1973-04-11 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
その点、非常にトラック協会としまして、そういうもぐり運送業の問題につきましては各府県の協会とも非常に関心を持っておるわけでございますが、現在それを忠実にやりますのには、府県の陸運事務所の職員が無免許営業ということで取り締まりができるんですが、たとえば富山県で申しますと、その関係の職員というのは一人か二人なものですからなかなか手が回らないというような形になっておりまして、非常にこれはトラック業界長年の
その点、非常にトラック協会としまして、そういうもぐり運送業の問題につきましては各府県の協会とも非常に関心を持っておるわけでございますが、現在それを忠実にやりますのには、府県の陸運事務所の職員が無免許営業ということで取り締まりができるんですが、たとえば富山県で申しますと、その関係の職員というのは一人か二人なものですからなかなか手が回らないというような形になっておりまして、非常にこれはトラック業界長年の
たとえば過積みの問題にいたしましても、計量ですね、これはやはり走行中は誤差が多いから、いろいろな問題がございますが、そういう点に対する指導もいたしまして、それらの問題、また、いまのお話もございましたが、そういったようなもぐり運送の規制、また、そういったようなやみ料金の規制というようなことを適正に行なっていくということが——何でもやはり正直者はばかをみる、厳正ないまの法規を守っている者は損するというようなやり
○国務大臣(中村三之丞君) この新潟におけるもぐり運送に関する大倉委員の御発言、また、私が陸運当局に調査せしめたところによりましては、相当これは悪質であったということは、私は判断しておるのでございます。従いまして、先般新しい局長が赴任の際には、特にこの問題についてはやってもらいたいということを私は注意をいたしたのであります。
いわゆる自家用車を持って営業類似行為をやるいわゆるもぐり運送業者と呼んでおりますが、そのもぐり業者によってわれわれ、つまり既存免許業者が権利を侵害されて非常に困っておる現況であります。荷主を相手とするのはわれわれ既存業者の使命であり、義務であると思うのでございます。
それでまず第一には、そういうもぐり運送の存在を根絶しなければならないということは、先ほどから申し上げましたように、そういう事実を確認すれば行政、司法両面にわたって罰則も適用するという、法において与えられた権限を十分に行使した防護の措置をとらなければならないということになります。
こという人に行政指導をすることは、われわれはできないわけでございますが、たとえばわれわれの方で、もぐり運送をいたしましたために、車両の運行停止をした、これを放置しておいたのでは意味がないわけでございます。
○山内政府委員 トラック事業がいわゆるもぐり運送のために、企業としてなかなか営業をしにくいという情勢でありますことは、ただいま御指摘の通りでございます。それで現行法のもとにおきましても、いわゆるもぐり営業というものは、この法律の条章に従って、できないことになっておるわけでございます。
○政府委員(山内公猷君) 二十六年にその有償制を付加いたしましたときには、事業としてそういうふうにいわゆるもぐり運送をやるということは許されないことであるからということで、有償制を付加したわけでございますが、その後の実績によりますと、法の盲点に籍口して、初めから自家用で荷物を送るというのではなくて、他人の荷物を送るということを偽装いたしまして、料金以外の方法で金をとるというような事例も相当多く現われて
ところが、それから二十六年以降この法律を実施して参りますと、表面的には無償の運送行為でございますが、有償をカモフラージュした無償、いわゆるもぐり運送というものが非常に多く出て参りまして、法の体系といたしまして、有償であるということが、その有償をカモフラージュした無償を取り締るということが非常に困難な場合が多いので、本来の性格に帰りまして、「有償で」というものを取ることの方が、この道路運送法上の第一条
これを営業類似行為とか、もぐり運送とか申しましていろいろと指彈されたのであります。私は元来この自動三輪車、オート三輪車と申します、あの皆さん御承知の車の日本における創始者でありまして、過去三十年間半生を投じまして小型自動車の発達普及に微力を盡しておるものであります。
おかげをもちまして、その後非常に繁栄におもむきましたが、私どもが一番心配いたしましたことは、この五百両の車がどういう状態にあつたかと申しますと、つまり一方において既存の運送会社は廃棄して参りましたが、一方荷主側では、小型運送を非常に要望しておりましたので、戦争の末期から戦後にかけまして、いわゆる自家用自動車の無免許業者といいますか、これが非常にふえまして、当時許可を得た五百台もまさにそのもぐり運送であつたのであります