1997-03-21 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
ただ、そこは可能な限りアプローチするといたしますと、平成元年にこの種の改正をいたしておりますので、そのときの消費動向の変化、例えばしょうちゅうの甲類が当時一六・五%減っております、乙類が六・四%減っておりますといったことなどを基準に計算をしてみますと、今回の改正が完全に実施されたその暁には、しょうちゅうにつきましては二割程度消費が減少するのではないかという仮説といいますか、仮定のもとに減収額の計算を
ただ、そこは可能な限りアプローチするといたしますと、平成元年にこの種の改正をいたしておりますので、そのときの消費動向の変化、例えばしょうちゅうの甲類が当時一六・五%減っております、乙類が六・四%減っておりますといったことなどを基準に計算をしてみますと、今回の改正が完全に実施されたその暁には、しょうちゅうにつきましては二割程度消費が減少するのではないかという仮説といいますか、仮定のもとに減収額の計算を
しょうちゅうの甲類といえば、これはサントリーとか宝酒造など大手メーカーのしょうちゅうなんですね。それが乙類の中小零細メーカーの芋じょうちゅうより税率アップ分が少なくて、価格の方は乙類よりますます安くなってしまう。サントリーなどのウイスキーの方は税率が大きく引き下げられる、価格は大幅に安くなるわけです。
税制の上では、しょうちゅうの甲類、乙類の区別もなくなります。とりわけ乙類の方は、五百年の歴史と文化を持つ日本に固有の蒸留酒であります。 世界各国において、それぞれ酒というのは、各民族がそれぞれの地域と生活の中ではぐくんできたものでありまして、原材料も品種も製法も多種多様、この多様性がまさに酒の特色であろうかと言ってもいいのではないかと思うのです。
しょうちゅうの甲類、乙類ともに、乙類なんか半分になる予定だったのですよ。どんなものでしょうか。 昨年売上税が成立してもし四月一日から施行されておったならば、これはこういうふうになっておったわけです。ところが、あれが粉砕されまして、新しいお酒の税金の基本方針が発表になりましたけれども、全然違う。
先ほど言いましたようにしょうちゅうの甲類には大きな企業もありますが、特に乙類に限ってみますとほとんど小規模零細業者ばかりでございまして、経営基盤は脆弱であり、そして酒税の転嫁力は極めて弱いと言っても私はいいと思うのであります。 そういう状況にありますから、特に鹿児島とか宮崎とか、私は宮崎でありますが、今県外に物を売って県内に金が入るというのはしょうちゅうくらいのものですね。
同時にまた、お酒ですから、財政物資だということで特別の感覚で税賦課がなされておるということは理解をいたしますけれども、ほかの物品の税負担と比較をしてみますと、例えば小売価格に対する税負担割合では、ダイヤの指輪は一三・〇%、ミンクのコートは一三・〇%、小型自動車は一一・九%、ルームクーラーは一〇・〇%、ステレオが八・五%、ピアノが八・九%、こういうことで、例えばしょうちゅうの甲類二十五度は一四・四%、
しょうちゅうの甲類は三四・四%、乙類でも二四・四%ということでございまして、税負担の割合の低い酒類につきまして引き上げ幅を大きくしておるということでございまして、その限りにおいては従来の税負担の格差が少なくとも拡大はしていない、縮小の方向に向かっておるということは、これは事実であろうと思うわけでございます。ただし、その縮小の幅がはかばかしくないという御指摘はあろうと」思います。
しょうちゅうの甲類と乙類、混合酒が幅をきかす時代に、こんな呼び方にも問題があります。 第五、酒の表示規定。公取以外に原材料の表示を取り締まる法律がなく、あとは業界の自主規制に任されております。ホワイトウイスキー、こんなものがまかり通る先進国がどこにありますか。これだけの税金を取っていながら、酒の品質については野放し同然です。
○梅澤政府委員 しょうちゅうの品目で甲類と乙類があるわけでございますが、これの区別の根拠でございますか、今の御質問は……(川崎委員「なぜ甲、なぜ乙にしたか」と呼ぶ)このしょうちゅうの甲類、乙類、これは沿革的に見ますると、昭和十五年の酒税法のときに、当時は造石税でございましたが、甲と乙という分類ができたわけでございます。
今回の引き上げに際しましても、しょうちゅうの甲類、これは五十三年に引き上げさせていただいたわけですが、乙類につきましても、引き上げをやはり九・四%という一番低い率でお願いをすることにしておりまして、これはたしか一本当たり六円程度の値上げでございます。
特に二級は増税をしない、あるいはしょうちゅうの甲類、乙類、こういうのが配慮の跡があるわけです。まあ私はこれは決して間違いだとは思わない。いままでの議論もございましたように、税の上で配慮をするのか、あるいは日本酒の場合には非常に原料商であるという意味からすると原料の上で何らかの措置を講ずるのか、いずれが正しいのかはこれは大いに議論のあるところでしょう。
ちょっとあるいは言い間違いがあったと思いますが、しょうちゅうの甲類が〇・八、乙類が〇・三%で、合計一・一%でございます。 以上でございます。
たとえばここであなたのほうから説明してもらってもいいのだけれども、私のほうにたまたまありますから言いますが、しょうちゅう、ウイスキーの特、一、二級、リキュール、こういうもののこの数年来の伸び率、こういうものを見ましても、しょうちゅうの甲類で昭和三十八年度、五年前が九十八億、四十三年度では九十四億、ところがウイスキーの特級は四十六億が百五十三億になっている。