1950-02-08 第7回国会 衆議院 予算委員会 第11号
これは日本の食生活が長い間の慣習によりまして、乳製品であるとか、あるいは酪農生産品を取入れるという生活ができておらないために、たまたま有利な事業であるというて奨励しても、それが遂に生産過剰となり、りつぱな市場を持たないために、これが遂に頓挫してしまうのであります。
これは日本の食生活が長い間の慣習によりまして、乳製品であるとか、あるいは酪農生産品を取入れるという生活ができておらないために、たまたま有利な事業であるというて奨励しても、それが遂に生産過剰となり、りつぱな市場を持たないために、これが遂に頓挫してしまうのであります。
そして盛んに庭先取引が行われておるわけでありまして、りつぱな市場を持つておりながら、市場取引というものが順次すたれて行く傾向が勲著であります。これは実に悲しむべきことであつて、どうしても市場法を制定して、市場中心の取引にしなくては、公正な取引はできないと思います。また家畜の基準相場と申しますか、公正な価格が出て来ないわけであります。