1978-03-30 第84回国会 参議院 内閣委員会 第5号
あなたの方では、いまの四十二年八月一日、一九六七年の八月一日に、日本から崔書勉、この人が韓国へ行った、そのときにやみドルやら法外な金を持っていたことで韓国側で外為法違反で検挙された、いわゆる金浦空港事件、このいきさつを承知をされておりますか。
あなたの方では、いまの四十二年八月一日、一九六七年の八月一日に、日本から崔書勉、この人が韓国へ行った、そのときにやみドルやら法外な金を持っていたことで韓国側で外為法違反で検挙された、いわゆる金浦空港事件、このいきさつを承知をされておりますか。
金浦空港事件についても、これは明らかに非常な分不相応な大金を持参して金浦空港へ行っているわけですからね、これはやみドルなんですよ、全部。彼が一番最初に入ってきたときの経過というのもやはりそうなんです。
○説明員(城内康光君) 古いことでございますので、当時のことを余り詳細に調べることにはまいらなかったわけでございますけれども、たとえば、当時新聞に報道されたところによりますとやみドル云々というような言葉がございますけれども、本人が果たしてやみドルというような形で持ち出したのかどうか、あるいは、正規にこちらで働いてかせいで、そして正規にドルにかえて正規に持ち出したのか、直ちにドルを持って出たからといって
○秦野章君 いまの説明の中で、ちょっと大ざっぱ過ぎるので、その中の主な、比較的重要というか、額が高いとか、そういう重要な主な事件の中での概況、余り細かいこと要りませんけれども、正直言って、やみドル商売みたいなものもありますし、いわばプロみたいなものもあるし、それからまた額の問題では大きい小さいもあると思う。
この人が、韓国の捜査の結果は、十三万四千五百ドルをすでに持ち出して、奥さんはやみドルで十八万ドルを手に入れた。その大部分はおやじが持って、奥さんがどこかの家の壁紙の裏に隠しておったのを見っかっちゃって、どうもおかしいというので取っつかまっちゃって、いま泣き別れているのです。お父さんはもうすでに逃げてきているのですよね。そのほかに、子供をカナダにやったりなんかしている人がたくさんいるのですよ。
私は、一党の書記長がはっきり署名して出された本でありますから、この事実関係については偽りはないというふうに考えるわけでありますけれども、この塚本さんの報告によれば、大使館員がいわゆるやみドル買いを行なって、これに結果的に国会代表も同調する形になって、いま申し上げたような事態が起こった、こういうふうに判断されるわけでありますが、こういうことが事実であるとすれば、しかもアジェンデ政権のもとでこういった事実
○佐藤(觀)小委員 ちょっと質問があるのですが、かりに今度の正式な三十五ドルの金と、いま、やみドルといえばおかしいけれども、ほかの自由市場ではドルが、現在フランスあたり五十五ドルとかしているのでしょう。
ときにはやみドルもあります。いまこそ粛正の絶好のチャンスです。あなたは、先月二十七日か八日に、参議院の決算委員会において、農林省を中心にした諸般の問題のやりとりをしておるんですよ。したがって、この黒い雲とか乱れた状況ということはよく御承知の上で言っておられる。それならば、いささかでも非難されるようなことがないように、ぴしゃっと断ち切って前後行動するということがあってほしかった。
こちらのほうは過当競争ですから、したがって、巷間、非常なるリベートを出して、やみドルでリベートが行なわれていて、事件にもなっておるといわれておるのですが、これはこちらの輸入態勢というものが自由化して、自由競争をする。向こうのほう、出すほうは統制しているものですから、そこでそういう結果になって、逆に非常に商いものを買っておることになっておるのではないかというようにいわれておるわけです。
為替のやみドルについての汚職問題が向こうの国会において問題になっておる。そういういろいろな問題が出ております。私ども証拠をつかんでおりませんから具体的には追及いたしませんけれども、いまのセナラの問題、ウォーカー・ヒル問題、四大疑獄につきましても、向こうの国会で堂々と明白に論議になっておる。しかもその中には、日本某党の首脳の名前もちらちらしておる。
ずっと構造上の問題として赤字が続いていったとした場合に、円の国際的な地位と申しましょうかね、片一方ではやみドルの値段というものはないじゃない、あるわけです。その円の安定というような観点に立って、非常に実は今度のIMFに移行するという点に実は心配をしているわけです。そういうような点について、長官としては円の価値安定に対してどういうような基本的な姿勢をお持ちになっているのか、承りたいと思います。
これは外務省のほうにもちょっと聞きたいと思うのだが、大体二十億ドルの国際収支の赤字があるそうですか、やみドルでやはり二十億くらいブラジルに持っておるそうです。そういう現状でぼくは田村さんに前にいろいろお世話になったのですが、佐藤さん、ブラジルに土地を買っておけ、たいへんなことになる——私は金がないからといって笑っておりましたが、それほどいま土地が上がっているわけです。あなたのおっしゃるとおりです。
○山内委員 もう一点入国の事務に関係してお伺いしておきたいのですが、それは、入国の許可をとるときに一カ月、二カ月という非常に長い手続上の時間がかかる、それに法務省の係官が特別に早い処置をして、便宜を与えて、いろいろな金品やそういうものを巻き上げた、そういうことに関連しまして、法務省の係官がいわゆるやみドル事件で逮捕されておる事件があるわけであります。
ただ、事前にやみドルで払ったということなら、これは別途為替管理法上の問題になると思います。
○政府委員(田中茂穂君) やみドルの問題は、ただいま為替局長がお答えいたしましたと同様に、私も、まるで見当もついておりません。なおまた、省内にやみドルを調査しておるような部局は私は承知いたしておりません。
海外送金のいろいろの許可をする課とか何とかもございますが、特にやみドルを調べておるようなところはないと承知しております。ただ検査をいたしておりますが、これは外国為替銀行でありますとか、あるいは貿易商社というものの検査、これはもう定期的にやっておりますが、これは、もちろんやみドルを調べる意味でやっているわけでございませんし、また、そういった検査を通じてやみドルが発見されたという例も聞いておりません。
○阿部竹松君 やみドル調査課とか、やみドル調査室という名目を設けてやっておらぬということは私も知っている。しかし仕事の中身で、そういうことをやっておられる、こういうことを聞いているわけですよ。それが国内に、どれくらい影響するかということは私は当然のことだと思うんです。いい悪いは別の問題として、これはやはり大蔵省としてもやらなければならぬでしょう。
なお、この種の事犯の態様は多岐にわたっておりまして、従来からもあったいろいろの方法による関税の脱税事犯、やみドル売買事犯等もなお少なくないのでありますが、貿易管理上の規制を免れる等の目的で、輸出入に際し、あるいは品名を詐称し、あるいは高価な申告、低価申告を行ない、これに伴って貿易差金の不正決済を行なう等、正常貿易を仮称いたしまして、あるいはこれに便乗する等の知能的な事犯が少なくないのであります。
やみドルなんかも犯している。そうして日本の金融財政をかき乱している。そういう通関、税関関係を厳正にしていくということに当っても、ずいぶん変ってくるわけです。また、施設やら提供区域についてもずいぶんと、かつて問題があったでしょう。これらの状況がどういうふうに維持されておるか、守られているかどうかということを検査するというようなことを考えても、ずいぶんと内容が変ってくるわけです。
そういう際に、なるほどやみドルというものを考えれば、日本にもやみドルがある。日本は二倍になっておらぬようであるが、確かにやみドルがある。フィリピンは普通の為替相場の倍がやみになっているそうです。そうするとこのドルというものの威力は大へんなものです。これを木下商店が上手に利用するならば、莫大もないもうけがあるわけです。
従来の経験上、このような、むしろ氏名がわからない情報でありましても、内容が具体的な場合に、しばしば身辺の開示を求め、身辺サーチをやつた結果、やみドルその他が摘発された事例がございました。過去の経験に基きまして判断したわけでございます。
○説明員(松尾泰一郎君) この全芭連の問題につきましては、まだ私現況がわからないために、若干的はずれのお答えをすることになるかもしれませんが、新聞の報ずるところによりますと、全芭連という団体の事務局員が、何と申しますか、やみドル操作をした、こういうふうに了承しておるのであります。
○岡三郎君 そうするというと、もう言うのはくたびれてしまったけれども、そうするとあなた、個々の人同士がクレームができたから、それでやみドルを集めてやってたんですか、それでそのあとから来た分は全芭連で勝手にやっているんですか、いわゆるまん中にいる者だけが。そんなことはないですよ、そんなことをやったら個々の加工業者は承知すのるのじゃありませんよ。そうでしょう。
若干の例外はもちろんありましょうが、そういう場合には、裏面にそういうやみドル等を用いた操作があるかないか、真にそれが申請通りに有効な目的に取り扱われるかどうかを判断して、ごくわずかの例外を認めた、こういうわけでございます。
実は今他の委員から発言がありました通り、どうも発表したものは別として、やみドル関係にだんだんしぼられてきたような感じがいたします。これについては当時の農林大臣河野一郎君が競馬馬の事件について為替管理法違反の疑いが非常に強かった点を、この前四月十一日の当委員会であなたにお尋ねした。
○細田委員 井本刑事局長に伺いますが、河野前農林大臣の馬のやみドル事件は、すでに社会党の方でも告発しているし、東京地検において捜査している。これがずいぶん時間をとっている。今大臣は犯罪構成要件のことで形が違うというのですが、それにしてもかかり過ぎる。これは河野前農林大臣という自由民主党の実力者だから、検察庁も手が出ないと世の中では言っている。そういうひがみが出るのも当然なんです。