1956-03-05 第24回国会 参議院 本会議 第17号 サイパン島の基地から来襲する敵機が、連日雨あられのごとく爆弾や焼夷弾をわれわれの頭上に投下したとき、その基地をたたく力のないことを切歯扼腕した経験を持つわれわれは、一昨年の決議において、同様な場合、腕をこまねいて亡びいく同胞を座視せねばならぬという、そういうむざんな決議をした覚えは毛頭ないのであります。 寺本廣作