエム証券の当時役職員とはなっておりませんでした。
今回お配りいたしました資料の三ページ目をごらんいただきますと、この中で、監査事務所、これはグラント・ソントンのケイマンと言われていますが、この監査報告書をAIAとアイティーエム証券に送付をしています。ファンドの運用状況をそれぞれに報告しているわけなんですが、しかし、このAIAとアイティーエム証券、これはAIJ投資顧問と大変深い関係にある企業です。
御指摘のように、証券取引等監視委員会がことしの一月から実施しておりましたAIJ投資顧問及びアイティーエム証券に対する検査の結果、虚偽告知等の法令違反が認められたとして、昨日、三月二十二日でございますが、監視委員会より行政処分を行うように勧告をいただきました。
そこで、自見担当大臣にお伺いしたいと思いますが、国民の皆さんも大変ケイマン諸島のことは気掛かりと思いますが、一部に報道されています、このAIJ投資顧問のお金がアイティーエム証券を通じて、そこから先ブラックボックスでどこに行ったか分からないけれども、どうもケイマン諸島に行っているようだと、ファンドに行っているようだと。
ただ、これ、総理、今聞かれましたように、自見大臣は、なぜお金が日本から、AIJ投資顧問からアイティーエム証券を通じてケイマン諸島、そして中国若しくは香港に回るかという、そのメカニズムを金融担当大臣が御存じないわけです。ですから、どういうふうに回るかというからくりが、やはり金融の専門家としてこういうことが分からないと、水際規制をどうやって打っていいかと、その対策も打てないわけですよ。
○副大臣(中塚一宏君) お尋ねのAIJ投資顧問及びアイティーエム証券につきましては、証券取引等監視委員会が本年の一月から調査をいたしておりました。また、AIJ投資顧問につきましては、二月に業務改善命令、業務停止命令を発出をしておったところでございます。検査の結果、虚偽告知等の法令違反が認められたと。昨日、三月二十二日、行政処分を行うように金融庁に対して勧告が行われました。
それから、次に、二〇〇九年二月にAIJの販売部隊であったアイティーエム証券に検査が入っているわけです。ところが、その後、二〇一二年一月、ことしですよね、ようやく証券取引等監視委員会が検査に入っていると。まあ、二〇〇九年二月の検査では問題がなかったということだと思いますが、しかし、この間なぜAIJ本体にこの検査を入れなかったのか。この辺、素朴な疑問だと思うんですが、いかがですか。
○竹内委員 いろいろな情報があって、通報等があって、二〇〇九年二月にアイティーエム証券に検査に入られたんだと思うんですけれども、一応、そのときは表面上は見つからなかった。しかし、本体にも何らかの取っかかりをつけるというか、やはり、調査をするとか、さまざまな工夫の余地はあったんじゃないかなというふうに私は思っております。 それから次に、厚生年金基金の話に移ります。
○岳野政府参考人 ただいまアイティーエム証券に関する検査の御質問がございました。 アイティーエム証券につきましては、先生御指摘のとおり、前回、平成二十一年に立入検査を行っております。その後、ことしの一月にAIJ投資顧問に検査に入るまで随分時間があったではないか、こういう御質問と理解いたします。