2001-06-12 第151回国会 参議院 法務委員会 第12号
○佐々木知子君 さて、サービサーの取扱債権がこのように拡大してまいりますと、懸念されることは暴力団等のやみ勢力がこれまで以上に参入を企てようとすることではないかと思われるわけですけれども、これを防ぐための措置は別途必要ではないのでしょうか。提出者に伺います。
○佐々木知子君 さて、サービサーの取扱債権がこのように拡大してまいりますと、懸念されることは暴力団等のやみ勢力がこれまで以上に参入を企てようとすることではないかと思われるわけですけれども、これを防ぐための措置は別途必要ではないのでしょうか。提出者に伺います。
そのもとで、やみ献金による自民党費立てかえ疑惑の久世前金融再生委員長事件、村上自民党参議院議員会長にかかわるKSD疑惑、さらには、中尾元建設大臣の収賄事件にもかかわって取りざたされるやみ勢力と亀井自民党政調会長との関係などなど、当然なすべき調査も解明もしておりません。森内閣は、まさに民主主義破壊、腐敗温存内閣と言わなければなりません。
今回の中尾元建設大臣の逮捕を機に、公共事業をめぐる政治家と官僚、ゼネコン、やみ勢力のつながりを明らかにすることはもとより、政治家のあっせん利得の禁止が必須の要件であります。先送りはやめて、あっせん利得行為禁止の実現についての総理の決断を強く求めます。 また、来年一月からスタートする新しい省庁が癒着を引きずることのないよう、行政府に参画する政治家について厳格なる行動規範を定める必要があります。
一つは、今回の野村事件が示した証券会社とやみ勢力との癒着がこうも切れなかった理由はなぜかということ、大蔵大臣はどう見ているのかということ。そして二つ目は、この事件から何を教訓として大蔵省、大蔵大臣は引き出そうとしているのか。この二つを、まず所管の最高責任者としての明快な答弁を求めたいと思います。──いや、大臣答弁を。総括的にこの大きな事件をどう見るかということです。