1972-02-29 第68回国会 衆議院 予算委員会 第6号
そういうようなことで、わが国はあり得べき、想像し得べきわが国侵略に対する抑止力というものを持つことができないのです。これは軽微な抑止力しか持てない。そこで、その抑止力の足らざるところをアメリカの軍事力に依存をする、この体制、これは堅持する必要がある。この立場は必ず中国によっても理解し得られるところではあるまいか、そういうふうに私は考えておる次第でございます。
そういうようなことで、わが国はあり得べき、想像し得べきわが国侵略に対する抑止力というものを持つことができないのです。これは軽微な抑止力しか持てない。そこで、その抑止力の足らざるところをアメリカの軍事力に依存をする、この体制、これは堅持する必要がある。この立場は必ず中国によっても理解し得られるところではあるまいか、そういうふうに私は考えておる次第でございます。
このような外国資本によるわが国侵略に対する対抗施策は今日までほとんどとられておりません。こういう現況、こういう状況のもとにアメリカから資本の自由化が要請されているのであります。近く開かれる日米貿易経済委員会に大臣はどのようなお心がまえで臨むおつもりか。いま言った大きな点について国内の体制ができていない。野放しだ。そして国民経済は非常な不利益を受けている。これにどういうつもりでお臨みになるのですか。