1969-06-25 第61回国会 衆議院 外務委員会 第27号
今日、戦後二十数年間、ここまで日本が発展してきたのだから、日本の国が五億や十億ぐらいの予算を計上して、船を一隻 二隻チャーターして、そして遺族を乗せてサイパン、ぺリリュー、テニアン、ニューギニアに送って、遺骨を収集してくるくらいの気持ちがないのかどうか。外務大臣にお聞き申し上げたい。
今日、戦後二十数年間、ここまで日本が発展してきたのだから、日本の国が五億や十億ぐらいの予算を計上して、船を一隻 二隻チャーターして、そして遺族を乗せてサイパン、ぺリリュー、テニアン、ニューギニアに送って、遺骨を収集してくるくらいの気持ちがないのかどうか。外務大臣にお聞き申し上げたい。
そうしてグアム、ぺリリュー、サイパンその他のところで三百二十柱、これを持ち帰っていただいたわけであります。まことにおかしな話でありますが、グアム島からトランク一ぱい詰めた骨を持って帰るときには、これはグアムのチャモロ族でありますけれども、税関吏が、りっぱなものを収骨なさいましたね、りっぱなおみやげですね、と激励をしてくれたのであります。
それはぺリリュー島とニューカレドニアの島であったわけですが、四十二年度におきましては最も戦没者の多うございますフィリピン、それからマリアナ諸島を中心にいたしまして、当初から計画を立てまして、収集に当たりたい、こういうふうに考えておるわけでございます。