1984-03-15 第101回国会 参議院 予算委員会 第5号
自給率の低下は、今大臣から御説明申し上げましたように、主として畜産物消費が拡大をした、そのために豚、鶏等、あるいは年もそうでございますけれども、飼料穀物の輸入がふえた、そのために穀物全体としての自給率が減ってきたというのが原因でございまして、特に基本法によりまして国民の食生活の安定供給という観点から見ました場合、その自給率の低下そのものはむしろ畜産物消費の拡大によるものでございまして、特に基本法に違反
自給率の低下は、今大臣から御説明申し上げましたように、主として畜産物消費が拡大をした、そのために豚、鶏等、あるいは年もそうでございますけれども、飼料穀物の輸入がふえた、そのために穀物全体としての自給率が減ってきたというのが原因でございまして、特に基本法によりまして国民の食生活の安定供給という観点から見ました場合、その自給率の低下そのものはむしろ畜産物消費の拡大によるものでございまして、特に基本法に違反
一般的に魚は、先生から御質問ありましたようにむしろ畜産物の方に食われていくような傾向がございますので、管理価格を仮にやろうとしましても必ずしも成功するわけではございませんで、それは一昨年のかずのこ騒ぎ、一部の業者が価格支持を考えたわけでございますけれどもついに失敗しまして倒産というような事態もあるわけでございまして、消費者の方々に御迷惑をかけるようなことはないかと思います。
○小野説明員 米をふやすのに、何にかわって米がふえるのか、こういう問題でございますが、これは果たしてパンなのか、それとも畜産物か砂糖、脂なのか、こういう問題がございまして、いままでの食生活の変化を見てみますと、やはりパンではなくて、むしろ畜産物や砂糖、油脂にかわられているということだと思います。しかしながら、現実に特に一般の家庭で朝食をパンというのが最近非常に多いわけでございます。
国民大衆一般にとって考えまして、この農産物価格について若干、私、述べさせていただきますと、お米よりはむしろ畜産物だとか野菜だとかの大幅な値上がりというものが家計を圧迫している。
米は完全自給、野菜、くだものと畜産物は、ほぼ完全自給に近い程度の自給をしよう、そういうむしろ畜産物あるいは果樹、蔬菜等については、意欲的な姿勢が出ておるというふうに申し上げてよろしかろうと私は思います。
この点は国民の食糧の消費構造の変化という点から申しましても、また、いずれだんだん進んでいくであろうというふうに考えられます貿易自由化に伴う国際関係への農業の参加、こういう点から考えましても疑いをいれない事実でございままして、その中で、御承知のとおり、生産を大いに伸ばさなければならないものは、むしろ畜産物なり、果樹生産なり、あるいは蔬菜なりというような農産物でございます。
そうしてむしろ畜産物をどのように効果的にしていくとか、あるいは下層の農家をどのように救っていくかということに対する農業政策を立てるべきであります。そしてこれを自由化政策と並行して行なうべきであって、私をして言わしむれば、今の政府の施策あるいは国会で御決定になる農業投資や、政策というものは農民のためにはならぬ、こういうように申し上げたいと思います。