1975-06-24 第75回国会 参議院 地方行政委員会 第15号
○和田静夫君 これはしかし、あなたは中央競馬会だから呼び方は勝手だと言われればそれまでだけれども、調教師会との間におけるところの団体交渉を通じて、べつ視感を与えるような呼称はやめましょう、 〔委員長退席、理事安田隆明君着席〕 これからの呼称としては、厩舎に勤めるところの人という形での厩務員という呼び方に統一をされたのじゃないんですか。
○和田静夫君 これはしかし、あなたは中央競馬会だから呼び方は勝手だと言われればそれまでだけれども、調教師会との間におけるところの団体交渉を通じて、べつ視感を与えるような呼称はやめましょう、 〔委員長退席、理事安田隆明君着席〕 これからの呼称としては、厩舎に勤めるところの人という形での厩務員という呼び方に統一をされたのじゃないんですか。
私も教師の経験がありますが、役人は同じ年齢でも、大学なりなんなり学歴が違うということがもとかどうか、教師に対するべつ視感というものを昔も非常に持っておりましたね。べつ視感をもってわれわれは遇されましたよね。その反感というものは私だけでなくて、いずれも現場の教師は大なり小なり持っておると思う。
第一に、ごみ、屎尿処理などの現業労働者に対する差別感、べつ視感を持っておる。しかも、それを全国の教育長、教育委員長の前で公然と言ってのけたという事実であります。このことは、一国の文部大臣としてのみならず、一国民としても断じて許すことはできません。憲法十四条は、言うまでもなく、すべて国民は法のもとに平等であることを規定をいたしております。
(拍手) 第一に、ごみ、屎尿処理などの現業労働者と先生は違うという発言は、その心の底に、国民生活に欠くことのできないとうとい清掃業務に携わる人々に対する差別感、べつ視感が充満していることを物語るものであります。
それで、あとは警察のほうにお聞きしますが、当委員会でも、国士舘大学の学生の、民族的なべつ視感に基づく朝鮮高校生との暴力関係というものは云々されたんですが、これが実は共産党の川崎地区委員会を襲撃している。こういう事実を警察で御承知ですか。
したがって、従来に比べまして休憩室も広くいたしますと同時に、かつて外勤だまりというような呼称で呼ばれましたようなそういうべつ視感というものを完全に払拭するようにいまでは配慮しておるつもりでございます。具体的にいろいろ諸例をあげてもようございますが、一般的に申しましてさような配慮をいたしております。
私はそういうふうないわゆる同化教育、日本人としての教育を受けさせるという、そういう方針で臨んだ場合でも、なおかつ、日本の意図するところとは反対に、かえって朝鮮人に対するべつ視感をあふり、日本人と朝鮮人の対立を深め、皇国臣民化、一体化どころじゃない、むしろお互いに不信感を抱くような情勢がいままでの教育の中では見られたんじゃないか。
相変わらずべつ視感がある。そして、朝鮮の民衆が三十八度線を境にして二つに区分されておるというこの事実に対して、何の同情も配慮も行なわれていない。あなた方は、われわれがこのことを言うと、統一は念願しております。
いたずらに改憲論を流布して改憲ムードをつくり上げることは、憲法に対する国民の不信感と、べつ視感を醸成し、ひいては世相人心の混乱と社会の混乱を導く結果になると思うのであります。人づくりと憲法の関係につき、池田総理の明快なる答弁を最後に希望いたしまして、以上私の質問を終わりたいと存じます。(拍手) 〔国務大臣池田勇人君登壇、拍手〕