2010-09-09 第175回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
生産者手取りの八割を政府が交付金で補てんをするいわゆる分みつ糖の制度と比べ、含みつ糖は黒糖の販売価格に製糖工場の経営が左右をされています。七月の報道ですが、県内の黒糖七工場すべて赤字であるとの報道でありました。
生産者手取りの八割を政府が交付金で補てんをするいわゆる分みつ糖の制度と比べ、含みつ糖は黒糖の販売価格に製糖工場の経営が左右をされています。七月の報道ですが、県内の黒糖七工場すべて赤字であるとの報道でありました。
○副大臣(大島敦君) 若干私も、分みつ糖じゃなくて含みつ糖ですので、済みません、そこだけ訂正をさせてください。 まずは、ちょっと現状認識、現状の経営状況がどうなっているか、どういう問題があるかについて早急に検討を行って、まずは問題点を明らかにしたいと思います。それから、この含みつ糖の事業について対策を、先生の御指摘にもございましたので、打っていきたいと考えております。
ですから、島のサトウキビ農家の皆さんがそこの島にある分みつ糖の工場に出荷をして、それで町の、その島の経済がもっているという認識でございます。 先生おっしゃるとおり、内閣府としても沖縄糖業振興対策費により分みつ糖の製造事業者等に対し生産コストの補てん等の支援を行っております。
今のは分みつ糖というものでありまして、今度は含みつ糖でありますが、いわゆる黒糖として販売されているものでありますけれども、与那国島とか離島のみの生産になりまして、七島七工場、年間生産量が七千四百二十六トンということでありまして、これはすべて離島で生産されているということであります。それぐらいの実績を持った産業でありサトウキビ栽培であるということがまず重要である、その認識を持たなくちゃいけない。
沖縄の含みつ糖、これが黒糖と呼ばれているものでございますが、その工場は、いわゆる白い砂糖をつくります分みつ糖工場がない七つの離島に立地しております。当該地域における基幹作物であるサトウキビの唯一の販売先になっておるわけでございます。また、年間約八千トンの含みつ糖を製造するなど、地域経済において大変大きな役割を担っております。
政府参考人(楢崎憲安君) ただいま先生御指摘のとおり、昨年の十月にハチみつの公正競争規約、これは業者の自主的な表示のルールを定めるものでございますけれども、最近の取引状況の変化あるいは消費者ニーズの多様化ということ等を踏まえて、業界において熱心に検討が進められ、そして消費者等の意見も踏まえて、先生がおっしゃいましたように、ハチみつの採取国、採みつ国を多い順に記載をするということ、それから加糖ハチみつ、糖
僕は、こういうことは、サトウキビの生産量が多かった時期に合わせた工場規模になっていますので、今その工場規模が負担になっている、だから、この工場規模を縮小する、分みつ糖から含みつ糖に生産目標を変えるとかいうことも含めて工場を縮小する時代だと思います。沖縄本島だったら統合で済むかもしれませんけれども、離島はそれができません。
また、沖縄本島に比べて生産条件等に格差のある離島の分みつ糖製造事業者に助成いたしましたほか、沖縄産含みつ糖の価格差補給事業に助成いたしました。 繭及び生糸の価格安定につきましては、繭糸価格安定制度を適正に運用するとともに、蚕糸砂糖類価格安定事業団の生糸在庫及び負債を整理するための特別の勘定の欠損金を補てんするため、蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸特別処分損失補てん交付金を交付いたしました。
また、沖縄本島に比べて生産条件等に格差のある離島の分みつ糖製造事業者に助成いたしましたほか、沖縄産含みつ糖の価格差補給事業に助成いたしました。
それからもう一つ、午前中も出ましたけれども、含みつ糖、これは分みつ糖ができない島々でサトウキビをつくっているわけです。これは、買う場合はトン当たり、もちろん大臣が決められる価格で買うわけです、含みつ、いわゆる黒糖です、そこの島の製糖工場で。ですから、御存じのとおり、売る値段とその差額、三分の二は国が出し、三分の一を県が出す、こういう制度ですね。それをぜひ続けていただきたいわけです。
○渡辺(武)政府委員 分みつ糖ができないようなより条件の悪い離島におきまして生産されております含みつ糖でございます。いろいろ事情等もございまして、糖安制度の中にも入っておらないわけでございます。したがいまして、そのような分みつ糖に対しましては、従来に引き続きまして同様の対策を講じてまいりたいと考えておる次第でございます。
○政府委員(渡辺武君) 含みつ糖の問題でございますけれども、沖縄県におきます含みつ糖の生産は、分みつ糖生産が困難な離島において行われておりまして、すべてについて条件が悪い離島の経済に重要な地位を占めておるということは認識をいたしております。
私の希望としては、これは何としても二次振計後期でこの問題を取り上げていただきたい、こういうふうに思うわけでございますが、その中でも伊良部架橋と小浜架橋、これは伊良部の訓練飛行場の活用の面あるいは残地を今後生かしていくという点、それと同時に小浜の場合は、先ほどもお話がありましたが、分みつ化計画を進めていく点から、西表と小浜を結べば必ずこれは分みつ糖地域にできるわけでございますので、そういった点について
沖縄のは分みつ糖、原料糖ですよ。それで三分の一くらいでできるのです。というのは、一日農民が働いたら、北海道の砂糖は一万二千八百円ぐらいに日当が当たるのです。沖縄の砂糖は五千二百円にしか当たりません。
二本目は、沖縄の含みつ糖と分みつ糖についてはどのような方針をお持ちか、そしてそれに対する対策を持っておられるか。 以上でございます。
○政府委員(渡邊文雄君) 沖縄におきますサトウキビから、現在分みつ糖と含みつ糖と両方あるわけであります。分みつ糖につきましては、ただいま大臣からも御答弁ございましたように、各般の施策を講じ、さらに今回お願いをしております改正されます糖案法によりまして、その運用を適切に行うことによりまして、その振興を図っていきたいというふうに考えております。
○渡邉(文)政府委員 沖縄におきます含みつ糖は、先生御案内のように、分みつ糖工場をつくりまして分みつ糖化するほどの面積のないところで、他にキビ以外につくる作物のないところに限定されて、現在行われておるわけでございます。
第六、分みつ糖と含みつ糖に対する助成措置の継続確保。この問題についてどのように考えておられるか。 第七点、砂糖の恒久的需給調整機能の確立について。 第八点、総合甘味対策の確立について。 こういったいま柱を申し上げましたが、一を申し上げれば十を理解なさる賢明な皆さんでありますので、時間の節約上、以上八つの柱を申し上げまして、ひとつそれぞれのお立場からお答え願って、私の質問を終わります。
そこで、冒頭申し上げました衆議院の昨日の沖縄・北方問題特別委員会の理事会申し合わせの中にもありますが、この中で分みつ糖の問題ございます。いわゆる黒砂糖問題、これは甘味の中にきちっとやっぱり整理しなきゃなりませんね。
一番目は、分みつ糖と含みつ糖につきましての現在の助成措置を継続するようにというお話でございますが、分みつ糖につきましては当然のことでございますが、現行の法制度に基づきます助成措置といいますか、保護措置は当然のことながらこれは継続する所存でございます。
○森実政府委員 含みつ糖を分みつ糖同様、糖価安定事業団の売買対象にすることにつきましては、やはり含みつ糖自体が品質がまちまちであること、それから固有用途が多いという実態から見て、そういう制度に仕組むことは困難だろうと私ども思っております。 そこで、現在の価格差補給のための助成措置をどうするかということにつきましては、当面これを継続することになっております。
沖繩の含みつ糖を分みつ糖と同様に国の買い上げ対象にすること、その実現まで現行の価格差補給金制度を継続すること、これは現在の含みつ糖をつくっている農家の心からの願いなんです。局長御存じでしょう、含みつ糖の関係。含みつ糖を分みつ糖と同様に国の買い上げ対象にすること、その実現まで現行の価格差補給金制度を継続すること。これは沖繩の場合、離島では分みつ化しようにも、し得ないところがあります。
それを考えましたのは、沖繩の分みつ糖や含みつ糖についてはそれぞれ奨励費がございまして、農家に対しては再生産のための奨励、それから工場に対しましては、工場が赤字を持ちましたときには、そういう赤字の分析を十分いたしまして、それで赤字がそんなにいつまでも続くことのないような助成措置、こんなようなことを実は講じているのでございますから、大体それも十二億から二十億、その内外でございますよ。
いまはどちらかというと不安定な形での助成の形になっておりますが、同時に、早急に分みつ糖並みの長期安定の保護措置をしてもらいたいという、このことに対する政府の見解をお聞きしたいと思います。
前々から先生からも御指摘もございまして、ことしから伊是名で分みつ糖工場化を進めることにいたしまして、分みつ工場が近く建設されることになっております。こういった措置を講ずることが基本だろうと思っております。さらに、含みつ糖につきましては、生産の合理化、品質の改善、用途の開拓等には今後とも努力をしていきたいと思っております。
また、価格対策につきましては、これも御案内のように、現在価格安定制度のもとに糖価安定事業団による買い入れ、売り渡しを通じて、分みつ糖については価格支持を行っているわけでございますが、この基本は今後とも堅持すべきものと思っております。
そのほかにも若干あるかもしれませんが、どうしても含みつ糖しか、黒糖しかつくれないという僻地、離島のことにつきましては、これからも出てくる問題ですので、そこいらは十分御配慮いただきたいと思いますし、われわれとしてはこの含みつ糖の問題につきましてもできるだけ分みつ糖並みの保護策を講じていただきたい、法制度による制度的な保障措置といいますか保護措置というものを講じていただきたいということを改めて要請しておきたいと
しかも離島において分みつ糖が工場が成り立たない地域において、しかもキビをつくらにゃ生活ができないというような重要な基幹作物であります。それがつくっても売れないということで、昨年粉状糖にして、輸入粉状糖であると十六円だが、三円にしてやるからというようなことで実現したわけです。実は税制調査会の党としての方針はゼロであった。これは私が折衝をしたのですから。いまの大蔵大臣が一番よく知っております。
○喜屋武眞榮君 基本的には、分みつ、含みつ含めて国産糖としてのいわゆる国民の甘味資源の補給地としての沖縄、このような見解に立って分みつ糖並みの適用がどうしても無理であるのかどうか。そうであるとするなら、沖縄だけとおっしゃられますけれども、いまの三分の二、三分の一のこのしわ寄せを全額国で補償すると、こういうことはこれは不可能ではないと思いますが、それはいかがですか。
さらに、先ほど来地場産業との関係におきまして問題が提起されてございますが、サトウキビは当然加工原料でございまして、これによります製糖業、分みつ糖製造あるいは含みつ糖製造等が県内において広く行われておるというところでございます。 私どもといたしましては、やはり将来とも沖繩の農業における基幹的な作物であるという位置づけは変わらないものと、こういう見通しを持っております。