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27件の議事録が該当しました。

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2012-06-08 第180回国会 衆議院 環境委員会経済産業委員会連合審査会 第1号

その後、御指摘のように、美浜原子力発電所二号機におきまして細管破断事故が起こったわけでございますが、これにつきましては、細管をとめる揺れめ金具の入り方にふぐあいがあって、その結果、高サイクル疲労になったということでございまして、ちょっと原因は別でございますけれども、この揺れめ金具についての点検がきちんと行われていなかったということでございます。

深野弘行

2012-04-13 第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号

水の流れによる振動とか、振れどめ金具との関係とか、ドライ・アンド・ウエット現象など、複雑な要因が重なって減肉していくわけですが、こういう問題というのは、こうして配管の肉厚がうんと薄くなったものはほかにもあって、一九九一年の事故だけじゃなくて、二〇〇四年八月には美浜原発三号機で、御承知のように大規模な破断事故があって、十一名の方がお亡くなりになったり大けがをされるという事故もありました。  

吉井英勝

2012-03-16 第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号

ただ、美浜の二号機の事故につきましては、これは三千三百本ほどあります熱交換器細管につきまして、揺れを抑えるための揺れめ金具というのが入っていたわけでございますが、その金具の入り方が非常に不適切だった、そういう事情がございまして、高サイクル疲労を起こして、そのうち一本が破断をした、そういうものだというふうに承知をしてございます。

深野弘行

1998-04-03 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号

そのときに、結局、振れどめ金具のずさんな取りつけがあった。この振れどめ金具にしても、安全委員会ではその審査対象にも入っていない。だから私はあのときにも、振れどめ金具を初めとして、この審査対象の項目というか、これは本当にシビアに細部にわたってやってもらいたいと言っておりました。安全委員会もこれを見過ごしておる。

近江巳記夫

1994-05-31 第129回国会 衆議院 商工委員会 第3号

それを指摘して、一つデンティングで、二つ目水力学的解析上の問題であり、三つ目が振れどめ金具の欠如にあったと三つ指摘したのですね。直ちに同様の施設については調査せい、四十五日以内に報告を出せとNRCブレティンでは指示したのですよ。ところが、通産省は当時無視した。  そして、八七年の事故の直後にそういう指示が出ておったのを無視して、一九九一年二月に美浜原発二号機の事故を起こしているのですよ。

吉井英勝

1992-05-26 第123回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号

内田説明員 美浜事故に関します原子力安全委員会報告書はもうごらんいただけていると思いますが、要点だけ申し上げますと、美浜号炉事故は、蒸気発生器伝熱管の振れどめ金具が十分に挿入されていなかったために起こりましたフレッティング疲労によります微小な割れがスタートでありまして、その後に流体振動によります高サイクル振動が起こりまして、その疲労によって破断したものでございます。

内田秀雄

1992-04-06 第123回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

各機器の経年変化保修状況、そういったものを報告を受けて把握してきたところでございますが、今回の美浜事故を踏まえまして、例えば蒸気発生器技術基準の整備、定期検査における振れどめ金具挿入、据えつけ状況の確認、伝熱管管支持板部における変形にかかわる検査の実施、こういったものを行っていく必要があるというふうに考えております。  

坂内富士男

1992-04-06 第123回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

その中で、今回の事故の直接の原因は、振れどめ金具の不適正な施工であり、これが経年変化の結果こうした事故につながったものとしておりまして、原子力発電所経年変化を踏まえた維持基準の見直しをすべきだと指摘をされておられるわけでありますが、具体的にはこのことはどのような内容を考えておられるのか、まずお伺いをしたいと思います。

岡部三郎

1992-03-05 第123回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

どっちが本当だろうかということについての解析もまた必要なのじゃないだろうか、こう思いますし、振れどめ金具がないからギロチン破断が起きたのだ、こういうことで報告はあるわけです。  じゃ、振れどめ金具がないところはみんなギロチン破断が起きるのか、そうなりますというと、そうでもありません。なかったことがすべてだというようなことにはならないだろうと思います。なくても動いているものは動いている。

関晴正

1991-11-22 第122回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号

原因につきましては、振れどめ金具設計どおり範囲まで挿入しておらず、大幅に挿入不足であったということから流力弾性振動発生し、振れどめ金具により支持されていなかったため伝熱管破断したものと推定しております。  振れどめ金具設計どおり範囲まで挿入され、伝熱管が支持されていれば、流力弾性振動発生による伝熱管破断を生じないものと考えております。

荒井行雄

1991-11-22 第122回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号

説明員荒井行雄君) 高浜二号機につきましてでございますが、本年三月、これは高浜二号機を含めて全PWRプラントについて振れどめ金具挿入状況について調査を行ったところ、当該高浜二号機につきましては九本の振れどめ金具設計どおり範囲まで挿入されていなかったことが判明しております。

荒井行雄

1991-10-03 第121回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号

また、破断伝熱管を挟む位置にある二列の振れどめ金具がそれぞれ上下二本とも設計どおり範囲まで入っていなかったこと等が確認されております。  これらの状況から、破断管については、振れどめ金具により支持されていなかったことによる限界流速の低下などにより、流力弾性振動発生し、伝熱管疲労破断するとともに、周辺管減肉が生じたものと推定されております。  

坂内富士男

1991-09-26 第121回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号

そこにおきまして、今回の損傷原因といたしまして、振れどめ金具という、蒸気発生器についておるわけでございますが、この振れどめ金具所定位置に入っていなかったということにより局所流速が増大いたしまして、流力弾性振動発生し、その結果その細管一本について疲労破断したということの蓋然性が高いのではないかというところまでいっております。  

荒井行雄

1991-09-26 第121回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号

その中では、蒸気発生器伝熱管に振れどめ金具というものが設けられておるわけですが、これが一部所定のところに入っていなかった等のことがございまして、破断原因としては、その振れどめ金具所定位置に入っていないことによりまして流力弾性振動という振動発生し、破断に至ったのではないかという可能性が高いというところまでは検討してございました。

荒井行雄

1991-09-26 第121回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号

中村説明員 ただいま先生指摘になられました米国のノースアンナ原子力発電所におきまして、やはり設計上振れどめ金具が入っている必要がない伝熱管周方向破断していたというのがございまして、NRCブレティン等におきましても、その原因として、支持板伝熱管の間にデンティング現象発生して、伝熱管の外周に高い応力が負荷される、それから振動に対する減衰特性というか、そういうものが……

中村進

1991-09-26 第121回国会 参議院 商工委員会 第2号

これまでの調査によりますと、破断いたしました管、これは振れどめ金具設計どおり範囲まで入っていなくて、大きくずれていたわけでございますが、そういったことで流力弾性振動という特殊な振動発生した可能性があるということは六月六日の報告書で公表しておりますが、それに加えまして、管支持板のところで固定支持状況にあったというふうに考えておりまして、これらのことが破断原因であった可能性が高いというふうに考

末広恵雄

1991-08-05 第121回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号

事故原因については、同社では、現在のところ損傷側蒸気発生器細管の一本が円周方向に完全に破断していることをファイバースコープにて確認しており「目下その原因及び事故に至るメカニズムを究明中でありますが、細管振動を抑制する振れどめ金具設計どおり設置されていなかったため、高サイクル金属疲労発生したことが大きな原因ではないかと考えられております。  

三上隆雄

1991-07-04 第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号

メーカーの三菱重工の方は製造段階自分たちミスがあった、つまり揺れめ金具の取りつけの際にミスがあった、みずからそういう欠陥製品だったということを認めて、これまた社長以下の処分を発表されました。  ところが、問題になるのは、メーカーの方もミスがあったと認めておる欠陥蒸気発生器ですよ。しかし、それを安全だ、基準合格だと言って認可をした通産省は何の責任もないんですか。

喜岡淳

1991-04-24 第120回国会 衆議院 決算委員会 第3号

従来、振れどめ金具、AVBと言っておりますが、それと伝熱管との間には若干のすき間があるわけでございまして、この振れどめ金具伝熱管の間隔の状況によりましては、伝熱管振動することによりまして振れどめ金具との接触摩耗によって伝熱管側減肉発生するというものでございます。今先生おっしゃいましたように、この理由によりまして振れどめ金具を取りかえたというものがございます。

倉重有幸

1991-04-09 第120回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

で、今回細管破断がございましたので、それを調べましたところ、先生御案内のように、細管のそばに細管の振れどめを防止するための振れどめ金具というものが、本来入っているべきところが入っていなかったということで、それが原因ではないかというふうに通産省としては考えておる次第でございます。

倉重有幸

1991-04-01 第120回国会 参議院 予算委員会 第13号

原因につきまして、まず損傷しました金属の破面につきまして調査したわけでございますが、高サイクル疲労を示します破面が出ていたというようなこともございまして、いろいろ原因究明作業を進めましたところ、伝熱管振動を抑える振れどめ金具、AVBと言っておりますが、これが設計どおり入っていなかったということで、この伝熱管疲労しまして破断に至った蓋然性が極めて高いというふうに我々考えております。  

向準一郎

1991-04-01 第120回国会 参議院 予算委員会 第13号

一九八七年七月、米のノースアンナ原発事故原因一つに、NRCが振れどめ金具、AVBを挙げましたね。私の手元にその報告書があります。このとき日本でも加圧水型原発調査したと思いますが、どうでしょうか。通産省調査特別委員会でも言っておりますが、AVBが正しく全部の管に設置されていれば細管破断事故はなかったと考えているんですか。

竹村泰子

1991-04-01 第120回国会 参議院 予算委員会 第13号

そして、同じような加圧水型の原子炉は全国で十七基ございますが、これについて同じように振れどめ金具が入っているかどうかの総点検をやったわけでございます。そして、この美浜の二号機以外に、総点検の結果振れどめ金具が入っていない疑いがあるものがあと一基、高浜の二号機というものについて疑い発生いたしましたので、これについては直ちに運転をとめて点検をするようにしたところでございます。  

緒方謙二郎

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