1951-02-05 第10回国会 衆議院 予算委員会 第7号
問わず、一切の国がその経済的繁栄に必要なる世界の通商及び原料の均等條件における利用を享有することを促進することに努むること」まあこういうことになつておりまして、戰勝国戰敗国のいかんを問わず、世界の国々は世界の経済的繁栄に必要な通商、あるいは原料の獲得に参加できるということになつておりますのみならず、ポツダム宣言におきましても、「日本国はその経済を支持しかつ公正なる実物賠償の取立てを可能ならしむるがごとき産業
問わず、一切の国がその経済的繁栄に必要なる世界の通商及び原料の均等條件における利用を享有することを促進することに努むること」まあこういうことになつておりまして、戰勝国戰敗国のいかんを問わず、世界の国々は世界の経済的繁栄に必要な通商、あるいは原料の獲得に参加できるということになつておりますのみならず、ポツダム宣言におきましても、「日本国はその経済を支持しかつ公正なる実物賠償の取立てを可能ならしむるがごとき産業
しかしわれわれはポツダム宣言にもありますように、われわれ国民は家庭に復帰して、平和的、生産的な生活を営むことができるとか、あるいはまた日本国はその経済を支持し、かつ公正なる実物賠償の取立てを可能ならしむるがごとき産業を維持することを許される。あるいは産業について原料の入手を許される。将来また世界貿易関係へ参加することが許される。こういう日本中に與えられておるものがあるのです。