1962-03-02 第40回国会 衆議院 法務委員会 第11号
あるいは、そうじゃなくして、むしろ審級を省略しても、あるいは多少専門家を入れて、そこで早く済む、二審ぐらいで。その方が実質的な救済になるのではないか、こういう問題もあるので、これは将来の立法の御参考までに申し上げるのですが、そういう点もいろいろ考えなければいかぬと思います。
あるいは、そうじゃなくして、むしろ審級を省略しても、あるいは多少専門家を入れて、そこで早く済む、二審ぐらいで。その方が実質的な救済になるのではないか、こういう問題もあるので、これは将来の立法の御参考までに申し上げるのですが、そういう点もいろいろ考えなければいかぬと思います。
ことに余裕のない当事者、そういう者に実質的な裁判的救済を与えるためには、審級の制度をいたずらに多くすることがいいのではなくて、むしろ審級の制度は少く、しかも充実したものにして、そうして金もかからず、時間もかからずということをねらうのが一番いい行き方ではないか。