1951-05-28 第10回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第13号
今日やみ料理屋へ行つてちよつと飲めば、三万や五万はすぐ使つてしまう。こういうものが出ておりません。これを考えるときは、莫大なものである。それを私が考えるのにこれは免れて恥なきものを信賞必罰を明らかにするためには、重要な地位にあつた者は遠慮なくやつてしまう。しばらく山の中へほうり込んでしまうというくらいに厳重にやれば改まるかもしれぬが、このままで行けば、課長のけつを係長が握つておる。
今日やみ料理屋へ行つてちよつと飲めば、三万や五万はすぐ使つてしまう。こういうものが出ておりません。これを考えるときは、莫大なものである。それを私が考えるのにこれは免れて恥なきものを信賞必罰を明らかにするためには、重要な地位にあつた者は遠慮なくやつてしまう。しばらく山の中へほうり込んでしまうというくらいに厳重にやれば改まるかもしれぬが、このままで行けば、課長のけつを係長が握つておる。
しばしば御質問が出ておりますように、むしろやみ料理店的なところにおいては税金を徴収しない。従つて料金が安い。正しくやつているところは税金も徴収しているかわりに料金も高い。そういう問題が特に横浜等におきましては顕著な事例となりまして、非常な紛議をかもしておつたわけであります。
旅館にしてもやみ旅館であるとかあるいはやみ料理でもるとか、こういうようなことで、正当なルートを通さずして行く点が非常に多いと思います。こういう点から、私は業者にも十分明瞭に協力を求めながら、より以上の税収がつかめるという事実をにらんでやるべきだと思います。
にもかかわらず、多数人民の苦しみをよそに、女とおどつて酒を飲み、やみ料理屋でいろいろなものを注文する。その料理は必ずしもその家でつくつたものではないのでありまして、一つのお膳の上にあるものでも、この料理は家の料理場でつくりますが、いま一つの料理は、どこか遠いところの、見えない官僚に氣がねの場所でこしらえるというような、実に不便、不愉快、不可解な敗戰後の料飲再開をしようとしておる。
そのために、昨年の十月ごろでありますが、署長が仲介になつたかどうかは存じませんけれども、はるさめという大きなやみ料理店でもつて朝鮮人側と小野組とが手打をした。その手打をするについても、はなはだナンセンスがあるわけであります。当日午後一時に両者がそこに会同することになつて、小野組の方が一時からそのやみ料理店はるさめで待つておつたのに、朝鮮人側は三時か四時になつてようやく來た。
ただおそらく、そういうところに流れておつたところの、いわゆるやみ料理の原料であるところの各種の生活物資が、地域的に、あるいは一時的に、好結果をもたらしておるという情報がはいつておる程度でございます。