1986-03-18 第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
これを対象に一千六百ヘクタールの農地造成、参加農家八百二十六戸の全体計画を完了して本格的に農地開発に取り組むことになりまして、昭和四十六年度から昭和五十三年度の八カ年計画で、総事業費七十五億五千万円の国営農地開発事業として着工され、農家の経営規模を拡大し、機械化営農に対する道路網、畑地かんがい施設等を施行し、営農作物としてわせ温州ミカン、桑園、牧草を選定、導入することによりまして地域の農業構造改善を
これを対象に一千六百ヘクタールの農地造成、参加農家八百二十六戸の全体計画を完了して本格的に農地開発に取り組むことになりまして、昭和四十六年度から昭和五十三年度の八カ年計画で、総事業費七十五億五千万円の国営農地開発事業として着工され、農家の経営規模を拡大し、機械化営農に対する道路網、畑地かんがい施設等を施行し、営農作物としてわせ温州ミカン、桑園、牧草を選定、導入することによりまして地域の農業構造改善を
ただ問題は、小玉化の傾向はこの段階ではなかなかとめられませんで、率直に申しますと、わせ温州は、恐らくこの小玉化の現象は、これ以上被害を軽減することはむずかしかろう、こう考えております。
当初はみんな同じで要求してきていたのが、わせ温州の地帯ではむしろ消極的になってくるということで、非常に実態によって動きが違ってきております。
この寒波の被害の一つの原因は、オレンジあるいはグレープフルーツ等の自由化の波に押されまして、寒波に弱い、危険性の高い品種への転換が行われたということ、ネーブルオレンジとかあるいはイヨカン、ハッサクあるいはわせ温州というふうなかっこうになっているわけでございまして、そういう意味で非常に寒さに弱いわけですね。
さらに、降灰被害の調査をおやりになっていると思いますが、わせ温州とか普通温州とか普通ナツミカン、ポンカンとかアマナツとか雑柑、小ミカン、あるいはビワ、これは特に桜島町ですね、こういう中でことしの九月現在の被害数量は一万二千七百二十トンの被害です。金にして十億二千百三十六万というふうに地元では計算をしているわけであります。
わせ温州にしても九月、十月になりますとだんだん出荷の時期になってまいります。必ず競合するということは私は火を見るよりも明らかであると思うわけです。十分取り締まりをするし、悪質なものについては手厳しく処置をするとおっしゃっておるが、当然のことである。
そういった意味で、ことし結果を見なければわかりませんけれども、いま申し上げたようなことが十分考えられますし、恐らくは九月、十月にかけてオレンジと日本のわせ温州または温州ミカンとの競合が必ず起きてくる、私はかように思うわけでございますので、業者の自粛はもちろんのこと、農林省の指導を徹底してやると同時に、いま私が数点指摘したようなことを踏まえて、十分ひとつ今後日本の果樹農家を守るためにも対処していただきたいと
○澤邊説明員 本年の温州ミカンの品質問題についてのお尋ねでございますが、御指摘ございましたように、本年は冬季の寒波による落葉から、さらに春先の降雨、低温、日照不足ということで例年になく異常天候で生育期を迎え、全般的に植生育がおくれたということもございまして、開花期になってもそのような天候は十分回復しなかったということもございまして、平年に比べましてわせ温州で三日ないし七日の開花期のおくれ、普通温州で
さらに鹿児島市の東桜島町に若干の被害があるということでございまして、果樹の中では、わせ温州ミカン、それから普通温州ミカン、それからポンカンはそれよりはだいぶん被害は少ないという報告を県から受け取っております。
具体的には、たとえば温州ミカンにつきましては、わせ温州と普通温州に分けるというようなことを考えておるわけでございます。ただ、その際に、果樹の種類によりましては、これはあまり微細に分けますと、そのものにつきまして危険分散の可能性がなくなるというところまで細分化するわけにはまいらぬわけでございま了。
農家単位に近い形でございますが、その場合でも、先ほど申しましたように、温州ミカンとか桃とかいうものを一色に見ませんで、たとえばわせ温州とその他に分けるといっだような形で農家の経営としてとらえますけれども、その中をさらに分け得るような形でございます。水稲共済のような徹底した農家単位ではないわけです。その点は実体がやや違います。
○政府委員(小暮光美君) 対象果樹をさらに品種あるいは栽培方法を細分するということは、この試験の期間から一つの検討課題になっておりますが、たとえば温州ミカンをわせ温州と普通温州に分けて試験をやってまいりました。また、そのほかにリンゴの場合では、かなりこまかく一類、二類、三類、四類、五類というものを初め事務的にはつくりました。
それからもう一つは、これはわせ温州で、すでに収穫期に入っているわけでありますけれども、これが非常に長い干害のために全体が水分が枯渇をしております。それが急激に――実は一週間前に約十ミリばかりの雨が降りまして、それがこういうように水分のアンバランスが出まして結局玉割れが生じた。
そうすると昨年のミカンは、相当新植が多かったために、わせ温州等においては値くずれがいたしたことは大臣も御存じのとおりでございます。そういう現在ミカンをつくっている人たちも、将来に対しては必ずしも楽観はしていない。
わせ温州ミカンの被害が大きく、局部的には農家年間収入の五〇%以上の被害のあるところもあり、桑の被害同様長期低利資金融資を望んでおるほか、果樹共済制度の早期実現を望んでおりました。 ここで奄美大島地域における本年四月以降の早害による農作物被害について、六月八日付で陳情がありましたので概要を御報告申し上げます。
わせ温州の方が伸びがいいというのは、結局出荷の時期の問題なのです。品種改良もそういうのが偶然出てくる場合もありますけれども、今の温州をもう少し時期がおくれるようなものにすることができれば、これはずいぶん楽になるわけです。
このことと関連してお尋ねしたいことは、新しい品種じゃございませんけれども、ミカンの伸びの中で、わせ温州と従来の温州とは率にしてどっちがよけい伸びておりますか。
それから、あとの点は、率はちょっと覚えておりませんが、わせ温州の方が伸びはうんと高いわけであります。