1953-07-30 第16回国会 衆議院 予算委員会 第26号 わが国周囲の情勢が依然として不安定である限り、防衛問題がますます朝野の関心を集めることは当然のことでありましよう。ところが吉田内閣の防衛に関する方針はすこぶるあいまいであり、明瞭を欠いております。その上に政府閣僚諸公の発言は、申せば朝令暮改、毎日のようにかわるために、一般国民は政府の真意がどこにあるかということは迷う点がすこぶる多いのであります。 芦田均