2011-12-02 第179回国会 衆議院 外務委員会 第4号
また、下流域にはヨルダン渓谷という穀倉地帯、農業の中心がある。もしここで何かあったら、これはもうヨルダンが壊滅するような事態になりかねないわけですよ。 大臣は、これは向こうから協力してくれと言われるから協力するんだと言われるけれども、こんなところに建てていいんですかという話なんですね、こんな人口密集地に。
また、下流域にはヨルダン渓谷という穀倉地帯、農業の中心がある。もしここで何かあったら、これはもうヨルダンが壊滅するような事態になりかねないわけですよ。 大臣は、これは向こうから協力してくれと言われるから協力するんだと言われるけれども、こんなところに建てていいんですかという話なんですね、こんな人口密集地に。
すなわち、どちらの結論に至るにせよ、地元住民の合意、また下流域の自治体との合意につきまして、民主主義的手続にのっとっているかという視点でございます。 こういう三つの視点から検証を加えていきたいと思うんです。
どちらの結論をとるにせよ、地元住民の皆様の合意、また下流域の自治体との合意について、民主主義的手続にのっとっているかどうかということが大事である。 以上のような三つの視点で物を考えておるわけでございます。
そしてまた、下流域の方ほど平野部が開けていまして、都市化が進んでたくさんの人が住んでおられる。そんなこともありまして、えてして上流より下流の方から治水は進められてきた、なかなか上流までたどり着かない、そういった経緯があったわけであります。 ところが、上流にはやはりたくさん人が住んでいるし、そこには生活があり、文化があり、産業があるんですね。
ただ、人口が流出していく地域というのは自然環境という面からすれば非常に豊かな地域でもありますし、また、下流域に面している人口が集積しやすい平地部においては、上流地域のそういう農村地域の自然環境なりそういった国土保全的な観点からしっかりとやはりその地域を守ってもらわないとまたいろんな面で住みづらい点が出てくるわけでございますので、そういう観点からも政策をある程度しっかりとめり張りを付けたものが必要でないかなというふうに
一つの方法であるとともに、また下流域で海からの例えば海産物汚染というのをはたまたどうやって避けるかという、そういう意味で、基本的にはやはり私は総合的に考えるべきというふうに考えております。
では、そういうところをほっておいていいかということになると、それがまた、下流域にはそれぞれの地方都市がありますから、上流域の国土管理がおろそかになると非常に災害を起こしやすくなる可能性というのが十分あるわけでございます。