1985-11-20 第103回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
○小林(悦)政府委員 伊良部-宮古間、小浜-西表間の架橋の問題でございますが、確かに先生おっしゃいますように、伊良部島は下地島の遊休地を含め発展の可能性のある地域でございますし、また小浜島につきましても現在の含みつ糖地域が分みつ化できる、こういうような島の発展につながる架橋であるとは存じます。
○小林(悦)政府委員 伊良部-宮古間、小浜-西表間の架橋の問題でございますが、確かに先生おっしゃいますように、伊良部島は下地島の遊休地を含め発展の可能性のある地域でございますし、また小浜島につきましても現在の含みつ糖地域が分みつ化できる、こういうような島の発展につながる架橋であるとは存じます。
○藤原房雄君 最後になりますが、これは地元から今日までもずっと要望のあったことだと思うんでありますけれども、含みつ糖生産振興について、含みつ糖につきまして分みつ化の困難な離島地域でやっぱり含みつ糖を生産するわけでありますけれども、非常に海外相場の変動等で大きな影響を受けやすい現状にあり、そういうことで砂糖の価格安定等に関する法律の支持価格対象外になっていて、そして臨時の財政措置、こういうことが図られておるわけでありますけれども
それは御指摘のとおりでございますが、私どもといたしましては、やはり沖縄県の離島での製糖事業の実態から見ますと、なかなかここで分みつ化は難しいだろうと考えておりますので、こういうところでやりますときに、やはり離島経済の安定あるいはサトウキビ生産の安定ということを図るために、今お話しのように助成金といったものを出しておるわけですが、これにつきましては、やっぱり沖縄の離島の環境条件の厳しさといいますか難しさ
私の希望としては、これは何としても二次振計後期でこの問題を取り上げていただきたい、こういうふうに思うわけでございますが、その中でも伊良部架橋と小浜架橋、これは伊良部の訓練飛行場の活用の面あるいは残地を今後生かしていくという点、それと同時に小浜の場合は、先ほどもお話がありましたが、分みつ化計画を進めていく点から、西表と小浜を結べば必ずこれは分みつ糖地域にできるわけでございますので、そういった点について
○政府委員(森実孝郎君) 含みつ糖の問題につきましては、何といっても今日の需給実勢から分みつ化の促進が一つの課題と思っておりまして、本年から強い御要望もございまして、伊是名の新設工場に着手したわけでございます。また同時に、こういう用途の拡大には努めてまいりたいと思っております。
その時点にどうするかについてはまだ私ども白紙でございますが、やはり一方において、たとえば伊是名の分みつ工場のように分みつ化を促進しながらも、他方においてはやはり含みつ糖を生産せざるを得ない地域があるという実態は、私ども篤と承知しておりますので、そういった実態を尊重いたしまして、期限が切れた後の保護措置についてもできるだけ前向きに取り組んでまいりたいと思っております。
含みつ糖の問題につきましては、私ども、基本的には需給が過剰状態にあるという認識を持っておりまして、やはり伊是名の工場の設置に助成する等、分みつ化の促進を講じておりますが、それだけでカバーできないこともまた先生御指摘のとおりでございます。
これは沖繩の場合、離島では分みつ化しようにも、し得ないところがあります。だから、そういったところはやはり制度化して、価格差の補給をやってほしい。これは別にむずかしい問題じゃないと思うのです。いま離島でも分みつ化できるところは分みつ化する。
その意味で、実は分みつ化の工場設置について政府も本年度の予算から助成をしている経過があることは御案内のとおりでございます。しかし、残されました含みつ糖につきましては、私ども従来どおりの助成措置を継続すべきものと観念しております。そういう方向で調整に当たりたいと思っております。
その意味では、含みつの分みつ化ということが基本だろうと思っております。前々から先生からも御指摘もございまして、ことしから伊是名で分みつ糖工場化を進めることにいたしまして、分みつ工場が近く建設されることになっております。こういった措置を講ずることが基本だろうと思っております。さらに、含みつ糖につきましては、生産の合理化、品質の改善、用途の開拓等には今後とも努力をしていきたいと思っております。
〔委員長退席、山崎(平)委員長代理着席〕 このバガスの飼料化につきましては私ここに見本を持っておるのでございますが、これはいま経済連でやっておりますバガスを糖みつ化した飼料でございます。こちらは発酵化した飼料でございます。このいずれがいいかということはいま研究中であるということも聞いておりますが、このバガスの飼料化に対してどういうような取り組み方を考えていらっしゃるか。
分みつ糖の保護につきましては、買い入れの対象になっておりまして手厚く保護されているのでございますが、含みつにつきましては、特に沖繩の離島について、長官御存じのとおり、どうしても分みつ化できない地域がございまして、これは原料生産の面からいたしましてもできません。
ところが沖繩の離島は、原料の関係からいたしまして、これを分みつ化しようとしても、これはできません。どうしても含みつ糖をつくらなければならない地域がたくさんあるわけでございます。
したがって、相場がいいときには含みつをつくる、悪いときには分みつ原料として出すということではなくて、長官も御承知のとおり、沖繩の含みつ地域は原料の生産の関係からいたしまして、どうしても分みつ化できない地域であります。もちろん長官は沖繩の津々浦々を回られて、その実情をつぶさに調査して知っておられると思うのであります。
これも確かに、どうも分みつ化できない地帯が島嶼部についてはあるわけです。われわれも十分承知いたしております。そこで、これらの分みつ糖化を促進するという方向は今後とも続けていきたいと思いますが、残る地帯におきまする黒糖につきましては、これはできるだけそれらの地帯におきまする黒糖の固有用途を確保していきたい。これと競合するのは、実は沖繩の黒糖になる。
○中島説明員 非常な山間僻地等で、あるはい離島等におきまして、いかなる手段をもちましても分みつ化できないようなものといたしましては、千四百トンくらいではなかろうかというぐあいに考えております。
これがどうしても黒糖を製造しなければならぬという地域は、あるいは千数百トンかもしれませんが、それなのに、その十倍にも当たる黒糖が現に分みつ化促進運動の中において行なわれておるということは、一つには、さっき申しました、大型工場が高い利子と償還期限の短いことに苦しんでおるということで、それがやはり農家にしわ寄せされて、サトウキビの値段にしわ寄せされておるものだから、農家といたしましては、自分で黒糖を製造
そういうことがあれば非常にけっこうですが、問題は、だんだん黒糖が分みつ化されていって、国の方針に従って分みつ化されていくということになれば、黒糖は漸次減ずるのでありますが、政府としては、奄美大島における黒糖は、その際大体幾らぐらいの分量が黒糖として残ると見ておるのでありましょうか。すなわち、奄美大島におきましても、小さな島々がありまして、そこにおいてもサトウキビで生きておる。
ある業者にいわせると「おんみつ化した。」のだそうだ。たとえば教科書のほか、辞書や参考書なども出版している会社では、学校回りの宣伝費が「教科書ではなく辞書や参考書の宣伝員がにきた」といって逃げるし、大会社では、新制度の採択方式を見越して、すでに知事、県会議員など政治力のある黒幕にわたりをつけているといったぐあいだ。しかしいくら宣伝戦がおんみつ化したといっても、なくなったわけではない。
それに内地の砂糖会社も投資して、今だいぶ黒糖業者が集まり、それに内地の砂糖業者が投資して、新式の分みつ糖工場の生産が開始せられているようで、沖縄糖業全体としては当然分みつ化していくことと思います。しかし、その間に、黒糖も、全部消費がなくなったわけではありませんから、ある程度のものは国内で消費されると思います。
ところが、やはり一つの限界というものがあると見えまして、西南諸島におけるサトウキビが全部分みつ化するわけではない。やはり黒糖として残る面が相当あるわけです。私ども、従来黒糖だけを作っておった際は、もう黒糖自体時代おくれのものであって、だんだん市場の消費から見放されておるという状況で、価格が非常に弱っている。
、奄美諸島のサトウキビそのものの性格から参りましても、糖度の関係で、ある時期におきましては、どうしても分みつ糖ができないサトウキビがあるやにも伺っておりまして、そういう一定期間に生産されまするサトウキビにつきましては、やはり黒糖を作った方が、歩どまり等の関係からも有利であろうというふうな専門家の御意見も伺っておりまして、いずれにいたしましても、ただいま御指摘のありましたように、もちろんある程度の分みつ化