1959-02-13 第31回国会 衆議院 予算委員会 第10号
八幡製鉄代表取締役社長渡辺義介、富士製鉄代表取締役社長永野重雄、日本鋼管河田重氏と、フィリピン・アイアン・マインズ・コーポレーション社長のヘンリー・J・ベルデンという人の間に、木下商店を代理取扱い者とするこの三者の契約書を見ると、これらの百万ドルの機械がフィリピンに行かなくてはならぬようになっているのですよ。ところが現実にこの機械がフィリピンに行っておるかおらぬか。
八幡製鉄代表取締役社長渡辺義介、富士製鉄代表取締役社長永野重雄、日本鋼管河田重氏と、フィリピン・アイアン・マインズ・コーポレーション社長のヘンリー・J・ベルデンという人の間に、木下商店を代理取扱い者とするこの三者の契約書を見ると、これらの百万ドルの機械がフィリピンに行かなくてはならぬようになっているのですよ。ところが現実にこの機械がフィリピンに行っておるかおらぬか。
しかもこのフィリピン・アイアン・マインズという会社に対しては輸出入銀行が百八十万ドルの借款を、鉄鋼三社並びにこれの引き受けの木下商店を通じて貸し出しております。われわれはこういうフィリピンと日本との賠償あるいは延べ払いのプラント輸出、コマーシャル・ベースのいろいろな商売について、きょうこれから政府の所信を一つ伺っておきたいと思うのです。
はなはだ申しわけございませんが、実は漠然とした話しか、まだ今日の段階で御返事できないのでございまして、当時のいきさつは、相手方でありまするフィリピン・アイアン・マインズの関係の鉱区外の小さい山らしいというのでございますが、そこからあるいわばブローカーを通じて申し入れがあったことがある、そのときのいろいろな条件が必ずしも的確でなかったから断わったことがあるのだが、そのことだろうかという程度のことでございますので
○政府委員(岩武照彦君) その辺の事情、実は何も耳に入っておりませんが、ただ、木下商店の名前が出ましたが、私の記憶によりますれば、木下商店が日本側の高炉三社から資金のあっせんを受けて、それをフィリピンの相手側に貸しまして、フィリピンの今お話のありましたフィリピン・アイアン・マインズというのですか、それがアメリカからこの積み出し施設を輸入してララップに据え付けて日本向け鉄鉱の輸出の増大をはかった、こういうふうな
○岡田宗司君 フィリピン側はフィリピン・アイアン・マインズという会社と、それからこちら側は木下商店との間に何か契約ができているということなんですけれども、そうして木下商店がララップのものを一手に輸入しておる。
そうしてその鉱石は何ですか、フィリピン・アイアン・マインズという会社が一手に引き受けて、そして日本側に一手に売り渡しているということになっておるのですか。