1970-05-06 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第23号
○河毛政府委員 いま先生の御指摘になりましたのは、非常に岸に近いところで海難が起こりまして、私どもの船でも岩礁その他があって近づけないというところでございますが、これにつきましては、ただいまお話がございましたように、私どもは全国に百以上の出先機関を持っておりますので、そのおのおのに自動車あるいはもやい銃、縄を投げて人を助ける、あるいはそういった救難器具を持たせまして、具体的な海難の場合には陸上救難班
○河毛政府委員 いま先生の御指摘になりましたのは、非常に岸に近いところで海難が起こりまして、私どもの船でも岩礁その他があって近づけないというところでございますが、これにつきましては、ただいまお話がございましたように、私どもは全国に百以上の出先機関を持っておりますので、そのおのおのに自動車あるいはもやい銃、縄を投げて人を助ける、あるいはそういった救難器具を持たせまして、具体的な海難の場合には陸上救難班
巡視船が防波堤の内側から防波堤越しに、しかも先生が御指摘になりましたような木材の流れております海面を越しまして救助しようとつとめましたわけでございますが、まずもやい銃を撃ちまして、それから特殊の救難のやり方で、もやい銃伝いに人命を救助しようとしたわけでございますが、結果においては成功いたしませんでした。
飛んでいったときにはすでに地元の潜水夫を使ってもやい銃によるロープで救出したという話を聞いているのです。いまヘリコプターの基地は東京だろうと思いますが、そういう配置の問題等も考えながら、さらにもう一つは天候の問題もあるとは思うのでありますが、通常のヘリコプターではなくて、少しくらいの悪天候でも安定性があるようなものを、購入というか、装備すべきだと私は思うのですね。
その次に、救助の概要でございますが、十七時十五分、波崎の漁業協同組合より情報を得まして、銚子には巡視艇百三十トン「つくば」と「うらなみ」がございますが、これを直ちに出動させまして行くえ不明者の捜索に当たらせますとともに、陸上救難班をつくりまして、先ほど申し上げました二ノ島に上陸した遭難者一名の救出作業に当たりましたが、これは新聞でも報道されておりますように、もやい銃を発射いたしましてロープを渡し、現地
そうすればこの間のように、もやい銃の所在をまず探して、それから持ってきたら役に立たなかったというようなことでなしに、海岸に、波打ちぎわに置くわけですから、すぐに使えるようにして、平素その訓練をする。今は遭難があったということで届けをして一年に一回か二回やればやるのだ、こういう状態です。
それについて今のいろいる、たとえばライフ・セービング・ネットなり、あるいはもやい銃等に十分な——十分とは申しませんが、とにかくその予算を要求しておられる。大へんけっこうですが、この予算の獲得について自信を持っておられるのかどうか。たまたま、ことしは中部地方における十四号、十五号台風その他、あるいは七号台風等もあり、全国的に西の方面において大きな事故がありました。
なおまた、あの職員が出かけて行きまして、もやい銃を発射したりなどしましたけれども、それがうまくいかなかったという実情もございます。もちろん、あの場合、もやい銃を発射したら必ず助けられたかどうかということはわかりませんけれども、あの場合、持って行きましたもやい銃なるものは、その射程も比較的短いものでございます。二百五十メーターぐらいのものでございます。
たとえば、陸の場合は一ノ島灯台付近の遭難が多いのでありますから、あの灯台付近に、たとえばもやい銃であるとか、ゴムボートとか、ロープとか、そういうものを置くなりというようなことは今までもやってしかるべきだと思うが、いまだにやっておらぬということは怠慢だと思います。これをこの直後やる考えがあるかどうか。
○林(坦)政府委員 御指摘のございましたもやい銃あるいは救命用具その他の問題につきまして、さらに研究を進めていきたいと考えております。 なお、漁船乗組員の救命胴衣の問題でございますが、もちろん自分の命のことでございますから、こういうことについては十分気をつけるべきでございますけれども、経済的の理由その他からなかなかうまくいかないというような問題もあろうかと思います。
○林(坦)政府委員 もやい銃の件につきましては、検討してみたいと思っております。 それから見張りでございますが、これは大体役所が比較的高い場所になる関係もあり、灯台の付近に置くということはあるいはむずかしいかもしれません。こういう場合においては十分気をつけるようにいたしたいと思います。