1980-11-13 第93回国会 衆議院 決算委員会 第5号
今後わが国養蚕業の生産性を高め、国際競争力をつけてまいるためには、養蚕農家全体の規模拡大を図りますとともに、大規模養蚕農家の育成を一層推進する必要がございます。 五十四年における養蚕経営指数につきましては、五十年対比の指数で見ますと、一戸当たりの収繭量規模、ただいまこの収繭量規模につきましては四百六十一キログラムという御指摘がございました。
今後わが国養蚕業の生産性を高め、国際競争力をつけてまいるためには、養蚕農家全体の規模拡大を図りますとともに、大規模養蚕農家の育成を一層推進する必要がございます。 五十四年における養蚕経営指数につきましては、五十年対比の指数で見ますと、一戸当たりの収繭量規模、ただいまこの収繭量規模につきましては四百六十一キログラムという御指摘がございました。
生糸の世界的な供給過剰傾向や国内絹需要の停滞に加えまして、近年の中国、韓国産生糸のわが国市場への進出でわが国養蚕業が大打撃を受けていることはもう御承知のとおりです。
○瀬野委員 先ほど申しましたように、生糸は、輸入商社に対する指導を厳格にしていただかねばならぬという問題と、いま申しましたように、主要輸出国の中国、韓国と数量調整あるいは輸出価格等についても十分検討していかないと、わが国養蚕農家の安定は守れないと思います。そういったことで、ともあれ近く決定される基準糸価一万円の引き上げについてはぜひ対処していただきたい。
以上のごとく、繊維農学科の果たした、わが国養蚕の向上に貢献されたことは筆紙に尽くせないものがあるのであります。東南アジア、アフリカ、中南米、中近東諸国から、日本の養蚕業の視察者及び学習者等が上田の繊維学部を訪れる者が年々非常に多くなっております。いまや上田は世界の蚕糸科学のメッカとも考えられております。
この利益につきましては、この会社は営利法人を目的として設立するのではございませんから、この会社として通常の経費、それにさらに通常の配当、この配当についても決して一割以上の配当をするような処置は考える必要はないと思うのでありますから、そういう経費、配当を控除いたしまして、残りました利益につきましては養蚕業振興のためにこの利益を提供せしめて、そうしてわが国養蚕業の発展に寄与するようにいたして参りたいと考
まず第一に、わが国養蚕農家、織物業者、これの加工業者、輸出商社、これらに従事する多数の農民、勤労者のこうむる被害は、経済的にはもちろん、精神的悪影響は看過することのでき得ない重大なる問題であると私どもは信ずるのでございます。