1974-05-14 第72回国会 参議院 内閣委員会 第18号
現にこのめがねワクの八〇か九〇%、福井の産地が生産をしておりますが、ここで技能検査、こういうものは国でやってほしいという声がいままでかなりあったのですが、それはしかし地域的に片寄っておるから県内で処理をしてもらいたいと、こういうことで過ぎておりますが、これは一部でありますが、かなりな規模を持つ地場産業に対しては、しかも国内における生産のかなり大きいウエートを持つ場合には、国としての指導や助成と、こういうことをもっと
現にこのめがねワクの八〇か九〇%、福井の産地が生産をしておりますが、ここで技能検査、こういうものは国でやってほしいという声がいままでかなりあったのですが、それはしかし地域的に片寄っておるから県内で処理をしてもらいたいと、こういうことで過ぎておりますが、これは一部でありますが、かなりな規模を持つ地場産業に対しては、しかも国内における生産のかなり大きいウエートを持つ場合には、国としての指導や助成と、こういうことをもっと
たとえば福井県に限って言いますと、めがねワクの産地がございます。これは全国の大体八五%から九〇%を生産しているというので、ウエートはかなりいま高いわけですね。一つの地域産業でありますが、三百億程度の売り上げで、かなりの私は量じゃないかと思うのです。この中に、めがねの場合に、当初はレンズとめがねワクがあったわけですが、レンズはいままで数年の間にほとんど大企業に吸収された。
逆に三カ月連続して対前年増加しているものも、福井の絹人繊とか、同じくめがねワク、関の刃物、岐卓の毛織物、広島の縫い針等、こういういいものも繊維、雑貨の中でもないわけではございません。明暗の差が相当出かかっているということを調査の結果として私どもは感じておるところでございます。
あるいは兵庫県のかばん、福井県のめがねワク等々におきましても、いずれもデザインの開発あるいは品種転換というふうなことで、業界で共同して知識集約化事業に乗り出そうというふうな例がございます。いま申し上げました例は必ずしも業界の確定した計画ではございませんので、まだこれからも十分お話を聞きながら詰めていきたいというふうに思っておるところでございます。
そのほかスキー、ライター、アルバム、卓上ピアノ、ギター、オルゴール、めがねワクあるいはかん詰め、それから繊維製品においては縫製品、これらは二百七十円以下では輸出はきわめて困難になる。産地によっては輸出半減と見るところもある。それから組みひも、これも同様です。スカーフ、これは現在すでに輸出は採算割れの状況になっておる。
現在でもそういう意味で、たとえば、めがねワクでございますとか、電機部品でございますとか、アルミ加工品、パイプ継ぎ手、いろんな部品のほうに転換するというような計画がいま地元ではいろいろあるようでございます。一つの例でございまして、いずれにいたしましてもこの転換ということにつきましては、これから産地ごとに、あるいは業種ごとに関連産業への転換ということでできるだけ指導してまいりたいと存じております。
この候補業種といたしましては、金属洋食器とか、あるいは西陣織りとか、めがねワクとか、めがね類とか、ギンガムとか、スカーフとか、作業工具とか、刃物とか、約十種ほどの候補業種が考えられておるわけであります。
直ちに着手と申しますか、直ちに適用できる業種といたしましては、燕の金属洋食器でございますとか、あるいは京都の西陣織りでございますとか、あるいは福井のめがねワクでございますとか、大阪におきますめがね類でございますとかの四業種、さらに、もっとほかには十業種くらいがすぐ出てまいる、かように予想をいたしております。
それ以外にも、たとえば京都の西陣織りでございますとか、あるいは福井県のめがねワクでございますとか、あるいはまた大阪府のめがね類、その他モザイクタイルとか、ギンガムとか、スカーフとか、刃物とか、そういったところで、こういう統一商標というものをつけて、もっと自分たちの製品というものを海外に評価を高からしめて、そうしてそれにふさわしい価格で販売されるようにしたいという要望が、数年来秋のところへ参っております
○政府委員(後藤正記君) 竹田先生のおっしゃいますとおり、私自身もそういう実例にぶつかったことはございまして、めがね屋へ参りまして、こういうめがね買いに行きますと、上等のものというと、これはアメリカのめがねワクですという場合にぶつかった経験がございます。これは残念ながら従来のいろいろ歴史的な推移もございますが、まだ日本の中に明治以来の舶来崇拝というのが残存しておるなごりかと存じます。
それからめがねワクでございますが、これはめがねワクといたしまして、福井県では三十三億二千五百万円の生産額中九億円の輸出実績を持っております。 それからこれは、ワクにさらに加えまして、めがねの玉も含めた数字でございますが、大阪のめがね類総額といたしましては七十億八百万円の生産額中、輸出額が三十七億九千百万円、これは五十何%かにのぼっておると存じます。
金属洋食器、それから西陣織、めがねワク、メガネ類、作業工具、刃物、モザイクタイル、スカーフ、マフラー、ギンガム、それから陶器、絹、人絹織物、こういう種類の輸出依存度が何%で、何億円ぐらいであるかということをちょっと知らしていただきたいのですが。
ジェトロでは、昭和四十二年度より金属洋食器、繊維二次製品等について業種別PRを始めてまいりましたが、その後、めがねワク、毛織物などの業界も、ジェトロと共同でPR事業を始められております。 業種によってPRの手法は異なりますが、専門記者の招聘、ブックレットの作成配布、商品テスト、広告の掲載などそれぞれの品目に最も適した方法でPR事業を行なっております。
当組合の組合員が生産するめがねワクは、約半数が欧米に輸出されておりまして、これら諸外国においては、日本品というものの品質の良否にかかわらず——日本としてもずいぶん高級品を出したいという希望でございますが——欧州に行きましても日本の製品は二級か三級に扱われておる次第でございます。
○小柳勇君 いま局長からは、全般的な中小企業の振興政策、製品のレベルアップの問題で予算の説明がありましたが、当面問題にしているのは、先般の答弁で、さしあたり燕の食器だとか西陣織りだとか、めがねワクだとかいう、統一ブランドをつくる熱意のある品物があるわけですね、業者が。
これはめがねワクも一緒です。福井県のほうは、たとえば大阪のほうも含んでおるようですけれども、大阪も入れてよいが、大阪の品物もよいが、ただ安いものを福井のめがねだといって統一ブランドをつけてもらっちゃ困りますよと。とにかくそこでも、福井県のめがねワクにしても、よい品物に統一ブランドをつけるようにしてやってくれ。
なお、雑貨工業でございますが、これは三条、燕地区の金属洋食器、それから新潟、長岡地区のマッチ製造業、及び福井、鯖江地区などのめがねワクの製造工業等も、出荷、入荷の停止、従業員の欠勤等によりまして、生産をずっと休止しておるというような状態になって参っております。 その他、小売商業におきましても、売上額の激減等によりまして、資金繰りが著しく困難になっているものと推定されるのでございます。