1951-03-17 第10回国会 衆議院 地方行政委員会 第25号
そうでなしに基準率の引上げだけをおやりになりますと、私が申し上げましたように、これは地方の軍事予算的な関係から、平衡交付金の減額が必須であり、従つてそのために基準率を変更し、そのために源泉徴收とかいろいろな形の收奪の強化をやつてつじつまを合せよう、こういうふうに考えても、これは決してむりな考え方ではない、むしろそう考える方が事実に即した考え方だ、こうなると思う。
そうでなしに基準率の引上げだけをおやりになりますと、私が申し上げましたように、これは地方の軍事予算的な関係から、平衡交付金の減額が必須であり、従つてそのために基準率を変更し、そのために源泉徴收とかいろいろな形の收奪の強化をやつてつじつまを合せよう、こういうふうに考えても、これは決してむりな考え方ではない、むしろそう考える方が事実に即した考え方だ、こうなると思う。
それなら午前一時から本会議を開いても、一日というようなむりな考え方をせずに、全体が成立するようなゆとりのある考え方を持たれた方がいいのではなかろうかとも思わるる節がありますが、そういう点に対する政府の見解はいかがですか。
○中原委員 もとよりそのはずだと考えますが、しかし一應入念にかく箇條書にされて発表になつておるとすれば、ひとまず安定本部のその関係の機関で議論になつたことであろうし、あるいは一應そういう強い意見があつたものと推測しても、必ずしもそれは一方的なむりな考え方ではないと、私は思うのであります。