2020-03-19 第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
平成二十五年からは、飼料米から、水田飼料、いわゆるもみ米、発酵するやつを収穫した上で、そして今年度から、その発酵の飼料用米に、エコフィード、焼酎かすの濃縮液やビールかすを主原料として、自給飼料型活用のTMR飼料を製造、販売しております。熊本県の農業研究機関や大学の専門家の指導を受けて、質の高い発酵飼料づくりを目指しているところであります。
平成二十五年からは、飼料米から、水田飼料、いわゆるもみ米、発酵するやつを収穫した上で、そして今年度から、その発酵の飼料用米に、エコフィード、焼酎かすの濃縮液やビールかすを主原料として、自給飼料型活用のTMR飼料を製造、販売しております。熊本県の農業研究機関や大学の専門家の指導を受けて、質の高い発酵飼料づくりを目指しているところであります。
その結果、養鶏農家の十万羽に対して、一〇%程度のもみ米配合という、必要な六十ヘクタールの作付面積に至りました。平成二十二年度においては、国の戸別所得補償モデル事業の効果もあって大幅に面積が拡大し、前年の三倍となりました。平成二十三年には、戸別所得補償制度が本格実施され、二十一年度より栽培面積が五倍まで拡大をしたところでございます。
その中でも、まだきちっとした、こめたまごは、米の分に関しては、先ほどもちょっと言いましたけれども、もみ米をきちっと飼料メーカーへ持っていって、本来はトウモロコシを添加していくところを、トウモロコシを二割引いたところへもみ米を入れていくというので完全の飼料ができていますけれども、肥育農家はできていないという点からも、まだ少しその利用におっくうな農家の方もいらっしゃるのも事実です。
飼料米に関しては、もみ米の不足、価格の問題、対応する設備の問題、顧客である畜産農家とのマッチングの問題など課題は山積いたしておりますが、国家戦略の方向性としては間違っていないものと考えられます。今後、飼料米に取り組もうとする農家が安心して作付できるように、しっかりとしたバックアップがとられる方策を緊急に整備する必要があることを指摘させていただきます。
今、玄米化した場合は主食用だけれども、もみ米の場合は、出穂期以降、そのまま食べさせるので、一切散布をしてはいけないというルール、そこは承知しておりますけれども、そういった事態が生じておりますので、もみ米についても農薬がどんなものがあるかということを今調査しているところでございまして、その調査した結果、適当な農薬がありましたら、それを使用するというような形で解決をしてまいりたいと思っております。
それで、実質、今回のこのトレサ法ができた場合に本当に効果があるのかという疑問の部分の一つとして、私の家も農家なものですから、家で米を収穫して、もみ米から精米していくわけですけれども、ちょうど収穫期になると、トラックに乗って大体御夫婦で庭先へお見えになるんですよ。もう何回も何回もいろんな人が来ます。
それでは、実際に家畜に使った場合どうかということで、私の手元にあるデータを整理してみますと、例えばブロイラーの場合には、トウモロコシの全量を、約六割の全量を、これはもみ米なんですが、玄米でやるのをもみ米で置きかえても増体成績は両者変わりはない。それから、産卵鶏でも、全量トウモロコシを、約六割をお米、もみ米に置きかえても、産卵率とか卵重には差がない。
ですから、経済性を見ても、私は、もみ米で備蓄していくことの方が将来米としての製品価値というものを考えたときは、それからまたもみで備蓄した方が加工にその分だけ手間が省かれて費用が省かれているということも考えなければならないと思いますから、これはもうこれ以上深く追及しませんが、そういうこともやはり真剣に考えておくときではないのかと、こう思うわけであります。
そういう中で、今、大臣も備蓄について、特に主食である米の備蓄についてお話がありましたが、私はそういう中で、総理大臣特別補佐官であり危機担当副大臣である方がもみ米一億トン備蓄計画というのを、大構想を発表されております。私はそれを読んで、ここまで考えなければならないのかなというような考え方を持ちましたが、しかしその内容を見ますと、私は共感することが非常に多かったわけであります。
現在、政府は危機管理機能しか付与しておりませんが、これに需要調整機能を付与して、もみ米で三百万トン以上を備蓄すべきだ、こう考えております。 しかも、役割の終わった備蓄米は、主食用に回さず、米粉等の加工用、海外援助用あるいはバイオマス資源として活用する。したがって、回転備蓄方式はとらないで棚上げ備蓄方式に変えて、保管費用を大幅に減少させます。
私は、備蓄する場合には必ずもみ米で備蓄するのが品質を落とさないためにも絶対必要である、こういうふうに思っておりますし、食糧庁のどなたかが来たときにもそういうお話を強くしたわけでございます。そしたら、その人の来た三日後ですか、何かの新聞に、備蓄はもみ米でというような記事も出ておったわけでございます。 いずれにしても、備蓄はもみ米でやるという基本を貫いてもらいたい、そういうことでございます。
そういう意味では、保管の場所の問題あるいはそういった運搬の問題いろいろありましょうけれども、このもみ米で備蓄をされるという方向もぜひ検討していただきたいというふうに思っております。よろしゅうございますでしょうか。お願いいたします。 それから、私は農林水産委員会でも鹿児島、宮崎、そしてまたこの委員会でも大分、鹿児島というふうに見せていただきました。
○鶴岡政府委員 もみ米での備蓄というのは、確かに、精米とか玄米で備蓄する場合に比べまして、品質の保全ということから見れば極めて有効な手段ではないかと思います。ただ、玄米に比べまして約一・五倍、包装詰めの場合は約二倍程度の保管収容能力が必要になる。
それから実は、備蓄の方法でありますけれども、もみ米で備蓄をする、このことは非常に保存性もいい、そしてまた、古くなっても味覚も落ちないというふうなことでありますけれども、政府としてもみ米での貯蔵あるいは備蓄というのをお考えでありましょうか、この一点だけお聞きをしたいと思います。
○五島委員 今、米の輸入自由化に対する国際圧力があるわけでございますが、米を仮に例にとりますと、もみ米、玄米、白米、それぞれにおいて当然それを消費者が食べる段階において違うわけですね。もみであれば脱穀し、そして、それを精米して通常食べるわけでございますが、小麦の場合も同じでございます。
ところが、相も変わらず、古古米の飼料用としての放出なり、それからえさ米の栽培だとか、それからもみ米の栽培ということについて、非常に農林省側は消極的な態度ではないか、こういう感じがしてならないんですね。
それから、最近もみ米の飼料化の試験があちこちで行われておりますが、非常に好成績であるということが、まあ中間的な発表でありますが、各所の畜産試験場その他で発表になってますが、このもみ米の飼料化の問題については農林省はどういうふうに考えますか。
もみ米では食べ物にならぬということと一緒なんです。それができた当初、これはだれがつくったと思いなさる。韓国はできませんよ。台湾はできませんよ。日本の政府と日本の企業が進出していって、向こうと妥協して共同経営でつくった工場ですよ。それをアメリカはいち早くよく知っておる。そこで、そんなものを買い込んだらアメリカの合成繊維会社がいかれちゃうということで、だから、一昨年、できる前にシャットアウトです。
四十七年に私行ったとき、十カ月間の蓄えがある、将来はこれを約二年分蓄えたい、こういうような話を聞いてきましたが、日本ももみ米と小麦合わせて最低一年分ぐらい備蓄を絶えずしている、こういう体制に持っていくべきでないのか。ですから、公費による低温貯蔵の施設を今後増加して、本格的な主食のこれは米麦、主食の備蓄体制というものを考えるべきだ。
おそらくこれは普通食糧としてのもみ米も決して少いわけではないでしよう。こういう異常な作況になつて参りますと、昨年の例を見ましても種もみの価格というものが非常に高騰したわけです。昨年あたり東北地方ではとても二百七十円や三百円高くしても買い集められ得なかつた。去年北見地方の作柄状況から見まして、適地適作の種類を集め得なかつた。むしろ押しつけた形です。種もみはこれよりなかつたから押しつけたという形です。
いつも問題になるのでありますが、ビルマの検査規格におきましては、米のいろいろな規格があるのでありまして、もみ米の混入率、赤米の混入率、砕け米の混入率の三つが大きな規格になつております。それで米の規格がきまつて来る。虫害等がありました場合には、値引きをするとかいろいろなとりきめをいたしております。
○廣川国務大臣 御説のようなことを私も実は考えるのでありまして、カナダ米の輸入について、これはたしかもみ米で入れるように交渉をいたしておつたわけでありますが、まだ入つておらないのではないかと思います。また南方の方の、東南アジア方面の集荷業者が、ほとんど精米業者である関係上、それからまた各国とのつながり等から、搗米でなければ困難であるようでありますが、私たちもそれについては検討をいたしております。