しかもこれをやってもらわなければ、ほんとうに国民の健康を保護したりあるいは生活環境を保全するということはできないわけだけれども、これは経済企画庁だけでなく、もちろん地方の自治体もその任務を担当しておりますし、それから工場であるとかあるいは事業所、そういうものはそれぞれ所轄の官庁が監督をするわけでございますが、よほどその統括をうまくやっていただかなければ、私がこれから申し上げるようなまことにむざんな状態
その施設園芸のための施設のハウスが、強風のためにまことにむざんな状態になっておるのでありまするが、これに対する救済措置がないのであります。天災融資法の適用すらも受けることができないのが実情であります。 これはいろいろむずかしい問題があると思う。
農村は民族の苗しろだとかあるいは子供は国の宝だとか口先では言っておりますが、現実の農村の子供たちはそういうこととはかけ離れたむざんな状態にございます。特に最近農繁期が迫ってまいりますが、乳幻児が川へ落ちて死ぬる、あるいはため池へ落ちて死ぬるという事例はもう枚挙にいとまがありません。全く手の届かないところで投げやりになっておるわけであります。
この災害によって五億八千六百八十九万、面積にして三千三百七十四ヘクタール、こういう地点の災害が、ひょう害によって見るもむざんな状態に、農民に農業意欲を喪失せしめるような大ひょう害があった。十六日のことでありますから、ひどいひょう害をこうむったカンピョウなどは持ってくることはできなかったが、たまたま非常に軽微なものは腐らないので、これは持ってきた。とにかくひどいひょう害です。
次に、福祉年金につきましては、福祉年金が現在拠出年金と関連を持たされておりまして、保険料額をずっと二十年以上納められないときにはその拠出制の年金がもらえない、しかも保険料が返してもらえない、しかも福祉年金はもらえないというようなむざんな状態になっておりますのを、こういうのは改めなければならない。
最後に、宮河内谷川の完全改修工事の要望について申し述べますと、この川は、常時は流水もない中小河川でありますが、川の上流地帯に比し、下流地帯がはなはだしく狭められた特殊な形態を呈しており、しかも、河底が高い、いわゆる天井川の様相を持ち、これがため、遊水地帯が散在する、きわめて不合理な河川であり、一たんこれがはんらんいたしますと、付近一帯は見るもむざんな状態となってしまい、今回も、濁流は三カ所を決壊して
そうなりますと、ちょうど長崎県で、かつて松浦炭鉱やその他炭鉱の人員整理にからんでの紛争が長期化して、泥沼に入ったその姿のように、最後は実に惨烈むざんな状態に入っていくのであります。そうなりますというと、一体三池炭鉱それ自体が存立し得るかどうかというような重大事態にまで、これは入っていくおそれなきにしもあらず、こういうふうに私ども見ておるわけであります。
こういう形で、やはり被害の実相からいたしましても、必ずしも零細な真珠業者が非常にひどい被害を受けて、他のところは軽かったという姿ではなくして、今回の十五号台風のあの猛烈な風でもって、英虞湾や、あるいはその他志摩から尾鷲付近までの真珠のありました地域においては、全く見るもむざんな状態になっておることは御承知の通りであります。
法律の除塩の問題を作る段階でこの前も申し上げましたが、稲を刈ってそして除塩作業をやる、こういうふうなことをおそらく想定されておられるのではないかと思いますが、現実に水の引いたところを見ると、稲が泥んこになって、全く見るもむざんな状態になってしまっておる。これを刈るためにはやはり相当の労力がかかる。
滋賀県の今回の被害は琵琶湖の北部各河口にある干拓地が大被害を受け、台風後二週間を経た十月十一日現在においても、いまだ一メートル以上の水につかり、水稲は茶褐色に枯れ、侵入した水はすでに黄色に変じ、臭気を放って、まことにむざんな状態を示していたのであります。
私はこの際速記録を通じて政府の関係責任者たちに強く要望しておきたいことは、沖縄に在住しております日本国民、この兄弟たちがどんなむざんな状態に捨ておかれても、政府はてんとしてこれに対して何ら顧みないのだ、それはそれ、これはこれとして、われわれはそれに対して全然心を痛めない、責任も感じない、こういうことであるならば、これは全然別個の問題であります。