2002-02-25 第154回国会 衆議院 予算委員会 第17号
毎年、日本へのやみ輸出によりロシアは七億ドル、約九百億円ですか、以上損失している、これは金額が膨大であるばかりか、我が国水産資源に取り返しのきかぬ略奪である。これは日本にとっても同じことなんですよね。日本の本来の固有の領土である北方領土近海でもってまさに密漁されて、それが日本に密輸されている。同じ状況ですよ。 そして、密輸は両国の密漁者にとって日本市場の販売条件がよいので大きく繁栄している。
毎年、日本へのやみ輸出によりロシアは七億ドル、約九百億円ですか、以上損失している、これは金額が膨大であるばかりか、我が国水産資源に取り返しのきかぬ略奪である。これは日本にとっても同じことなんですよね。日本の本来の固有の領土である北方領土近海でもってまさに密漁されて、それが日本に密輸されている。同じ状況ですよ。 そして、密輸は両国の密漁者にとって日本市場の販売条件がよいので大きく繁栄している。
それもやみ輸出で延べ払いをやっておるのではないかと思われる節が非常にあるのです。もう一度念のために申し上げますが、これはお認めになったディーゼル五十二両、三百五十万ドル。客車、炭車導入、日立製作所など八社、千二百五十万ドル。忠州水力発電四千七百四十八万ドル。源林産業と東洋棉花、これがやはり延べ払い千四百六十万ドルのプラント輸出。それから、伊藤忠と朝鮮紡績、これもプラント輸出千五百七十万ドル。
しかし、今お話がありましたように、向う側が全南漁連という形で、向う側からすれば輸出でありますが、輸出の統制をとっておることになりますと、それ以外のものを無為替でとるということになりますと、明らかに向う側からいえばやみ輸出、これを日本側がどんどん認めたようなことになって、これは日本でも同じようなことをやっている立場からみれば、確かにおもしろくないだろうということはよくわかります。
ところが今政府委員の方においては昨年だが、例外的に輸出をしたということがある、こういう工合に認めます、これは政府委員の答えられた例外的な輸出をしたという事実があったことは通産大臣が答えられたやみ輸出の中に入るのでしょうかどうか、それを明らかにしていただきたい。
この二元行政の結果がこういう手続違反になり、やみ輸出が起り、また肥料価格についてもこういう不明確な問題が起り、ひいては農民に迷惑を與えている。こういう結果になつている。この弊害たるや実にこれは数知れないほど出ている。今までの肥料行政が二元化されて以来の歴史をひとつお調べになつたらわかる。通産省の人は何をしたか。
そういうような関心を持たれないから、部下がああいうやみ輸出をやる。私はこの点は将来について十分嚴重なる関心を持つていただきたいということを希望します。 最後に肥料行政の問題ですが、先ほど他の委員の御質問に対するお答えによりますと、一つのところでやつておる方がよいから、今のままがよい、こう言う。一つのものなら、生産と配給と——今は配給じやありませんけれども、これを一つにするのが一番いい。
○河野(謙)委員 肥料の輸出の問題につきまして、通産省にいわゆるやみ輸出の事件があつたのでありますが、本日御出席いただきました安本は、この問題には直接関係がありませんので、この問題とは別に、今夜肥料の輸出が可能であるか、不可能であるかということについて、率直に御答弁いただきたいと思います。
こういうことであれば私はこの機会に伺いたいのですが、今問題になつておりますいわゆるやみ輸出、これは通産省からも安本に御相談がなかつたようでありますが、もしその当時二万数千トンの輸出について御相談があつた場合には、安本としては——農林省は拒否しておるが、承認される御意向でありましたか。それとも農林省同様に拒否される御意向であつたか、これを一つ伺いたいと思う。
この前の委員会のときに、やみ輸出をしてこれだけの肥料の穴を明けた、これについては非常に悪かつた。しかし善後処置として通産者はただちに従来の生産計画に、さらに二万数千トンの増産計画を立てて穴埋めをする、こういうことをこの席で言明されたのでありますが、この二万数千トンの増産計画を立て、これをさらに具体化して命令を出された、こういうことについて御説明をいただきたいと思います。