1950-05-01 第7回国会 衆議院 本会議 第46号 (拍手)吉田首相は、しばしば單独講和もやむなしとし、また連合軍の最高責任者たるマツカーサー元帥が、日本の将来をもつて「太平洋のスイスたれ」と、中立への道を示唆されているにかかわらず、ややもすれば中立堅持について疑念を抱がしむるごとき談話を発表し、国論の分裂を導いていることは、武装を放棄し、恒久の平和を願う日本の前途に暗影を投じたものであります。 苫米地義三