1961-08-31 第38回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第4号
さらに積極的に申し上げますれば、国内全体のやみ価格等を考えてみますれば、これを現状でやみの制度として取り締まる格好に置いておきまするために、国内のやみ価格が非常にへんぱである。これをもし、そういう取り締まりはやりません、自由に取引なすってもけっこうですということにすることによって、国内のいわゆるやみ値というものが、これが合理化された価格に変わるだろう。
さらに積極的に申し上げますれば、国内全体のやみ価格等を考えてみますれば、これを現状でやみの制度として取り締まる格好に置いておきまするために、国内のやみ価格が非常にへんぱである。これをもし、そういう取り締まりはやりません、自由に取引なすってもけっこうですということにすることによって、国内のいわゆるやみ値というものが、これが合理化された価格に変わるだろう。
従っていわゆるやみ価格等におきましても、相当低下を来たしておるというような実情なのであります。また県民所得その他のいわゆる生活状態を見て参りますと、宮崎、熊本、鹿児島とこう並べてみますと、むしろ価格におきましては低下すると申しますか、平等がふさわしいものじゃないかと思うのであります。
○小倉説明員 政府の配給価格を引き上げることによりましてやみ価格等に影響を及ぼさないかということでございますが、この判断は非常にむずかしいわけであります。結論的に申しますと、私どもは、やみ価格にそう影響はなかろう、こう存じております。と申しますのは、やみの米の集荷その他の関係と、配給米の集荷その他の関係とは、相当違った経路で動いておる。
なお、西日本災害対策本部につきましては、いろいろ各省の関係官が出て行かれましたけれども、私の所管に関します限りは、前の確保、種もみの確保及び食糧の点につきまして、現地において制度上許される限りの臨機の措置をとつてもらいたいということで、食糧の一時やみ値の暴騰がありましたが、それで繰上げ配給等の措置も現地で適切に行つてくれました結果、今日ではやみ価格等も非常なおちつき方を示しております。
やみ価格等に比較いたしますと、非常に低く見える。これは絶対量の不足による一つの需給上のやみ価格がそうさせるのであります。そこで集荷その他等につきましても、現実にやみ等が高いために集めにくいという点がありまして、われわれといたしましては、マル公による供出米というものと、超過供出その他の奨励金等々を含めまして、なるたけ農民の実質的な手取額を補償して参りたい、実はこういう考え方をとつておるのであります。
しかも大臣もしばしばその買入れ価格は七千三十円で買入れるのだといつておられるが、少くとも現在農林省の調べられたやみ価格等から考えましても、七千三十円というのは非常に低い。しかも四月からの統制撤廃を前にして、農民は自由に売つてもいいということを考える。
しかし現在のところは、政府といたしましては、あくまでもやはりディス・インフレーシヨンの線を堅持しまして、物価水準として全体として大巾な下落をするというようなことは、政策上もやらないように努めるということになつておりますし、一部の非常に高いやみ価格等が相当下ることもあううと思いますが、全体としましてはそれほど大きな異動をこの際予測するのは妥当ではない。
なおこの点につきましては、最近も関係方面から、各種の物資のやみ価格等につきまして、なるべく新しいところの価格の変動状況を報告するようにという要請もあるのでありまして、近くこれにつきましても資料を出すようにしているのであります。
なお調査庁は取締りをしているのであつて、違反を摘発した場合に、それらの特に惡い業者の高いやみ価格というものをとつて、これを報告したのではないかというお話でありますが、この魚価のやみ価格等の調査におきましては、そういうような違反というものとは全然離れまして、できるだけその地方の正確な資料を出す必要があるのでありまして、なるべく広い範囲において、また公正にこれを取扱うという配慮のもとに集めておりますので
もつと具体的に言えば統制価格よりも自由価格、ないしはやみ価格等がずつと下つておるというような物資について、特に統制をしなければならぬほどの必要のないものから漸次統制を緩和し撤廃をいたしておりまするので、その間における多少の矛盾もある程度までは、やむを得ないという考え方でおる次第であります。
ことにやみ価格等については、それぞれの価格において大分下つて来ておるというような数字も示されておると考えますし、またわれわれが計算をいたしておる場合においても、実効価格——マル公と自由価格というような面は組み込まれて、物価の面は維持されておりますが、やみ価格の下落ということについてはあまり深く取上げておりませんというようなことからも、だんだんいい方向に向つて行くということが考えられますが、御承知の通