2015-07-14 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
応急対策工事につきましては、先生御指摘のように、現地が道路もない奥地でありますことから、ヘリコプターを用いまして、先日、七月十二日の日曜日から崩壊斜面の浸食防止のための吹き付け工と崩落した土地の流出防止のための土留め工、この二つから成ります工事を開始したところでございまして、全力を挙げて早期完了に向けて取り組んでいくつもりでございます。
応急対策工事につきましては、先生御指摘のように、現地が道路もない奥地でありますことから、ヘリコプターを用いまして、先日、七月十二日の日曜日から崩壊斜面の浸食防止のための吹き付け工と崩落した土地の流出防止のための土留め工、この二つから成ります工事を開始したところでございまして、全力を挙げて早期完了に向けて取り組んでいくつもりでございます。
また、山腹崩壊ですとか地すべり等の箇所につきましては、二次災害防止ということも非常に重要でございますので、土石流センサーの設置ですとか倒木の処理ですとか、そんな緊急対策に取り組んでいるほか、土どめ工、緊急排水溝の復旧対策にも着手しているという状況でございます。
このため、関係省庁と連携をいたしまして、先生のお話の魚礁だとか、遮音壁だとか、土留め工だとか、こういった公共事業での間伐材の利用の促進、これを図るとともに、近年、木材加工技術が向上いたしまして、そして中国だとかインドだとか、こういうところの木材の需要が拡大をしているといったことで、外材の価格が高止まり、高騰いたしてございまして、かつ、外材は将来的にも安定的に入ってくるんだろうかと、こういうような状況
また、林地の荒廃箇所につきましては、人家、公共施設等に係る緊急性の高い箇所につきまして、災害関連緊急治山事業あるいは林地崩壊防止事業によりまして、治山ダムの設置でありますとか土どめ工を実施いたしまして、荒廃した森林の早急な復旧と二次災害の防止に努める考えであります。
同二二八号は、復旧治山事業の実施に当たり、設計が適切でなかったため、谷どめ工の所要の安全度が確保されていない状態になっているものであります。 同二二九号は、農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業の実施に当たり、設計が適切でなかったため、パイプカルバート等の所要の安全度が確保されていない状態になっているものであります。
検査報告番号二一三号は、公共下水道事業において、安全な施工を確保するため義務づけられた土どめ工が施工されていなかったものであります。 検査報告番号二一四号は、道路改良事業において、施工が設計と相違していたため、橋脚の所要の安全度が確保されていない状態になっているものであります。
軽石の海面流出防止対策としましては、緑化工などによる、軽石などの発生源となっている荒廃山腹の復旧整備を図るとともに、軽石などの流出量の軽減を図るため、荒廃渓流における谷どめ工の設置を進めているところでございます。また、十三年度から、谷どめ工に堆積した軽石などの除去を行っているところでございます。
○政府参考人(中須勇雄君) 噴火に伴う泥流対策ということにつきましては、基本的には、今御指摘にあったことを含めまして、土どめ工を実施するとか、あるいは治山ダムあるいは遊砂地等を設ける、こういう手段があるわけでございますが、現在、噴火による降灰がまだ危険地域に大幅に堆積をしているという状況でございまして、治山事業等を含めていまだ十分対策を講じられている状況ではございません。
なお、先ほど御質問にあった、からまつ荘の災害復旧でございますが、四つの渓流におきまして、砂防ダム三基、床どめ工一基、約七億円の事業を一年間で緊急事業として完了してございます。
具体的に申しますと、瀬とふちができるようにしたり、河畔林や河畔の樹木をできるだけ保全、復元したり、魚たちが上下流を移動できるように堰や床どめ工に魚道を設置したり、河畔の勾配をできるだけ緩やかにするなど工夫を行っているところでございます。 今後とも、動植物の生息環境に配慮して自然と調和した河川空間を整備してまいりたいと考えております。
○政府参考人(竹村公太郎君) 昭和五十二年の噴火以降、有珠山におきまして砂防事業としまして北海道は、西山川や小有珠川等の十三渓流において平成十二年三月末までに約二百七十八億円の事業費を投入し、砂防ダム四十三基、これは貯砂容量としまして五十四万立米、そして床どめ工として十七基、流路工として九カ所で約五千五百メーターを整備いたしました。
また、保安林の解除に当たりましては、洪水調整等の機能を持っている保安林のいわば代替施設として、洪水調整池や土砂流出を防止するための谷どめ工などの災害防止施設の設置を要件としておりまして、この流域内でもこれらの災害防止施設を保安林の解除に当たって整備しているところでございます。
当該地域の復旧に当たりましては、関係行政機関との連携、協力を図りながら、災害関連緊急治山事業等によりまして、崩壊危険土砂の排土、土どめ工、水路工、のり枠工の設置等の復旧対策を速やかに講ずることといたしておるところでございまして、既に現地の査定は終了いたしまして、直ちに復旧工事にかかる準備を整えているところでございます。
私は、その現場に立ち、さらに林野庁の上流側谷どめ工、高さ十一メートルの谷どめ工の工事現場の一番の上流に立ってまいりました。
この図面の一番上のところに、治山の谷どめ工というのを書いてございます。これが林野庁の工事現場でございます。ここで三名の方がお亡くなりになっております。この地点までは、姫川と蒲原沢の合流点から大体七百五十メートルぐらいでございます。
災害を受けた川でございまして、その復旧工事が、一番上流端で治山の一号、二号と書いていまするとめ工、そして真ん中に下ってまいりまして蒲原沢の砂防ダム、これは建設省の工事でございます。そしてその下の一般国道百四十八号、小谷村の新国界橋の工事、そしてその下流の建設省の流路工、そして床固め工の災害復旧工事が実施をされていたところでございます。
昨年の十二月の世界遺産登録後、観光客が大変に増加いたしまして、踏み固め、あるいは縄文杉の周囲の土壌の流出等が生じたわけでありまして、縄文杉の保全に支障が見られたというようなことから先生が御指摘のような措置を講じたわけでありまして、観光客等の自然観察利用にも配慮しながら、縄文杉の周囲に立ち入り防止のためのロープさく、あるいは土どめ工等を応急的に講じたところでございます。
先ほども申し上げましたけれども、一つの方法として今いろいろ議論させていただいているのは、ある程度枠組みをつくって土どめ工など要らないようにしまして中を掘っていってだんだん沈めていく、そういった工法とか、あるいは掘削も簡易な小型の掘削機を開発するとか、そういったことを官民共同で開発をしていって低価格で消費者におつくりいただけるような方法を模索していきたいと思っております。
地震に伴い発生いたしました林地荒廃箇所につきましては、先生先ほどおっしゃいました、災害関連緊急治山事業によりまして早期復旧を図るということで、緊急性の高い箇所から、準備が整い次第、土どめ工とかのり枠工、こういった復旧工事に着手する、こういう予定でございます。今後とも、早期復旧に向けまして、関係機関と連絡を密にいたしまして、万全な治山対策を講じる考えでございます。
本土どめ工もその仮設工に相当するわけでございまして、この仮設工の設計に当たりましては、一般的な従来の現場の荷重条件等を前提にこの矢板工を標準図として設計し、業者にもそれを参考図としてお示ししたものでございます。
もう一つの事故でございますが、草加市綾瀬川槐戸橋工事でございますが、これは建設省関東地方建設局が発注した綾瀬川にかかる草加市道十九号の槐戸橋かけかえ工事におきまして、施工中の右岸側橋脚をつくるための土どめ工の崩壊によって発生したものでございます。
先ほど申し上げましたとおり、この現場は直ちに掘り起こすということが不可能でございましたので、その周りに大きな土どめ工を施工し、現在掘り起こしている段階でございまして、行方不明者の捜索を最優先に実施しておりましたので、倒壊した土どめ工の矢板の根入れ長さや切りはりの設置状況等土どめ工の詳細な状況については、現時点では十分に解明されていない現状でございます。
現在、その作業をそれこそ昼夜懸命に急いでいるわけですけれども、捜索の前段階として必要な復旧の外側に打つ土どめ工は来週の半ばぐらいには終わる予定でございますが、その後、横に支える切りばりというのを施工いたしまして、順次旧の壊れた仮締め切りを撤去しながら捜索を続けていきたい。二次災害にも配慮しながらできるだけ早く捜索を終えたいというふうに考えております。