1964-03-19 第46回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第9号
つくらなければどういうことになるかというと、やみ水道になる。やみ水道で、赤痢でも流行して、ごらんなさい。これはもう一挙に保健所から自治体がやかましく言わわれる。
つくらなければどういうことになるかというと、やみ水道になる。やみ水道で、赤痢でも流行して、ごらんなさい。これはもう一挙に保健所から自治体がやかましく言わわれる。
だからこういうやみ水道を置かないためにも、すみやかに補助金を大幅に増加して、そうしてほんとうの正規のルートに乗せることが当然のことなんですよ。
そこでやみ水道ができてくるわけです。住民が金を出し合わせて管理をして、やみ水道になるわけです。こういう形はどうして起こるかというと、四分の一しか補助がないから、市町村がやれないわけです。やみ水道は福岡県にたくさんあるでしょう。やみ水道というのが一体どの程度ありますか。通産省知っておるはずですよ。
そしてできれば、水道はいまの水道を縮小した形で、やみ水道で、住民管理の形で残してしまうわけです。この方が多いのです。それは石橋さんお調べになってごらんなさい。福岡県はこういうのはざらです。だからこれをあなた方の方では、閉山をしたら直ちに現地を調査して、そういうやみ水道というものを防がなければならぬわけです。住民は何ぼか金をもらっています。八十万とか百万とかもらっておる。
○中野政府委員 いま滝井先生の御指摘のような有資力と無資力の併存の場合の水道の扱いの格差の問題、またやみ水道等がそういう地域に起こらないように、そういう点につきましては通産省といたしましても、厚生省と十分協議をいたしまして御指摘のような事態が起こらないような行政指導をしっかりやっていく方針でございます。
○滝井委員 そうしますと、これからやみ水道が起こらないようにすることば当然ですが、一体いまのやみ水道はどうしますか。このまま厚生省はほうっておくわけにいかぬでしょう。そこで保健所はこれを摘発したいわけです。ところがあと始末が見通しがないから、知らぬ顔していますよ。みんな知らぬ顔しているのです。ところが、こういうところに今度一たん赤痢が起こったら大へんですよ。
やみ水道、こういう新しい閉山地区の水道といったら、これはもう筑豊か長崎か佐賀か常磐か山口か北海道の一部に限られておるんですよ。だから、何百億の金が要るわけではないのだから、農地補償に二千八百五十億も金を出そうという自由民主党の政府なのですから、そんな一億や二億、あなた方が予算をつけたって、これは通るのですよ。田代さん、そうでしょう。
いずれやみ水道の問題で尋ねますけれども、やみ水道もたくさん問題がある。あなた方が監督したら撤去しなければならぬというものが、筑豊に行ったらたくさんある。それを平気でみんな飲んでおるのです。保健所も知らぬふりして目をつぶっておる。