1963-03-13 第43回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
だから、名目所得に対する累進税率というものがかけられるばかりに、今度のような物価の騰貴ということになりますと、実質的の家計の負担が、大へん過重になるということがいえるわけでございます。こういう点の累進税率というものについて、今度の答申の中には書いてございませんが、この際税率というものについても、御検討を願わなければならぬじゃないかしらん、日ごろ常々思っているものでございます。
だから、名目所得に対する累進税率というものがかけられるばかりに、今度のような物価の騰貴ということになりますと、実質的の家計の負担が、大へん過重になるということがいえるわけでございます。こういう点の累進税率というものについて、今度の答申の中には書いてございませんが、この際税率というものについても、御検討を願わなければならぬじゃないかしらん、日ごろ常々思っているものでございます。
○政府委員(内藤譽三郎君) お話のように、定時制に通っておる子供たちが大へん過重になっておるという点はもっともでございます。実はその点で、全日制に比べまして修業年限は一年延ばしております。普通ですと三年でございますが、定時制の場合は四年以上にいたしております。ですから、多少この点は就学が楽ではなかろうか。従って、一日の授業時数は全日制に比べますと少ないという状況でございます。