1968-12-19 第60回国会 衆議院 文教委員会 第2号
やじ馬気分でもってデモに参加したりするし、封鎖にも一役買うということもある。しかし、そう強い信念があってのものではありません。そういう一群がおそらく六〇%近くあるのじゃないかというふうに私には思われます。あるいは幸いにしてもっと少ないかもしれませんが、かなりの数がそうだろうと思います。これに対しましては教育的に十分考えていく必要があるだろう。
やじ馬気分でもってデモに参加したりするし、封鎖にも一役買うということもある。しかし、そう強い信念があってのものではありません。そういう一群がおそらく六〇%近くあるのじゃないかというふうに私には思われます。あるいは幸いにしてもっと少ないかもしれませんが、かなりの数がそうだろうと思います。これに対しましては教育的に十分考えていく必要があるだろう。
近時、全学連事件がややもすれば興味本位のニュースの対象となり、あるいはやじ馬気分の見物の対象となって、社会の秩序に反抗する暴徒の横行に対し警察が警備に苦心しておるという事件の本体がかすんできたように見えるのは、まことに遺憾であります。
○横山委員 何ですか、いまちょっと気になることをおっしゃいましたが、いまのお話は、交通事故で偶然にみんなやじ馬気分で集まったものを群集というけれども、しかし、一定の組織された中にもモッブ化する危険がある、こうおっしゃったのですか。
しかし、これはやじ馬気分で言っているのじゃないということは、これはどこにその記事が書かれてあったかということをごらんになればよくわかる。
そういうことになると、こういう問題のとらえ方は、とにかく関係者が全部科学者、技術者なんですから、何かわかったようなわからぬような人間が来てわあわあ言ってやじ馬気分でのものの解決の仕方はまずい。そういうような気持は率直にお認めになったほうがいいのじゃないか。責任はGEにあるといっても私はいいと思う。それを何か組合にひっかけようとするところに、これから問題が起こるから私は心配なんですよ。