1971-05-14 第65回国会 衆議院 商工委員会 第21号
これはいろいろな要件がございますけれども、ことしの初頭あたりでございますと、金融がいわゆるうしろ向き金融だった。在庫に対しての金利その他に金融が回せられて、景気上昇にほとんど使われてなかったということも言えるのではないかと思いまして、ことしの三月には、わが省といたしまして例のない、年度末金融百九十五億という金融を中小企業を対象に出してまいりました。
これはいろいろな要件がございますけれども、ことしの初頭あたりでございますと、金融がいわゆるうしろ向き金融だった。在庫に対しての金利その他に金融が回せられて、景気上昇にほとんど使われてなかったということも言えるのではないかと思いまして、ことしの三月には、わが省といたしまして例のない、年度末金融百九十五億という金融を中小企業を対象に出してまいりました。
○竹本委員 小のほうの場合、ことに最近のように金詰まりだとかうしろ向き金融だとかいうような問題が多くなるし、滞納も多くなるといったような情勢の中では、小さな企業の場合には税額の三分の一を納めたらあとは四カ月猶予してやるとかいったように、いまの条件をちょっと緩和してやる必要があるではないか、そういう御意思がありますかということです。
ただ、従来の考え方で申しますと、先ほど申しておりますように、規模が大きいとか資本が大きいとかいうことよりも、どうしてもうしろ向き金融のものですから、安い金利を出さないと再建がむずかしい、こういう角度で主として金利がきめられているわけでございます。
今日も私はまだその考えを捨てておりませんけれども、当時私は、言うなれば一種の証券公団といいますか、かなり公的な性格を持ったものを設置することによって総合的な政策をやらない限り、継ぎはぎな、うしろ向き金融を積み上げることではこの問題は解決しないだろう、こういう考を持っており、一部の方にはその構想を話したことがありますが、当時あまりそういうことを出すことが必ずしも——当時の市況その他にも関係がありましたから
もう一つは繊維産業あるいは中小炭鉱、こういった面の不況な業種につきましての、いわばうしろ向き金融の必要が出てきておるのであります。
といたしましては、輸出金融を円滑ならしめるというこの立法の趣旨がら見ましても、今後必要とする輸出資金の貸付——われわれはそれを前向き金融と申しておりますが、将来輸出をするのでお金が要るからこれに金融するということも必要でございますが、同時に、まあすでに自分のお金から出しておる、自分の資金の中から貿易の、そういう輸出をするために必要なお金を出しておった、払っておったというようなことを、われわれはこれをうしろ向き金融