1975-03-11 第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
やみが横行し、やみ成金でもうけるやつがいっぱい出て、そういう連中が——銀行は銀行で、日本の産業資本をいかに再建するかというときなんだ。預金を集めなければとにかく産業復興ができない、そういう時代なんだ、そういう時代の産物なんだ、これは。税金をごまかすやつがそういうときにはみんな無記名や匿名で貯金をして、やみ成金ができたんですよ。
やみが横行し、やみ成金でもうけるやつがいっぱい出て、そういう連中が——銀行は銀行で、日本の産業資本をいかに再建するかというときなんだ。預金を集めなければとにかく産業復興ができない、そういう時代なんだ、そういう時代の産物なんだ、これは。税金をごまかすやつがそういうときにはみんな無記名や匿名で貯金をして、やみ成金ができたんですよ。
ほんとうに薄給に甘んじて御活動いただいているもので私ども感謝をいたしておりますが、これが実業家やその他のやみ成金とは違うところでありまして、従ってその生活は清潔で——役人のみならず、公務員全部、国会議員なんかもしかあるべきだと思うのです。だから美食を口にし、美服をまとい、広壮な邸宅に住むという希望の者はほかの世界へ進出すべきで、国会議員や役人なんていうものになるべきではない。
やみ成金と政治家との結託、金銭の授受、その事実の有無はしばらく別といたしましても、そういうことが新聞にたびたび、報道されます点から、官界の雰囲氣は臭いものを臭く感じない、惡事不感症になつておりわせぬかと憂うるものであります。元の官吏が各種の外郭団体をつくつて役所の現役を取囲み、先輩風を吹かせながら法をまげさせておる不都合が、年寄りのさる知惠になつて現われております。
これは私は事実上においてはもう農地委員会なんかの手を煩わさぬで、かつてに、たとえばやみでもうけたやみ成金が土地の買占めをやつておるということは、事実において証明されると思うのですが、こういう点に対しては農林省は一体どういうような方針で、政令通りこれを取締つておられるのか。あるいはもうそれはそのままほうつておかれて、片方ではどんどん売る者は売れ、買う者は買え、こういうようにほうつておられるのか。
もつと言えば、今日いわゆる新興成金として経済界に幅をきかせておる者の大部分はいわゆるやみ成金である。しかしてこういう者が金によつて、起訴せられましてもいろいろの手段で判決を延ばしておる。それがこれによつて助かるということになると、争う力なくして現に刑罰を終えた者はこれに対してどういう考えを起すであろうか。また社会一般から、こういう法律が出ることにおいてはたして観迎せられるものかどうか。
また第三番目に考えておられますことは、私どもといたしましては、こういつた政府の終戦当時におきまするところの考慮の足りない処置によりまして、この物件を民間に流したことによりまして、戦後のインフレを助長し、やみ成金の温床になつたとさえ考えるのであります。
十分御意思の深い点はよくわかるのでありますが、やはり法律は万人に公平に適用する建前になつておるのでありまして、特にそういう指摘されるような大企業者、やみ成金などがこれを取得したのだ、そういうことでは今ちよつと当てはまらない点があるのでありまして、むしろ町工場とか来亡人とかいうような人人に、相当多く終戰後各府県を通じて拂い下げられている点が多数あることも、御承知を願いたいと思います。
○福田(昌)委員 私どもといたしましては、戰時中こういつた物件の拂下げを受けたような家庭というものは、戰後におきましても、悪い言葉でいえばやみ成金であり、成金階級であるものと考えられるのでございます。
終戰後におきまして、国民の非常に遺憾としておる問題は、終戰直後において五百億のあの厖大な終戰処理費が、まつたく数箇月の間に非常に畧奪あるいは詐欺というような状態において処分されたというようなこと、さらに終戰当時におきまして二千四百億にも相当するところの、国民の血と涙の結晶である軍需品が、非常に不当に処理されまして、その結果といたしまして、戰後インフレが高進し、さらに国民の生活の上に非常に一時的なやみ成金
從つて用のないやみ成金であつて、金は幾らでもあるといつたような人は、年中いろいろ選挙運動をやつておる。それが堂々許されるということになつたならば、次の選挙のときに立候補しなければならぬからと言つて、堂々と演説をやつてまわるでしよう。そうするとわれわれといたしましても、これにできるだけ対抗しなければなりません。そんなばかげたことはありません。
その内容は、一、勤労所得税の撤廃、一、基礎控除を十万円に引上げ、一、保有米の免税、一、取引高税、事業税及び大衆間接課税の廃止、一、大資本家、やみ成金の脱税の完全なる徴收、これが大体請願の内容でございます。
(拍手)私どもの一番に考えねばならぬ事柄は、これだけの大きな政策を実行する場合におきましては、まず第一に戰時、戰後を通じて不当に利益した人たちがまず犠牲を受くべきでありまして、やみ成金あり、インフレ成金あり、かかる階級がまず犠牲を受くべきであり、そうしてその上にこそわれわれ勤労大衆に対する要求が初めて可能になつて來ると思うのであります。
なおまた、これはうわさであるけれども、五百万、一千万使つても当選しようと言つておるやみ成金や、不法な成金が今活躍しておるのであります。こういうような点からいたしまして、正解浄化というものをいかにするか、選挙が正しくなければ決して政界は浄化になりません。
しかして、種々の意味の、あるいはボスか、あるいはやみ成金か、資本價の手先か、ないしは時代思想をつかむ官僚をもつて議会を埋めるであろうと思います。私は、解散はなるべく避けて行くべきであつて、むやみに解散権をを内閣に與うべきにあらずと考えておるのでありまするが、首相の御見解をただします。 次に、経済関係について質問をいたします。
すなわち土建業者だとかやみ成金からの税把握というものがなされていないというこの現状は、財源問題とからんで政府の今の性格を暴露している一つではないかと考えられるのであります。
すなわちタバコの大幅値上げは、貧乏人の血を搾つて、やみ成金の脱税を補填する悪政治である。政府は現にやみ成金が巨額の脱税をしておることを承知しておるはずである。ただやみ利得を捕捉することが困難であるから、最も政治的に抵抗力の少い貧乏人の膏血を吸いとる安易の途を選んだのである。やみ利得の捕捉ができるかできないかは、徴税技術の問題と言わんよりは、むしろ政府に政治力があるかないかの問題である。
そこで政府は勤労者に対すると同様に、新円階級あるいはやみ成金階級に対しまして、正確な収入を把握し、脱税の余地を與えではならないと思うのであります。その適切な手段が今日に至るも講ぜられておりません。
從つて現代医学の恩惠に浴しているものは、一部少数の金持ちか、あるいはやみ成金に限られまして、一般まじめな勤労大衆は、実質的にはこの恩惠から隔離されていると考えるのであります。政府は新賃金ベースの設定にあたりまして、医療費がどのくらいの内容として計上せられているかということにつきまして、お答えを願いたいと思うのであります。
今の世は、時代に便乘したいわゆるやみ成金という人と、時代の敗残者である人との、その差が最もはなはだしいということは、申すまでもないのであります。
大衆負担の軽減を行ないまするには、一口にして申し上げまするなれば、いわゆる担税能力のある者から税を徴收するという方法であるものでございまして、すなわち、インフレ利得者あるいはやみ成金等々のこれら高額所得者から十分に捕捉のできるような手段を講じなければならないにもかかわらず、現実にまつたく反対でございまして、いわゆる現行の税務制度及び税務官吏、特に幹部諸君の考え方におきましては、むしろ大口の利得者の見逃
不健全分子は、結局これは、あの日本の戰爭をやつた、また戰後インフレとやみによつて日本の破壊をさらに続けたあの軍閥の残流や、あるいは日本の大きなやみ成金、あるいはこれと結託した官僚とか政治家です。これらこそ、片山総理大臣の言つている不健全分子である。しかるに総理大臣は、これらの分子については、この中に一言も言つてない。一体なぜであるか。