2006-03-16 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○中川国務大臣 今の仲野委員のお話を伺っていると、間違っていたら訂正いたしますけれども、親方日の丸という言葉を思い出してしまいましたが、やはり試験研究者というのは、それだけの野心的な意欲があって、さっきから申し上げているように、厚岸の水産試験場でやれることは世界一だ、あるいはまた、標津でしたか、さけ・ますふ化場は東洋一だ、そういう施設で誇りを持ってやっている皆さんが、さらにこの世界一の中で、民間との
○中川国務大臣 今の仲野委員のお話を伺っていると、間違っていたら訂正いたしますけれども、親方日の丸という言葉を思い出してしまいましたが、やはり試験研究者というのは、それだけの野心的な意欲があって、さっきから申し上げているように、厚岸の水産試験場でやれることは世界一だ、あるいはまた、標津でしたか、さけ・ますふ化場は東洋一だ、そういう施設で誇りを持ってやっている皆さんが、さらにこの世界一の中で、民間との
また、我が国河川を母川とするさけ・ます資源の計画的造成を図るため、国営さけ・ますふ化場の放流事業、施設整備を推進いたしましたほか、民営増殖施設、さけ・ます通路等の整備事業及び本州における放流事業に助成いたしますとともに、さけ・ます資源の質的向上を図るための調査等を実施いたしました。
また、我が国河川を母川とするさけ・ます資源の計画的な造成を図るため、国営さけ・ますふ化場の放流事業、施設整備を推進いたしましたほか、民営増殖施設、さけ・ます通路等の整備事業及び本州における放流事業に助成いたしますとともに、さけ・ます資源の質的向上を図るための調査等を実施いたしました。
派遣先は、水産庁北海道さけ・ますふ化場千歳支場、株式会社日本製鋼所室蘭製作所、北海道電力株式会社泊発電所、北海道大学低温科学研究所、サッポロビール株式会社札幌工場及び同社のビール博物館、北海道東海大学及び恵庭リサーチ・ビジネスパーク株式会社であります。 以下、調査の概要を御報告申し上げます。
また、我が国河川を母川とするさけ・ます資源の計画的な造成を図るため、国営さけ・ますふ化場の放流事業、施設整備をいたしましたほか、民営増殖施設、さけ・ます通路等の整備事業及び本州における放流事業に助成いたしますとともに、さけ・ます資源の質的向上を図るための事業等を実施いたしました。
こういう環境の中で、国の北海道さけ・ますふ化場のふ化放流事業は基幹河川を重点に実施する、それから、国の機関はできるだけ調査研究なり技術開発を推進する、それと同時に民間の技術指導機関に脱皮していくというようなことで、ふ化場をそういう方向に従って強化する。
そういう状況の中で何とか生き延びる道を考えていかなければならないだろうと思うのでありますが、今も交渉の中でもございますように、日ソ間で民間ベースで進められておりますソ連でのふ化場の建設事業、これに対して協力を進めるということが、これまた日ソ間における漁業交渉の中での大事な問題でもあろうかと思います。ふ化場
○藤原(房)委員 これは非常に大事なことであります。ふ化場の建設、技術協力、二国間では実に大事なことでありますが、その後に来るものが何か、援助だけのことであって、何もこちらの方で得るものがない、全部失うものばかりだ、こんなことでは何のための交渉であったのかということになるだろうと思うのであります。
○藤田委員 ふ化放流に工夫を加えて質を改善したり体型を整えたりあるいは漁獲の時期を工夫をしてできるだけ値がつくように持っていくというやり方は大いにやらなければいけないことだし、百年にわたるふ化放流の歴史を振り返ってみましても、北海道さけ・ますふ化場の設立以来、国は三十四年から六十一年までの間に二百七十二億四千八百万円の予算をかけ、北海道は三十三年から六十一年の間に六十四億六千七百万円、総投資額三百三十七億一千五百万円
第二日は、午前中、水産庁さけ・ますふ化場千歳支場を視察いたしました。 ふ化事業は、その中心を占めるサケの場合、九月から十二月にかけて産卵のため遡上する親サケを捕獲し、採卵、受精させて仔魚をふ化させ、これを体長四、五センチ、約一グラムの稚魚に育て、 三月から五月にかけて各地の河川に放流するものであります。これが三ないし五年後に約四キログラムに成長し、生まれた川に帰ってまいります。
それから、サケ・マスの研究体制の問題でございますが、水産庁所属の各水研あるいはさけ・ますふ化場を通じましてサケ・マス研究者全部で三十五名ほどおりまして、資源関係の調査研究については、遠洋水産研究所の北洋資源部を中心にしてサケ・マス類の生態の把握あるいは資源状態の評価等を行っているところでございますが、近年、こういう厳しい国際環境の中で資源研究の重要性が高まっておりますので、これからも若手の研究者の補充
○説明員(小川洋二君) 北海道のサケ・マス増殖事業の推進に当たりましては 〔理事伊江朝雄君退席、委員長着席〕 まず基幹となりますふ化場の建設が不可欠なわけでございますが、このふ化場の建設に当たりましては、やはり養魚ということでございますので水の確保ができるかどうかというのが一番問題になる点でございまして、これまではふ化場の建設に当たりまして十分な水資源が確保できるかどうかということを重点とした
そのもとであります極東のソ連の沿岸におきますふ化場なり、そういうもののいろいろサケ・マスの再生産に投下されている金、それの日本がとっている分に応じた協力をするという形で整理をしたわけでございます。したがいまして去年の何%というやり方につきましては今回はとっておりません。算出の基礎が違うから倍になったということではないんですが、考え方といたしましてはそういう考え方をとっておるわけでございます。
○説明員(矢崎市朗君) 北海道におきますサケ・マスのふ化放流事業につきましては、従来から水産庁の組織であります北海道さけ・ますふ化場が第一次的に当たっておりまして、豊平川におきましてもその遡上を図っていく、よみがえらせていくということになりますと、もちろんそのためのふ化放流、当分はふ化放流用の卵を他の河川から、あるいは他のふ化場から移殖し、さらにいろいろとここに技術も集めてその推進を図っていくということになりますので
明治九年にやったという歴史がございますが、組織的には明治二十一年からやっておりまして、昭和二十七年の水産資源保護法施行に伴い、北海道さけ・ますふ化場、すなわち千歳にございますが、昨年われわれも視察をしてまいりました。このふ化場は、昭和二十七年、水産資源保護法施行とともに水産庁の所管になったやにわれわれは記憶しております。現在、本場のほかに六支場、三十七事業場があるわけでございます。
そこで、北海道と本州につきますふ化場の助成の仕方につきましては基本的に異なっておりまして、北海道は国営、本州については民営ということで、国が助成をするということでやっておりますが、日本海側で回帰率が低いという事情につきましてはいろいろな問題あろうと思いますが、地域によって実情が異なるにいたしましても、概して増殖の主体ととる人との、事業の成果を享受する人とが異なっているとか、また増殖をする主体が零細な
第二日目の四月二十四日は、札幌市内において、北海道知事及び北海道漁業関係者の代表から、北海道漁業の現状等の説明及び陳情等を聴取した後、千歳市の水産庁北海道さけ・ますふ化場等を視察し、帰途についたのであります。 次に、調査の概要について申し上げます。
そして、先ほども水産庁の方で言っておりましたけれども、いま国、道のさけ・ますふ化場、それから北海道大学の水産学部、それから千歳市が協力して、その原因究明に当たっているけれども、目下、病理学的な意味での原因がつかみ切れないという状況ですね。 それから他方、北海道の内水面漁場管理委員会が、四月三十日、支笏湖のヒメマス釣りを六月一日から八月三十一日まで禁漁にした。
ただ、この中で、ヒメマスの疾病の原因究明の問題があるわけですが、これは現在は水産庁の北海道さけ・ますふ化場及び北海道立水産孵化場で鋭意、調査、究明が行われている。しかし、原因の解明とその対策の確立が必要であるわけですが、まだわからない。
先生がおっしゃいますように、さけ・ますふ化場のふ化作業の特殊勤務手当につきましては、四十一年以来要求がございます。われわれのほうで検討いたしておるわけでございますけれども、御承知のように、特殊勤務手当と申しますのは、著しく危険、不快、不健康という、そういう作業について手当をつけておるわけでございます。
ふ化放流事業の実施につきましては、北海道さけ・ますふ化場の予算、施設等の現状から見まして、最大の増殖効果をあげるべく、サケ・マス増殖上、全道的ないし海区的に重要な河川といたしまして、オホーツク海区十七、根室海区二十、襟裳以東海区八、襟裳以西海区十九、日本海区九、合計七十三水域を選定いたしまして、現在事業を実施しているわけでございます。
七億足らずの予算の中で半分が人件費でありますから、施設の整備の関係も——道内のさけ・ますふ化場へ行ってみますと、私は二月の冬のさなかにちょっと行ってきたのですけれども、これはもうたいへんなところもあるわけです。いま一応屋根がついて、その屋根のもとで仕事をするところもありますけれども、そうじゃなくて、雪かきをしながら、冷たい水の中に手を入れて仕事をするというように非常に苦労されているわけですね。
そこで水産庁といたしましてはヒメマスの卵をほかの地域から積極的に導入いたしまして、たとえば昭和四十三年におきましては日光の淡水研の支所のほうから五十万粒ほど持ってまいりましたし、四十四年には同じく北海道さけ、ますふ化場から十万粒ほど持ってまいりまして、それを十和田湖に放流するというようなことをやっております。
そこで私どもといたしましてはヒメマス卵を昭和四十三年に五十万粒、これは私どもの淡水区水産研究所の日光支所から供給いたしたのでございますが、さらに昭和四十四年には北海道のさけ、ますふ化場から十万粒を供給あっせんいたしたのでございますが、さらにふ化放流の安定化をはかるためにヒメマス親魚養成に関する試験研究について秋田県に対しまして四十五年以降継続をいたして助成をいたしておるのでございます。
こうした環境では将来効果的な養殖が望めないということで、現在では、北海道のさけ、ますふ化場が、昨年からふ化放流の重点を後志管内の余市川にすでに移しております。そうして石狩川本流への放流を従来の五分の一に縮小しておる現状でありまして、石狩川も昔あったサケがのぼってくるということもすでに昔物語、いわゆる死の川になりつつあるわけなんです。