1995-05-10 第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
やみ米業者は、一〇〇%を使うのはばか正直だ、本物七〇%、残りを品質が近い産地を入れるのが正直者で、他産地物を半々入れるのが普通なんだ、こういうふうに豪語しております。そういうことを知らないはずはないわけであります。 したがって私は、皆さんが一体いつごろまでにこの三点セット表示をやるべきだと考えていらっしゃるのか、その時期を明確にしてください。
やみ米業者は、一〇〇%を使うのはばか正直だ、本物七〇%、残りを品質が近い産地を入れるのが正直者で、他産地物を半々入れるのが普通なんだ、こういうふうに豪語しております。そういうことを知らないはずはないわけであります。 したがって私は、皆さんが一体いつごろまでにこの三点セット表示をやるべきだと考えていらっしゃるのか、その時期を明確にしてください。
昨年来の米騒動のときに、あれほどやみ米業者が大きな顔をして振る舞っていたではないですか。 WTOの特別措置で関税化そのものが免れたわけではありません。六年後のミニマムアクセスを継続するにせよ、しないにせよ、米の輸入が恒常的になり、当面その量は確実に増大する事態となるでしょう。取り返しのつかない措置は今おやめなさいと申し上げておきます。
○刈田貞子君 先ほどやみ米業者の話が出ておりましたけれども、その中でそうした不正規流通米の業者に対してのいわゆる摘発というんでしょう か、あるいはまた指導した例というんでしょうかそういうのがあるかないかというのが一つ。
やみ米業者が盛んに暗躍しておることも事実であります。特に、特定米業者の皆さん方は、現場におりましても、私のところは今米が二万五千円まではね上がってしまいまして、農協としても集荷が非常に困難になっておるわけであります。このやみ米については、食糧事務所もただ見ておるだけではなしに、指導とかなんとか言っておるが一体どうなるのか、お尋ねをしたいと思います。
今年の場合、作況八〇となりますとそれが八百五十万トンぐらいの生産になるわけでございますので、今正式のルートに流します自流米、これは別段、政府米と自流米と今回も区別せずに一緒くたにして集荷をお願いしておるところでございますけれども、正規の流通に乗せる米と、それからいわゆるやみ米との間で、やみ米業者の暗躍というのが例年以上に強くなっているのも事実でございます。
作況指数を八〇にして二百万トン余りの不足をする、単純な計算なんですけれども、米不足によりまして農家がいわゆる出荷を見送ったり、あるいはやみ米業者によって思うように集荷が見込めない、狂ったと予想する人が非常に多かろうと思いますから、この周知徹底をするために今どんな方策をとるか。
○鶴岡政府委員 作況指数八〇というので、供給のパイが少なくなっておる関係上、やみ米業者の暗躍というのが従来以上になっているということは我々理解しておりまして、今後の米の安定需給、安定供給という点から、自流米、政府米合わせた正規ルートに極力集荷を乗せていくという必要があろうかということで、私ども、系統団体と一緒になり、また県、市町村の協力を得ながら全力集荷に努めておるところでございます。
その中でやみ米業者が横行している、公然と、あるいはまた挑発的に販売をしている事実がありますが、ことしの政府管理米は、今年産米がまだこの十二日で百一万トンしか政府の方に納められていない。これは異常な作柄のこともありましょうし、農家の出荷の見合わせもありましょう。しかし、大半が自由米のやみ米に流れていると思うのであります。
○中林委員 この問題が出ましてからもう何年かたちますし、五十七年の委員会でも厳正な処罰をして対処していく、こういうことをおっしゃっているにもかかわらず、現在まだまだこのやみ米業者というのが非常にはびこつているわけですよ。ですから、これまでなさったのはやはり行政指導の域を出ていないのではないか。こういうことではとても手ぬるいというのが正規の米屋さんたちの強い意見になっております。
こういうように需給が逼迫しているときにこそ、守られる食管法として消費者への安定的な供給が重要であると思うわけですが、やみ米業者の状況、特に確信犯と言われる悪質業者に対してどのように対応していかれるのか、お伺いします。
○刈田貞子君 それから、これは全部ちまたの話の集約をいたしておりますので、お米屋さん自身にはお米が比較的ないのだという話を持っていながら、いわゆるやみ米業者というのでしょうか、日曜日ごとに三トントラックでしょうか、引っ張って、そして団地の中に売りに来る、大変に安売りをしますということが出ております。
○刈田貞子君 そのやみ米業者というようなものについては厳しく取り締まりをしていただかないと大変に不公平なことにも相なりますし、それから、事お米の問題でございますので、やはり社会的問題じゃなかろうかというふうに私は思うので、こういうのはしっかりと監視、管理をしていっていただきたいというのが要望でございます。
次の問題に移りますが、やみ米業者の取り締まりについてお伺いをしたいわけです。 昨年の食管法の改正の際に強調されたのは、守れる食管制度にするということだったと思うわけです。つまり、米穀通帳などが一億総違反というような状態を法律上でなくして、だれもが守れる制度にしていこうというのが一つのポイントでした。
食糧庁はすでに全国のやみ米業者について、いわゆる不正規米流通退治といいますか、今月から本格的にこの流通退治に乗り出したというふうに言われておりまして、不正規米流通の追放ができるかどうかという、これが新しい食管法を守っていけるかどうかのかぎだろうというふうに思うわけであります。
○吉浦委員 時間になりましたので要望だけ申し上げて終わりますけれども、先ほど申しましたように何と言ってもこの新食管法のかぎは、やみ米業者というふうに位置づけていいかどうかわかりませんが、この取り締まりにあるだろうと思います。
それからもう一点は、この食管法が改正されて守れる食管にするということで、来年の一月から新食管法が施行されるわけですが、そのために不正規流通といいますか、やみ米業者、これに対する実態調査を図っておられるんですが、せっかく法律ができたわけですから、やはり守れる食管法ということで、これは正規の業者が困らないような、そういう処置をとられることが私は大事だろうと思います。
第三は、やみ米業者の取り締まりについてであります。 農林水産大臣及び国家公安委員長は、正米市場関係をも含めて、やみ米業者について徹底して取り締まれる自信があるのかどうか。
そこで、もう時間があと余りありませんけれども、やみ米業者の暗躍の実態等についてお伺いしますが、政府の米は古米の混入が多いので新米は幾らでも高く売れる、こう言って、比較的作況のよかった地域で買いあさりがいま続いておるという新聞報道もありますし、私たちが現地で調べたところ、そういう傾向が非常に出てきておるわけですね。こういう実態について御存じなのかどうか、これをまずお伺いしたいと思います。
そういう食管制度を維持するという点から考えても、このやみ米業者の横行、こういうものは私は厳しく対処しなければならぬ、こう思いますけれども、これについての見解はいかがでしょう、大臣。
○安倍国務大臣 これは、現在食管制度というりっぱな制度がある以上、その法律の網をくぐってそういうふうなやみ米業者が存在するということは違法な状態でございます。
そっちのほうの取り締まりはさっぱりできないで、やみ米の取り締まりというのはけしからぬといって談じ込まられたら、何もやっていないのですから、監督だの何だの食管法はあるけれども、末端のところまでは監督できないですから、それでねじ込まれて結局うやむやになってやみ米業者がもらすでに自由にやりつつある、こういう状態ですね。
○華山分科員 私は農家人口等をいろいろ考えますと、四百五万トンというのは多過ぎるような気もいたしますけれども、水かけ論になりますから、時間もかかりますのでやめますが、さて、いわゆるやみ米業者、これはいまや公然として行なわれているわけですね。
加工業者はトン七万四千円までで政府から買い、十万円でやみ米業者等へ売れば、加工業者が二万六千円ばかりもうかる、こういったことがいわれておるわけでございますけれども、こういった問題について、どういうふうに手を打っておられるのか、またこういう問題が今後あちこちに起きてくる可能性があると思いますが、これらに対する考え方、御見解を承りたいのであります。
しかし、やみ米は、必ず、やはり違反事件でございますから、なるべく軽微なものは避けまして、大口な大量を、暴利をむさぼったりするような大もののやみ米業者は、今後、やはり検挙していかなければいかぬのじゃないか、さように考えます。